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2010年5月21日0時56分

 神戸市灘区の市立六甲山牧場は、239頭いる羊の全園放牧を21日から中止し、当面は牧柵(ぼくさく)内で飼育する。人間が牧場内に口蹄疫(こうていえき)のウイルスを持ち込み、羊に感染するのを防ぐための措置という。

 同牧場では通常、羊たちを約24ヘクタールの牧場で放牧し、観光客が直接さわることができる。市農業振興センターによると、口蹄疫は牛以外に羊やヤギなどにも感染するため、21日から牧場内の約0.25ヘクタールの牧柵内に移し、人と接触しないようにする。担当者は「羊の命を守るために必要な措置」と説明している。
5月 対応 防疫関係

最終更新:2010年07月19日 02:29