口蹄疫:宮崎へ支援のタオル 牛舎の清掃や消毒に--今治 /愛媛
宮崎県の口蹄疫対策のために、日本一の生産量を誇る今治市の四国タオル工業組合青年部会が集めたタオルが7日、市内の運送会社から希望のあった同県内5市町村に向けて発送された。同会は「今後も、必要の声があれば、他の自治体にも他の県にも送る」としている。
口蹄疫対策でタオルは、牛舎の清掃や消毒などに大量に必要という。同会が「同じ地場産業にかかわる者として助けなければ」とタオル業者らに声をかけ、先月27日から約1万2000枚を集めた。
この日送ったのは、同県のえびの、小林、西都の3市と、高原町、諸塚村に計約6000枚。発送分を仕分けし、10トントラック1台に乗せて発送した。
宮崎県口蹄疫対策本部は「大変ありがたい申し出。状況に応じて有効に使わせてもらいたい」としている。【津島史人】
最終更新:2010年07月15日 03:21