産経新聞社の記事へ飛ぶ (魚拓)


2010.5.18 03:09

 先月20日以降、宮崎県で発生が確認されている口蹄(こうてい)疫への対策として、香川県は18日から、県内で牛や豚を飼育する畜産業者423戸に対して8週間分の消毒剤を支給することを決めた。

 口蹄疫は牛や豚などに感染するウイルス性の病気。致死率は低いが感染力が強く、感染した家畜は口やひづめがただれたり、水ぶくれができるなどする。有効な治療法はないため、感染が発生すると感染した家畜は殺処分される。ヒトへの感染はない。県内や四国での発生事例はない。

 県では先月21~27日に県内で飼育されている牛や豚など約6万頭と宮崎県から今年1月以降に入ってきた種牛208頭を緊急調査したが問題はなかったという。

 県では、18日に関係者を集めた防疫会議を行うほか、四国4県の担当者が徳島県で緊急の会議を行うなどして対応を協議する。
5月 対応 防疫関係

最終更新:2010年07月17日 03:08