宮崎日日新聞 激震口蹄疫へ飛ぶ(魚拓)


 自民、公明、みんなの党、たちあがれ日本の野党4党は28日、口蹄(こうてい)疫対策に関する初動対応が遅れた責任を問うため、赤松広隆農相の不信任決議案を衆院に提出した。

 決議案は、赤松氏が感染発覚後にもかかわらず海外出張していた大型連休中に、殺処分対象の牛、豚が一挙に拡大したと指摘。「危機意識の欠如、無神経な対応に国民が怒りと失望を感じている」とした。

 一方、郵政民営化見直しの詳細を定める郵政改革法案が28日午前、衆院総務委員会で実質審議入りした。今国会成立を期す与党はこの日夕、質疑を打ち切って採決し、31日の衆院本会議で可決、参院に送付する構え。重要法案の実質審議を1日で終える異例の国会運営に対し、野党は反発を強めている。

(2010年5月29日付)


タグ:

5月
最終更新:2010年07月19日 05:16