宮崎日日新聞 激震口蹄疫へ飛ぶ (魚拓)


山田正彦農相は29日の会見で、本県の口蹄疫問題に関し、発生地域に大量の家畜のふん尿や敷きわらが残されていることなどから「まだ1、2件出そうな気がしている」と予断を許さない状況が続いているとの認識を示し、防疫徹底の継続を求めた。

 山田農相は「ワクチン接種家畜の処分が今月中に終わったとしても、ふん尿、敷きわらに大量のウイルスがいると考えられ、いつ飛び火するか分からない」と懸念。「まだ1、2件出そうな気がしている。かつての(感染拡大の)勢いがないと思われているが、こういう時こそ油断せず最後まで防疫、消毒作業をやっていただかなければならない」と求めた。

 不安要素を問われ、「現地調査チームの報告では人、車両などによる感染がかなり濃いと思われ、まだまだ油断できない」と、人や車両を介しての感染拡大の可能性にも言及した。

(2010年6月30日付)


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防疫関係 6月
最終更新:2010年07月18日 03:47