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 宮崎県警は28日、口蹄疫(こうていえき)の被害地の同県都農町で、「町役場からの委託で義援金を集めている」とうそを言って、農家から金をだまし取ろうとした詐欺未遂事件が発生した、と発表した。同町は「役場関係者が義援金を集めに各戸を訪ねることはない」と注意を呼びかけている。

 発表によると、28日午前10時半ごろ、同町川北の農業の男性(43)宅に、役場職員が使うような名札を首からかけた男2人が訪問し、「口蹄疫の義援金を集めている。役場の委託でこの地区を回っている」と金を出すよう持ちかけた。男性宅にいた男性の友人が不審に思い、役場に電話で確認している間に、男2人は立ち去ったという。2人はいずれも30歳くらいで、ベージュの作業服を着ていた。

2010年5月28日21時15分


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二次被害 5月
最終更新:2010年07月19日 05:11