2010年06月05日更新
宮崎県の口蹄疫問題を受け、鹿島市は、口蹄疫を媒介する恐れのあるイノシシ対策として、市内全4戸の養豚農家の豚舎に、電気柵や金網を設置する。畜舎の雌豚やえさを狙うイノシシの侵入を防ぐのが狙いで、費用230万円は市が全額負担する。
豚畜産農家4戸は180頭を飼育。イノシシは雌豚との交尾を求めて豚舎に侵入することが多く設置を決めた。
また県のイノシシ捕獲強化月間が5月で終了。1頭当たり1万6千円の奨励金が5千円に減額されたため、市は6月から5千円程度(総額約200万円)の奨励金を新たに増額し、4カ月で200頭の駆除を目指す。
イノシシ対策としては、このほか消毒資材や啓発看板の購入の150万円を計上。6月補正予算案に総額580万円を組んだ。
最終更新:2010年07月17日 05:44