2010.5.18 20:52
宮崎県で口蹄(こうてい)疫の感染が拡大している問題で、九州各県議会議長会(会長・高嶺善伸沖縄県議会議長)は18日、宮崎県庁に設置された政府の現地対策本部に、防疫対策の徹底や畜産経営の安定に向けた対策のため、十分で柔軟な予算額の確保などを求める要望書を提出した。
福岡を除く7県の県議会議長が同日、宮崎県庁を訪れ、山田正彦農林水産副大臣に手渡した。
要望書ではほかに、ウイルス侵入経路の徹底的な解明や、各県単独での事業の経費に十分な財政措置を講じることなども求めた。
山田副大臣は「ここで封じ込めないと皆さんの県に波及しかねない」と述べ、獣医師や処分時の補助員の補充について、各県の協力を要請した。
5月 対応
最終更新:2010年07月17日 03:14