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2010.5.19 19:18

 口蹄疫問題を受け、鹿児島県の伊藤祐一郎知事は19日「(鹿児島県の)種牛をできるだけ発生地域から遠ざけた方がいい。種牛を分散させる方向で作業を進めており、離島への移動もあり得る」と記者団に明らかにした。

 鹿児島県が所有する種牛は24頭。宮崎との県境に位置する曽於市の肉用牛改良研究所で一括管理している。県によると、半数程度を別の場所に分散させる方針という。

 伊藤知事は「町営の牧場がある口永良部島(同県屋久島町)など、受け入れ態勢が整っている場所への分散を検討している」と述べた。

 宮崎県では高鍋町の施設1カ所で飼育されていた種牛49頭が処分を余儀なくされた。
5月 対応 防疫関係

最終更新:2010年07月18日 04:42