宮崎日日新聞 激震口蹄疫の記事へ飛ぶ (魚拓)


 口蹄疫問題で県は30日、都城市高崎町の発生農場周辺で行った目視による臨床検査で、異常がなかったと発表した。抗体検査でも陰性が確認されているため、7月2日午前0時に家畜の移動・搬出制限区域が解除される見通し。

 臨床検査は6月26〜30日、発生農場を中心に3〜10キロ圏に入る都城、宮崎、小林市、高原町の1254農場で実施。対象になった牛4万2221頭、豚16万6592頭、イノシシ、ヤギ、シカなど147頭に異常はなかった。抗体検査は同22、23日、発生農場から3キロ圏内を中心とする96農場で実施し、同29日までに陰性が確認されている。

 移動制限区域は都城、宮崎、小林市、高原町にまたがり、搬出制限区域は国富、綾、三股町、鹿児島県曽於市に及ぶ。

(2010年7月1日付)


タグ:

復興 7月
最終更新:2010年07月18日 04:09