2010.5.20 12:54
バイエル薬品(大阪市)は20日、宮崎県での口蹄疫感染問題を受け、豚舎や牛舎で散布される消毒薬「アンテックビルコンS」約30トンの緊急空輸を決めたと発表した。20~23日にかけて関西空港に到着、宮崎県を中心に九州へ出荷する。
同社によると、アンテックビルコンSは粉末状の消毒薬で、水やぬるま湯に溶かして畜舎内の床や壁などに散布する。4月の問題発覚後、在庫約35トンがなくなり、同月末から5月中旬にも50トンを空輸したが、感染拡大を受けてさらに空輸を決めた。
5月 対応 防疫関係
最終更新:2010年07月19日 01:42