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 口蹄疫の感染拡大を受け、宮崎県の東国原英夫知事は18日、非常事態宣言を発表。

 「我々は毎日寝ずに話している。(マスコミは)対応が甘かったとか、防疫措置がどうかとかいうが、一生懸命やっている」と時折涙を浮かべ、いら立ちをあらわにした。

 記者会見で、今後の防疫について方法や時期を重ねて問われた知事は、顔を紅潮させて「帰ります。ケンカを売っているのはそっちだ」と声を荒らげ、席を立つ場面も。再び席に戻り、その後の質問に「封じ込めに失敗したとは思っていない。感染源は多岐にわたり、完璧(かんぺき)なディフェンス(防御)はできない」と強調した。

 非常事態宣言では、畜産関係者に対し不要不急の外出自粛や消毒の徹底を要請。全県民に対しても公共施設での消毒徹底や、不特定多数の人が集まるイベントの自粛などを求めている。

(2010年5月18日21時58分 読売新聞)
5月 防疫関係

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最終更新:2010年07月17日 02:49