宮崎県の口蹄疫問題で、農林水産省は2日、感染したかどうかの判定方法を変更したと発表した。
感染が集中している同県川南町周辺の発生地から半径10キロ圏内では、口内の水ぶくれなど口蹄疫だと疑われる典型的な症状があった場合、感染したと判定することにした。この区域ではすでに殺処分を前提としたワクチンを接種しており、早期に判定して殺処分を迅速に進めるのが目的。
これまでは、動物衛生研究所に検体を送って遺伝子検査で判定していた。その他の区域や典型的な症状でない場合は、従来通り遺伝子検査で判定する。
(2010年6月2日22時58分 読売新聞)
最終更新:2010年07月16日 02:40