口蹄疫(こうていえき)の発生拡大を受け、宮崎市フェニックス自然動物園(宮崎市塩路)は17日から休園となった。
園内で飼育するヤギや鹿などへの感染を防止するためで、期間は未定としている。
市などによると、園内ではヤギや鹿、キリン、ラクダなど感染の恐れがある14種類141頭を飼育。県内で感染の疑い例が確認されて以降、同園は入園口に消毒マットを置いたり、動物との触れ合い体験を自粛したりしてきた。
出口智久園長は「口蹄疫が一日も早く終息し、来園者に動物たちをかわいがってもらいたい」と話した。
最終更新:2010年07月16日 03:09