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2010.5.18 19:59

 宮崎県での口蹄(こうてい)疫の感染拡大を受け、同県と隣接する鹿児島県は18日、県境付近の道路に地元自治体が設置している畜産関係車両用の消毒ポイント計14カ所について、一般車両にも対象を拡大して消毒を実施することを決めた。一般車両用の消毒マットの準備が整い次第、開始する。

 鹿児島県はこれとは別に、感染疑い例が出た宮崎県えびの市に近い湧水町など7カ所に消毒ポイントを設置しており、一般車両の消毒をすでに始めている。

 一方、福岡県の麻生渡知事は同日、県内で牛や豚などを生産している畜産農家642戸を対象に、家畜伝染病予防法に基づき、畜舎の周辺に塩素系消毒薬などを散布するよう命じた。

 県畜産課によると、県内で肥育されている牛と豚は計約12万6千頭で、県が21日以降、業者を通じて消毒薬を農家に無償配布する。
5月 対応 防疫関係

最終更新:2010年07月17日 03:12