2010.5.17 11:53
九州市長会(会長・釘宮磐大分市長)は17日、宮崎県で牛や豚に口蹄(こうてい)疫が拡大している問題で、国に対して畜産関係者の生活維持などを図る緊急措置を求める要望書を提出した。
出荷停止によって収入が途絶える農家への一時金給付など支援策の拡充や、家畜の殺処分時の費用負担、風評被害防止に向けた指導の徹底などを求めている。
釘宮会長は、要望書を原口一博総務相に提出後、記者団に「自治体による支援には限界があり、国に防疫対策などをしっかり措置してほしい」と述べた。
口蹄疫の被害拡大をめぐっては、赤松広隆農林水産相が10日、国による損失の全額補償に前向きな姿勢を示している。
5月 対応 風評被害
最終更新:2010年07月16日 05:02