宮崎県えびの市の口蹄疫感染終息を受け、熊本県内6カ所の家畜市場は6日までに、4月下旬から中止していた競りを7月1日から順次再開することを決めた。九州で中止していた市場の再開を決めたのは、熊本県が初めて。
県畜産農業協同組合連合会などによると、県内の家畜市場関係者から、生活資金の行き詰まりや家畜の滞留などを訴える声が相次ぎ、再開を決めたという。
当面は出入り口での車両、関係者、家畜の消毒など防疫対策を徹底し、家畜防疫員も立ち会う予定。同連合会は「えびの市の終息で熊本県の清浄性も確認された。消毒態勢を万全に整えて再開したい」としている。
2010.6.6 12:26
最終更新:2010年07月17日 06:07