（2010年5月11日付）
本県で牛や豚に口蹄疫の発生が拡大している問題で、熊本県の蒲島郁夫知事は１０日、２０００年の発生時は本県が半径５０キロの搬出制限をかけたが、今回は２０キロの制限となっていることを挙げ「（制限が）やや緩やかな気がする」と述べ、農林水産省や本県の防疫対策に疑問を呈した。
同日、熊本県が設置した防疫対策本部の会議で述べた。蒲島知事は「今回は車両や人を介した感染が多いと思うが、病原菌の動きは全く予測できない」として、水際で防ぐための徹底した防疫対策を取るよう担当者に求めた。
最終更新：2010年07月15日 02:40
