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2010年4月23日 12:11

 農林水産省は23日、宮崎県都農町の農家が飼育していた繁殖牛3頭の口蹄疫への感染を確認したことを明らかにした。確認されたのは同県で感染の疑いがあるとされた最初の3頭で、同県ではこのほか川南町の3軒の農家が飼育する牛で感染の疑いが出ている。

 国内での口蹄疫の感染は、2000年に同県と北海道で確認されて以来となる。

 農水省によると、感染が確認された3頭の血清型は4月に韓国で発生したのと同じO型。ただ同一かどうかは不明としている。

 また農水省は23日、畜産農家への経営維持資金の融資枠を現在の20億円から100億円に拡大するほか、宮崎県内の全畜産農家の牛舎や豚舎に消毒薬を散布するなどの対策を発表した。



最終更新:2010年07月14日 05:15