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 宮崎県の東国原英夫知事は18日の記者会見で、家畜への口蹄(こうてい)疫の感染拡大を防ぐための「非常事態宣言」について説明するとともに、一定地域内の家畜の全頭殺処分なども視野に今後の対応策を検討する考えを明らかにした。同知事は、全頭殺処分について「まだ決断していない。農家の理解がいる」と述べた。
 非常事態宣言については、法的拘束力はないとした上で、「県民の皆さまに非常事態だと分かってもらいたかった」と説明。政府関係者が、口蹄疫対策に100億~200億円の予備費を活用する考えを示したことについては、「首相の言葉は1000億円。それを信じている」と述べ、費用の拡充に期待感を示した。

(2010/05/18-13:22)
5月 対応 防疫関係

最終更新:2010年07月17日 02:47