宮崎日日新聞 激震口蹄疫へ飛ぶ(魚拓)


 政府は21日、口蹄疫の追加対策に農家の経営再開を後押しするための支援金を盛り込んだ。ワクチン接種を受け殺処分される牛や豚の頭数に基づき、定額方式で支払われる。

 再開支援金の支給額は、繁殖のための肉用牛(母牛)は2歳以上が1頭あたり17万9千円、2歳未満が5万9千円。宮崎県が示した事例によると、2歳以上の母牛を25頭、2歳未満を5頭育てている農家の場合、477万円が支給される。

 食肉用の牛は一律5万9千円。160頭を肥育している農家には944万円が支払われる。

 母豚は5万6千円、肥育豚は1万3千円。母豚を180頭、肥育豚を1700頭を抱える農家には3218万円が支給される。

 酪農用の牛は2歳以上が19万3千円、2歳未満が3万2千円。2歳以上を35頭、2歳未満を10頭飼育している農家には707万5千円が支払われる。


最終更新:2010年07月19日 03:04