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 宮崎県で家畜の口蹄(こうてい)疫感染が拡大している問題で、政府高官は18日、一定区域内での全頭殺処分について「必ずそういうときは来るだろう」と述べ、踏み切らざるを得ないとの見通しを示した。
 これに関し、平野博文官房長官は同日の記者会見で、未感染の家畜の予防的処分について「財産権の概念があるから単純にはいかない」としつつ、「(感染を)撲滅するということで所有者の理解をいただく方法や、ほかにも知恵はある」と述べた。
 その上で、平野長官は「いずれにしても(感染を)県外に出さない、宮崎県の一部のエリアで抑え込むことの方が大事だ」と強調。家畜伝染病予防法改正や特別措置法制定については、「本当に法改正でなければならないとすれば、与野党で理解いただいて早急に対応することもあり得る」と語った。

(2010/05 /18-17:44)
5月 防疫関係

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最終更新:2010年07月17日 02:46