8/26 横浜キャンパス-新宿駅-ムーンライト信州号(車中伯)
部室に昼過ぎに集合。パッキングを終わらせてのんびりしていると、落合監督が見送りに。ドライフルーツと、明日の朝食用にシュウマイと柿の葉寿司を頂く。ラーメン屋で夕飯を食べ、20時半ごろに新宿駅に。出発まで3時間以上あるので、待合室で仮眠などを取りつつ過ごす。23時53分にムーンライト信州83号で出発。183系と旧国の古い車体だけあって揺れる揺れる。おまけに減光もないのでまったく眠れない。結局大月ぐらいまで起きていたのじゃないだろうか。
部室に昼過ぎに集合。パッキングを終わらせてのんびりしていると、落合監督が見送りに。ドライフルーツと、明日の朝食用にシュウマイと柿の葉寿司を頂く。ラーメン屋で夕飯を食べ、20時半ごろに新宿駅に。出発まで3時間以上あるので、待合室で仮眠などを取りつつ過ごす。23時53分にムーンライト信州83号で出発。183系と旧国の古い車体だけあって揺れる揺れる。おまけに減光もないのでまったく眠れない。結局大月ぐらいまで起きていたのじゃないだろうか。
8/27 信濃大町駅-扇沢出合-爺ヶ岳-冷池山荘
5時8分、定刻どおりに信濃大町駅に到着。一番バスまで時間があるので、ロータリーで朝飯でも食べようかと思っていたら、扇沢までバス代と同価格でタクシーが運んでくれるというのでそれに飛び乗る。3~40分ほどで扇沢出合に到着。朝飯を食べ準備運動をし、6時半に行動開始。天気はよくもなく悪くもなく。種池山荘に出た頃には青空も見えたが、すぐにガスが上がってくる。少し腹がもたれてペースが遅くなる。13時過ぎに冷池山荘到着。山荘についても幕営場所はまだ上とのことでさらに10分ほど歩いて到着。ラジオの感度が悪く、翌日の天気がわからない。
5時8分、定刻どおりに信濃大町駅に到着。一番バスまで時間があるので、ロータリーで朝飯でも食べようかと思っていたら、扇沢までバス代と同価格でタクシーが運んでくれるというのでそれに飛び乗る。3~40分ほどで扇沢出合に到着。朝飯を食べ準備運動をし、6時半に行動開始。天気はよくもなく悪くもなく。種池山荘に出た頃には青空も見えたが、すぐにガスが上がってくる。少し腹がもたれてペースが遅くなる。13時過ぎに冷池山荘到着。山荘についても幕営場所はまだ上とのことでさらに10分ほど歩いて到着。ラジオの感度が悪く、翌日の天気がわからない。
8/28 冷池山荘-鹿島槍ヶ岳-五竜岳-唐松頂上山荘
4時過ぎに冷池山荘出発。相変わらずガスが濃いが、雨は降りださなかった。一時間ほどで布引山に。ここから鹿島槍の吊尾根が見えるかと思ったが、やはりガスに隠れて見えず。仕方がないのでそのまま鹿島槍に向かって再び歩き出す。さらに一時間弱で鹿島槍ヶ岳南峰に。北峰へは行かず、そのまま五竜を目指すことに。写真を撮影し、行動食を口の中に掻きこみ、今日の核心部である八峰キレットに向けて出発。視界は少しずつだが良くなってきている。悪くならないうちにこの難所を越えたい。小屋がはるか下に小さく見える。ここからあんな所まで一気に下るというのか。慎重に下降を開始。梯子、鎖と苦手の岩場のくだりに少し時間がかかる。徐々にキレット小屋の屋根が近くなり、安心感が芽生え始める。せまい鞍部に設けられたキレット小屋に到着し、休憩。後も前も、圧倒的威圧感を持った岩壁に囲まれている。よくここまで下りたなと自分をねぎらう一方で、またこんなのを登るのかとも思っていた。小屋の裏から岩峰を回り込むように登り始める。さっきのくだりに比べればまだ楽な登りだ。無事にキレットの登りを終え、息を整える。日本三大キレットの一つを無事に越えた喜びに浸っていると、横から宮守先輩が「いやぁ、大キレットに比べたら大した事なかったわ」。喜び半額、消費税還元大セールといったところだ。五竜までまだ長いがチャキチャキ進もう。口ノ沢のコル、北尾根の頭と快調に通過して行き、分岐に荷物をデポして空荷で五竜頂上を往復。さあ、あとは唐松だ。宿泊予定地は五竜山荘だったが、不帰を疲れのたまっていない朝一にしようということで、今日の行動は唐松頂上山荘までになった。進路を北東に変え白岳へ、そして五竜山荘を通過し一気に下る、大いに下る、いやになるほど下る。どれだけ下るかといえば、森林限界に再突入してこれからの登り返しが想像するだけでいやになるくらいに。まあそうはいっても登らないと寝床につけない。さっさと登ってしまおう。しかし大黒岳の手前あたりから、山口君のペースが一気に下がる。これまでも登りがつらそうだったが、登りに入ると急に足を止めてしまったり、×印が付いているほうに無理やり進もうとしたりとだいぶまいっているようだ。その度に正しいルートを指示し励ましながら歩く。周囲は少しずつ暗くなってきている。ヘッドライトを点灯させ黙々と歩く。先に行っている宮守先輩はとうに小屋についているだろう。テントは自分が持っているから設営も出来ず待たせるのは悪い。とはいっても山口君をここには置いていけないし、これは困った。そう思ったときに不意にコールがかかった。慌ててコールを返すと宮守先輩が空荷で様子を見に来てくれていた。ここまでの状況を報告し、山口君を宮守先輩に任せ先に小屋に向かう。もうほとんどの登りを終了しており、あとは緩やかな道を10分ほど歩いて小屋にはすぐに到着した。テント場の位置がわからないので受付にて聞いた後テント場に向かい設営、10分ほど送れて二人も到着し一安心となった。
4時過ぎに冷池山荘出発。相変わらずガスが濃いが、雨は降りださなかった。一時間ほどで布引山に。ここから鹿島槍の吊尾根が見えるかと思ったが、やはりガスに隠れて見えず。仕方がないのでそのまま鹿島槍に向かって再び歩き出す。さらに一時間弱で鹿島槍ヶ岳南峰に。北峰へは行かず、そのまま五竜を目指すことに。写真を撮影し、行動食を口の中に掻きこみ、今日の核心部である八峰キレットに向けて出発。視界は少しずつだが良くなってきている。悪くならないうちにこの難所を越えたい。小屋がはるか下に小さく見える。ここからあんな所まで一気に下るというのか。慎重に下降を開始。梯子、鎖と苦手の岩場のくだりに少し時間がかかる。徐々にキレット小屋の屋根が近くなり、安心感が芽生え始める。せまい鞍部に設けられたキレット小屋に到着し、休憩。後も前も、圧倒的威圧感を持った岩壁に囲まれている。よくここまで下りたなと自分をねぎらう一方で、またこんなのを登るのかとも思っていた。小屋の裏から岩峰を回り込むように登り始める。さっきのくだりに比べればまだ楽な登りだ。無事にキレットの登りを終え、息を整える。日本三大キレットの一つを無事に越えた喜びに浸っていると、横から宮守先輩が「いやぁ、大キレットに比べたら大した事なかったわ」。喜び半額、消費税還元大セールといったところだ。五竜までまだ長いがチャキチャキ進もう。口ノ沢のコル、北尾根の頭と快調に通過して行き、分岐に荷物をデポして空荷で五竜頂上を往復。さあ、あとは唐松だ。宿泊予定地は五竜山荘だったが、不帰を疲れのたまっていない朝一にしようということで、今日の行動は唐松頂上山荘までになった。進路を北東に変え白岳へ、そして五竜山荘を通過し一気に下る、大いに下る、いやになるほど下る。どれだけ下るかといえば、森林限界に再突入してこれからの登り返しが想像するだけでいやになるくらいに。まあそうはいっても登らないと寝床につけない。さっさと登ってしまおう。しかし大黒岳の手前あたりから、山口君のペースが一気に下がる。これまでも登りがつらそうだったが、登りに入ると急に足を止めてしまったり、×印が付いているほうに無理やり進もうとしたりとだいぶまいっているようだ。その度に正しいルートを指示し励ましながら歩く。周囲は少しずつ暗くなってきている。ヘッドライトを点灯させ黙々と歩く。先に行っている宮守先輩はとうに小屋についているだろう。テントは自分が持っているから設営も出来ず待たせるのは悪い。とはいっても山口君をここには置いていけないし、これは困った。そう思ったときに不意にコールがかかった。慌ててコールを返すと宮守先輩が空荷で様子を見に来てくれていた。ここまでの状況を報告し、山口君を宮守先輩に任せ先に小屋に向かう。もうほとんどの登りを終了しており、あとは緩やかな道を10分ほど歩いて小屋にはすぐに到着した。テント場の位置がわからないので受付にて聞いた後テント場に向かい設営、10分ほど送れて二人も到着し一安心となった。
8/29 唐松頂上山荘-唐松岳-不帰-天狗ノ頭-村営白馬頂上山荘
今日はある程度明るくなり、ガスが取れてから行動ということで、6時半に出発。小屋には中学生ぐらいの子供達が大勢いた。学校登山だろうか。小屋から15分ぐらいで唐松頂上に。山口君は昨日の疲労が抜けてないのかやや遅れ気味。結局今日も3番手について彼のサポートとなった。いよいよここから今回の合宿の核心、不帰に突入だ。今日は出発時からハーネスにデイジーをつけている。ロープを出すほどではないだろうが、ヴィアフェラータで通過すると出発前から取り決めてあった。そうこうしてⅢ峰ピークに到達。その後も7時40分にⅡ峰南峰を無事通過しⅡ峰北峰のピークまで辿り着いた。さあ、いよいよここからだ。最初の緩くも滑りやすいくだりで最初のヴィアフェラータ。岩を巻いてトラヴァースをし、テラスが切れたあたりから再度ヴィアフェラータ。スタンスの狭い部分のトラヴァースに少しおっかなくなる。そして鎖を手がかりに垂直の下りを終え9時に鞍部に降りて一安心。岩陰に身を置いて一本取る。Ⅰ峰を登りきり一気に下ると大きな斜面が待ち構えていた。「これ、天狗の大下りですよね?」「多分な…」「キレットって今の下りっすか?」「多分な…」「あっさり終わりましたね」「そうだな…」「…三大キレット踏破おめでとうございます」「…ありがとう」。今回の合宿の核心であった不帰はあっさり終了。天狗の大下りも、こちら側からだと登りになるが、いいペースであっさり終了してしまった。鑓温泉からの道と合流し、白馬三山に入る。白馬鑓、杓子は巻き道を使用ということも決めてあったので、あとは頂上山荘に向かうのみ。宮守先輩はすたこら行ってしまったので、鑓の頂上へ向かう道を横目にまた山口君と二人で歩く。鑓と杓子の鞍部はもう過ぎたと思ったのだが、なかなか杓子の頂上へ向かう分岐が表れない。徐々に不安が強くなってきたとき、追討ちをかけるように雨が降ってきた。思えば7年前、初めてのアルプス、白馬に登ったときも、杓子のあたりで雨に降られたんじゃなかったっけか。よくよく白馬とは相性が悪い。雨具を着込み先を急ぐと、鞍部に宮守先輩が待っていた。まさかこの鞍部は鑓と杓子の鞍部?この先に聳えるのが杓子なのか?恐る恐る質問してみると、この先はもう白馬だといわれた。最初は半信半疑だったが、右手に見える大雪渓を目にして、ようやく理解できた。白馬への最後ののぼりを登りきり、右手に山荘を見ながら大きく弧を描き進む。そしてテント場への下り道を駆け下り頂上山荘に到着した。
今日はある程度明るくなり、ガスが取れてから行動ということで、6時半に出発。小屋には中学生ぐらいの子供達が大勢いた。学校登山だろうか。小屋から15分ぐらいで唐松頂上に。山口君は昨日の疲労が抜けてないのかやや遅れ気味。結局今日も3番手について彼のサポートとなった。いよいよここから今回の合宿の核心、不帰に突入だ。今日は出発時からハーネスにデイジーをつけている。ロープを出すほどではないだろうが、ヴィアフェラータで通過すると出発前から取り決めてあった。そうこうしてⅢ峰ピークに到達。その後も7時40分にⅡ峰南峰を無事通過しⅡ峰北峰のピークまで辿り着いた。さあ、いよいよここからだ。最初の緩くも滑りやすいくだりで最初のヴィアフェラータ。岩を巻いてトラヴァースをし、テラスが切れたあたりから再度ヴィアフェラータ。スタンスの狭い部分のトラヴァースに少しおっかなくなる。そして鎖を手がかりに垂直の下りを終え9時に鞍部に降りて一安心。岩陰に身を置いて一本取る。Ⅰ峰を登りきり一気に下ると大きな斜面が待ち構えていた。「これ、天狗の大下りですよね?」「多分な…」「キレットって今の下りっすか?」「多分な…」「あっさり終わりましたね」「そうだな…」「…三大キレット踏破おめでとうございます」「…ありがとう」。今回の合宿の核心であった不帰はあっさり終了。天狗の大下りも、こちら側からだと登りになるが、いいペースであっさり終了してしまった。鑓温泉からの道と合流し、白馬三山に入る。白馬鑓、杓子は巻き道を使用ということも決めてあったので、あとは頂上山荘に向かうのみ。宮守先輩はすたこら行ってしまったので、鑓の頂上へ向かう道を横目にまた山口君と二人で歩く。鑓と杓子の鞍部はもう過ぎたと思ったのだが、なかなか杓子の頂上へ向かう分岐が表れない。徐々に不安が強くなってきたとき、追討ちをかけるように雨が降ってきた。思えば7年前、初めてのアルプス、白馬に登ったときも、杓子のあたりで雨に降られたんじゃなかったっけか。よくよく白馬とは相性が悪い。雨具を着込み先を急ぐと、鞍部に宮守先輩が待っていた。まさかこの鞍部は鑓と杓子の鞍部?この先に聳えるのが杓子なのか?恐る恐る質問してみると、この先はもう白馬だといわれた。最初は半信半疑だったが、右手に見える大雪渓を目にして、ようやく理解できた。白馬への最後ののぼりを登りきり、右手に山荘を見ながら大きく弧を描き進む。そしてテント場への下り道を駆け下り頂上山荘に到着した。
8/30 白馬頂上山荘-白馬岳-雪倉岳-朝日岳-朝日小屋
4時20分に小屋を出る。がんばれば白馬の頂上でご来光を拝めるかもよと言っていたが、残念ながらガスで見えず。5時過ぎに白馬の頂上をあとにする。今日は栂海小屋までのロングルート。早いところ行こう。昨日までの難所の連続がウソのような快適な稜線歩き。天気もよくなり多少展望が利くようになる。はるかに雪倉岳、朝日岳とこれから進む稜線が見える。サクサクっと距離を稼ぐ。途中一箇所厄介な雪渓のトラヴァース。がちがちに雪が固まっており蹴りこむのはまず不可能。そーっと足を置いて、慎重に通過する。鉢が岳の裾を巻いて雪倉岳へ。途中高山植物のお花畑があり目を楽しませてくれる。残念ながら頂上では展望が利かなくなってしまった。広い稜線を駆け下り、次の朝日岳を目指す。11時45分に朝日岳到着。この後、栂海新道を経て栂海山荘へ向かう予定だったが、強い雨が降ってきたこと、疲労度合いなどをから今日の行動を切り上げ朝日小屋へ向かうことに。朝日小屋には12時着。開放的で広々としたテント場。音楽を聴きながらのんびりと休む。撤退を決めたとたんに天気が回復するのは嫌がらせか?
4時20分に小屋を出る。がんばれば白馬の頂上でご来光を拝めるかもよと言っていたが、残念ながらガスで見えず。5時過ぎに白馬の頂上をあとにする。今日は栂海小屋までのロングルート。早いところ行こう。昨日までの難所の連続がウソのような快適な稜線歩き。天気もよくなり多少展望が利くようになる。はるかに雪倉岳、朝日岳とこれから進む稜線が見える。サクサクっと距離を稼ぐ。途中一箇所厄介な雪渓のトラヴァース。がちがちに雪が固まっており蹴りこむのはまず不可能。そーっと足を置いて、慎重に通過する。鉢が岳の裾を巻いて雪倉岳へ。途中高山植物のお花畑があり目を楽しませてくれる。残念ながら頂上では展望が利かなくなってしまった。広い稜線を駆け下り、次の朝日岳を目指す。11時45分に朝日岳到着。この後、栂海新道を経て栂海山荘へ向かう予定だったが、強い雨が降ってきたこと、疲労度合いなどをから今日の行動を切り上げ朝日小屋へ向かうことに。朝日小屋には12時着。開放的で広々としたテント場。音楽を聴きながらのんびりと休む。撤退を決めたとたんに天気が回復するのは嫌がらせか?
8/31 朝日小屋-黒岩山-犬が岳-白鳥山荘
目覚ましの故障で1時間の寝坊、4時に起き5時半に出発。朝日岳への登りの途中、左手に富山の町の灯が見える。1時間ほどで朝日岳に到着。前日に既に登頂しているので、すぐに出発。朝日岳を下り、蓮華温泉との分岐地点で「至日本海」の看板を目にする。いよいよ海への下山、気分が高揚するのがわかる。長栂山はガスで展望が利かず。晴れていれば日本海まで良く見えただろう。右手にこれから進む稜線を見ながら歩く。あの小屋の手前が犬が岳だろうか。ならば今日はそれより更に進まなければならない。まだまだ先は長い。途中コース整備中のさわがに山岳会の方と何度もすれ違う。「もっともっといいコースにしてやっからなー」頼もしい言葉である。独力でコースを切り開き、整備をし、小屋を建てるその行動と理念に感謝と尊敬する。しかし樹林帯は雨でぬかるみ、滑りやすい木の根、胸突きの急登の連続と予想以上にタフなコースだった。犬が岳直下の水場で休んだとき、思わずうたた寝をしてしまう。14時に犬が岳山頂。ここでは休まず5分ほど下った栂海山荘にて休憩。ここのトイレは屋外にあるが、崖に二本鉄の足場を組み、その足場の間から用を足すというかなり原始的かつスリリングなトイレであった。今までの山で一番怖いトイレであった。10分ほど休憩し出発。我々の宿はここではない。まだ先へ進まねばならない。相変わらず山口君は登りでつらそうになり、ペースもあがりそうにない。菊石山直下で休憩していると、後からものすごい勢いで単独行の人が我々を追い越していった。すごいペースだ。この時間にここに居るということは白鳥山荘へ行くのか、いやそれを通り越して一気に下山してもおかしくない速さだ。18時過ぎに白鳥山荘に到着。ここからも富山の町が良く見える。いよいよ明日はあそこに下りるのだ。
目覚ましの故障で1時間の寝坊、4時に起き5時半に出発。朝日岳への登りの途中、左手に富山の町の灯が見える。1時間ほどで朝日岳に到着。前日に既に登頂しているので、すぐに出発。朝日岳を下り、蓮華温泉との分岐地点で「至日本海」の看板を目にする。いよいよ海への下山、気分が高揚するのがわかる。長栂山はガスで展望が利かず。晴れていれば日本海まで良く見えただろう。右手にこれから進む稜線を見ながら歩く。あの小屋の手前が犬が岳だろうか。ならば今日はそれより更に進まなければならない。まだまだ先は長い。途中コース整備中のさわがに山岳会の方と何度もすれ違う。「もっともっといいコースにしてやっからなー」頼もしい言葉である。独力でコースを切り開き、整備をし、小屋を建てるその行動と理念に感謝と尊敬する。しかし樹林帯は雨でぬかるみ、滑りやすい木の根、胸突きの急登の連続と予想以上にタフなコースだった。犬が岳直下の水場で休んだとき、思わずうたた寝をしてしまう。14時に犬が岳山頂。ここでは休まず5分ほど下った栂海山荘にて休憩。ここのトイレは屋外にあるが、崖に二本鉄の足場を組み、その足場の間から用を足すというかなり原始的かつスリリングなトイレであった。今までの山で一番怖いトイレであった。10分ほど休憩し出発。我々の宿はここではない。まだ先へ進まねばならない。相変わらず山口君は登りでつらそうになり、ペースもあがりそうにない。菊石山直下で休憩していると、後からものすごい勢いで単独行の人が我々を追い越していった。すごいペースだ。この時間にここに居るということは白鳥山荘へ行くのか、いやそれを通り越して一気に下山してもおかしくない速さだ。18時過ぎに白鳥山荘に到着。ここからも富山の町が良く見える。いよいよ明日はあそこに下りるのだ。
9/1 白鳥山荘-坂田峠-親不知海岸-親不知駅-帰浜
5時に起床。行動食が昨日尽きてしまったため、お茶漬けに餅を入れる。6時に山荘出発。いよいよ日本海への下りだ。1時間ほどで坂田峠に出る。そしてここから下りる道は金時坂というらしい。金太郎の伝説でもあるのだろうか。さらに1時間歩き、1週間ぶりのアスファルトを踏む。とは言ってもここは横切るだけ。再度階段を登り山道に入る。送電線にゴルフ場とかなり下界の俗物が増えてきた。雲上の生活ももう終わりに近づいている。アップダウンを繰り返し入道山の山頂に立つと、北陸本線の電車の音、北陸道、国道8号線を走る車の音がうるさくなってくる。右手にはさっきからずっと日本海。下りるに従いセミの声もうるさくなってきた。音の主役はいつのまにかツクツクボーシになっている。わずか1週間下界を離れただけでも、季節の移ろいを感じる。屋根が見える。ホテルの屋根だ。あそこで終わりだ。無我夢中で歩く、歩く、歩く。そして、不意に金網越しに視界に国道が飛び込んできた。そのまま国道沿いを20mほど歩き、9時半、長栂新道登山口に下山した。ストックを振り上げ雄たけび。工事の警備員が何事かとこちらを見たが、そんなことかまわず。道路を渡りホテルの駐車場で荷物を降ろし軽く一息。そして100m一気に駆け下りて日本海へ。潮の香りが気持ちいい。歩ききった。3000m級の山から、一気に海抜0mまで下りてきた。自分の憧れのルートを、自分の計画でやり遂げた。今までの合宿で感じたことのない満足感が体を包んでいた。なにをするでなく、海に素足を晒し、ただただ海に突っ立っていた。20分ほどそうしていただろうか。海への名残も惜しいが、ひとまずホテルに戻ることに。この海岸からの100mの登りが、もしかしたら今回の合宿で一番つらかったかもしれない。ホテルの温泉で山の疲れを癒し、親不知駅へ送ってもらい鈍行を乗り継ぎ帰浜。今年の夏合宿は無事に終了した。
5時に起床。行動食が昨日尽きてしまったため、お茶漬けに餅を入れる。6時に山荘出発。いよいよ日本海への下りだ。1時間ほどで坂田峠に出る。そしてここから下りる道は金時坂というらしい。金太郎の伝説でもあるのだろうか。さらに1時間歩き、1週間ぶりのアスファルトを踏む。とは言ってもここは横切るだけ。再度階段を登り山道に入る。送電線にゴルフ場とかなり下界の俗物が増えてきた。雲上の生活ももう終わりに近づいている。アップダウンを繰り返し入道山の山頂に立つと、北陸本線の電車の音、北陸道、国道8号線を走る車の音がうるさくなってくる。右手にはさっきからずっと日本海。下りるに従いセミの声もうるさくなってきた。音の主役はいつのまにかツクツクボーシになっている。わずか1週間下界を離れただけでも、季節の移ろいを感じる。屋根が見える。ホテルの屋根だ。あそこで終わりだ。無我夢中で歩く、歩く、歩く。そして、不意に金網越しに視界に国道が飛び込んできた。そのまま国道沿いを20mほど歩き、9時半、長栂新道登山口に下山した。ストックを振り上げ雄たけび。工事の警備員が何事かとこちらを見たが、そんなことかまわず。道路を渡りホテルの駐車場で荷物を降ろし軽く一息。そして100m一気に駆け下りて日本海へ。潮の香りが気持ちいい。歩ききった。3000m級の山から、一気に海抜0mまで下りてきた。自分の憧れのルートを、自分の計画でやり遂げた。今までの合宿で感じたことのない満足感が体を包んでいた。なにをするでなく、海に素足を晒し、ただただ海に突っ立っていた。20分ほどそうしていただろうか。海への名残も惜しいが、ひとまずホテルに戻ることに。この海岸からの100mの登りが、もしかしたら今回の合宿で一番つらかったかもしれない。ホテルの温泉で山の疲れを癒し、親不知駅へ送ってもらい鈍行を乗り継ぎ帰浜。今年の夏合宿は無事に終了した。