(2010年5月12日付)
県は11日、えびの市と川南町の4農場で口蹄疫の感染疑いがある牛、豚を確認したと発表した。飼育している計316頭はすべて殺処分される。えびの市での確認は、5日の養豚農場以来3例目。感染・感染疑いは71例となり、殺処分対象の家畜は計7万7168頭(牛5894頭、豚7万1274頭)となった。いずれの市町でも家畜の移動・搬出制限区域の変更はない。
県口蹄疫防疫対策本部(本部長・東国原知事)によると、4農場は養豚1、肉用牛肥育1、肉用牛繁殖1、酪農1農場。飼育頭数はえびのが肉用牛29頭、川南が肉用牛20頭、乳用牛114頭、豚153頭。
いずれの農場でも10日、農場主から連絡を受け、家畜保健衛生所が症状を確認。動物衛生研究所海外病研究施設(東京)に検体を送付し、遺伝子検査で11日に陽性反応が出た。
最終更新:2010年07月15日 02:43