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口蹄疫:衣服のウイルス除去 日向市に消毒ブース2台寄贈--大森淡水 /宮崎
 宮崎市の養鰻会社大森淡水(大森伸昭社長)は15日、口蹄疫の消毒対策に役立ててもらおうと、日向市に二酸化塩素ガス空気消毒ブース「クリーンブースA500CB」2台を寄贈した。
 大森淡水が、鳥インフルエンザ対策に発注したものを口蹄疫にも応用できるよう福岡市のメーカーに特注した。畜舎などに出入りする際、衣服などに付着したウイルスを、ブース内に取り付けた消臭除菌装置で取り除くことができる。ブースは高さ1・9メートル、幅1・2メートル、奥行き1・5メートル。
 開発した福岡市のメーカーの第一制電の吉田和昭常務は「有効に使っていただき、口蹄疫の拡大を防いでほしい」と話した。特注ブースは製品化する計画で、80万円台で販売するという。【荒木勲】


最終更新:2010年07月16日 06:15