自己実現って何か。 1:自分の好きな事をする。 2:さらに、それだけで、十分に、生きていける。 3:さらに、その生き方が、他人によって評価される。 だと思う。そのためのヒントになるのではないかという本をまとめてみた。 +α:個人的な考えを整理した思考実験を追加
自己実現とは、もう少し簡単に整理すると、本音の具体化と実世界との調和の同時実現だと思う。 本音の具体化とは、その本音が、誰にとっても納得のいくもので評価するに値する。 本音で生きることができるということは、自分と世界との間の究極の最適化が行われた状態だと思う。つまり、自己実現の究極の姿は、自分の願望によって、最終的には自分と世界がWIN-WINの関係となる。
さらに考えを進めていき、成功とは何かについて考える。成功とはうまくいったことと考えて良い。成功には個人的な成功、社会的成功の大きく2種類があると思う。個人的成功は、自己評価に基づく元で、何かやってうまくいったというもの。社会的成功とは、自己の実現の世界の利益が一致するときおいて、成立するのでは?と思う。逆に、失敗とは、その失敗が、世界の利益に一致する時もあるしそうでない場合も考えられる。成功・失敗は、相対的・主観的なもので、客観的なものではない、あるひとにとっては些細なことも、第三者からみたら成功に見えるかもしれない。ただの現象としてとらえると考えることもできる。隣の花は赤い、隣の芝生は青いで比喩されるように相対的なものであると思う。ただの現象として、理解するのならば、その現象は、実世界と平衡して成り立っていると考えられる(個人の客観的成果が成功した⇆ある現象が、収束した⇆実世界の利害関係と調和が取れた)。個人的な自己評価だけでなく、他者の利益と調和が取れてこそ、社会的成功と考えるのが自然である。
人間は、選択し続けられる贅沢な生き物。選択の結果に対して、個人毎に成功・失敗を定義している。Aさんにとっての失敗は、Bさんにとっての成功なのかもしれない。そのような連鎖で世界は成り立っているのであるが、数値化された幸福原理(最大多数の最大幸福原理)に照らし合わせれば、少数の人を不幸にしたとしても大多数の幸福に繋がる行いであれば、世界の利益と一致すると考えてよいのでは?そういう考えを、真の成功についての考察と合わせて考えると、真の成功とは、自己の実現の世界の利益が一致する(多数の人間が幸福になる時)ときおいて、成立する。 成功とは、少数の人間を不幸にしたよりも多くの人間を幸福にする行いが基本なのかもしれない。そうでないと世界との平衡が取れない。 人事部の採用活動においても、採用した結果によって、多くの人間が、幸福になる結果が期待できる人材を見抜くことによって行われなくてならない。例えば、理想的な採用とは、3000人中10人採用した結果、社会全体にとって幸福になるように選抜されなくてはならない。残りの2990人は、その理想的なふるいからはずれたに過ぎない(現実には、理想的なふるい・採用規準は存在しない。)採用担当の人間の主観によって行われるのがほとんどの場合である。
さまざまなふるいによって、世界の平衡状態は保たれていると考えてよい。確率的な現象、生物的な現象(ロトカ=ヴォルテラの方程式的な)に近いものを感じる。社会モデルは、生物的な繁殖モデルと近いのでは?栄枯盛衰をヴォルテラ方程式の解が示している?ゲーム理論的に生き方を考えても面白いかもしれない。
仕事術的な本を調査した結果、「7つの習慣」「思考は現実化する」の著作を高確率で参照している。 つまり、それだけ影響を与えた本ということ。
たぶん、これを読めば、自分の置かれている位置づけとかが、客観的にわかると思う。
これを読むようになったきっかけは、ちょうど同じ時期に、2人の知人からの勧めがあったから 何らかの意味があると考え、購入に至る。 自己分析にも使えるかと思う。就職を備えた学生がぜひ読むべき。
"思考は、現実化する"に並ぶもう一つの本のようだ。
無駄を削ぎ落とし、本質的なことに心血そそごうぜってこと。
対話式のアドラー入門。幸せとは何かを教えてくれる。
「嫌われる勇気」の続編
何となく気づいていた人を見る目を文書化したような内容。
メッセージは、非常にシンプルで、「天は自ら助くる者を助く」。 このための事例などを熱く語っている。原著は、1858年、でいまから150年以上前の本だ。 明治4年に、西国立志編と題して翻訳出版され、100万部ほどのベストセラーとなった本。
これ読むまで、いまいち吉田松陰がどういう人かわからんかった。結構アグレッシブな人で、これ読むと感化されると思います。
内容はとてもシンプル
同じく、内容はとてもシンプルで受け入れやすいと思う。
リーダーシップとは?を考えさせる本だと思う。今の日本に足りていないものを指摘するメッセージが込められている。企業の留学制度の裏側(企業側の意図)とか、企業の体質というかそういうものが、個人的には参考になった。
元Yahoo副社長Sethの書いた本である。時折挿入される「イカロス」の話が面白い。父親はイカロスに、高く飛んではならないと同時に、あまり低く飛んで海に近づいてはいけないという話。現代では、高く飛んでは行けないという話だけが、誇張されているらしい。
新しい働き手の条件 ・目立った存在になる ・利他心を持つ ・創造的になる ・判断した事に責任を持つ ・人やアイデアを結びつける
清廉(自分を失わない力)と強調(相手に会わせる力)、そのバランスをどうするかを決める一つの参考となるとおもう。
これは、よむべき。
"人生で最も怖いのは、失敗でなく後悔"。それ以外の内容は、あまり響かなかったな。
本に書いてあることとはややはずれるが、本音=潜在意識、建前=周囲に合わせた意識で、潜在意識を表面化させた人ほど、異端として扱われる。本音と建前のバランスが崩れた(本音>建前)の人間が、異端らしい。本音とは、真実、世界の真の要求に直結していると感じている。つまり、世界をよりよい方向へ導くのは、異端だということ。原発を批判した京大学者と原発を推進した東大学者の関係など、サブだった考えが主流になる時代の流れなどが書かれている。なるほどと感じる面も多いのではないだろうか。本音をかなり表面化できる人間は、かなり自分に自信があり、その本音を理論的に、合理的に説明できる程のバックグラウンドをもっている。ある意味、異端とは、時代を進んだ合理的な考えの持ち主ではと感じた。著者の人生も面白く、家出して、お寺の坊さん、中卒で、ハーバード大学進学、博士号取得、現在広島大学教授という稀な経歴と肩書き。
自己啓発の紹介という感じ。自分の歯科医としての経験を交えてうまくまとまっていて良いと思う。 マーフィの本とかそんなに読んだことなかったが、気になり始めた。マーフィ読んでない社長さんの会社はつぶれたとか、読むしかないな!
意思力の消耗特性と意思の感染は興味深い。 意思力が消耗の分配を考慮し、意思のコントロールを避けること。
生き方というか、価値観のお話の気がする。
読んでて、当たり前だなと思った。 けどこういうことって忘れかかるものだよねと思う。
経営理論から人生論を説明するというアプローチ。経営と人生の類似点に着目していて面白い。
内容はとてもシンプル。目的と目標を明確に分け、ちゃんと整理して突き進むこと。そうすれば、ぶれない(=時間、お金のロス)が少なくなれる。とても当たり前だけど、実際に生きている人は、見えなくなっているひとが多い。そんな内容。
この手の本は、多い。しかし、具体的な著者の経験が多く書かれているあるため、そこが参考になるのではと思う。
著者略歴として、現在、大学の工学系の研究者で、東芝時代は、フラッシュメモリの研究をしていた。 会社から、MBA取得のためハーバード大学に留学もある。研究分野だけでなく、交渉や組織のマネジメント能力を組み合わせて、東芝時代の実績を作ったらしい。 海外の経営者は、技術と経営の両方に通じた人が多くて、日本は、特定の技術分野だけとか文系出身というケースが多く、それが日本の経営の弱みとう意見である。 海外では、特に、MBA取得や大学院進学は、人生のリセット・経歴ロンダリング機能として、働き、リーマンショック後は、リストラされた金融機関の人が、結構留学していたらしい。 そのとき、否定的で、海外で、MBAをとる合理的な理由が、考えつかなかったけど、起業したり、会社の経営やマネジメント寄りの仕事をするのであれば、技術者としてブランクがあってもそういう道もありなんじゃないかなぁと思いましたね。
ペンジャミンの書籍と絡めて解説しているのが面白い。
大学の先生が、研究対象として書いたんかな。人物相関図とかよく作ったよなとか思った。
ちょっと強引なこじつけだなってとこもあるけどなかなか面白い。