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救急
救急とは鑑別を元に緊急性の高い疾患の初期治療を行いつなげる。総合診療の考え方が重要。

発熱

高齢者の発熱外来

老衰

書籍:救急

京都ERポケットブック

  • イメージしやすい

救急外来ただいま診断中

バイタルサインからの臨床診断 改訂版

  • カテコラミンリリースという概念が興味深い

研修医当直御法度 第6版 ピットフォールとエッセンシャルズ

研修医当直御法度 百例帖 第2版

研修医当直御法度 第7版 ピットフォールとエッセンシャルズ

研修医当直御法度 百例帖 第3版

Medicina2021 3月増刊号 救急診療 好手と悪手

  • ピットフォール集、参考になる

井上 賀元, 当直医マニュアル..未入手

  • 年度ごとに出てるので研修医になってから買おうと思う

もう困らない救急・当直 vol.3

  • JMED
  • もう困らない救急・当直 vol.1〜2は、vol.3の旧版である。

Step Beyond Resident 1〜6

JPTEC協議会

改訂第2版補訂版 JPTECガイドブック

補訂版 JPTEC外傷のためのファーストレスポンダーテキスト

骨盤固定具に関する教育テキスト

救急画像診断:CT・MRI

船曳知弘, 救急画像診断「超」入門 危機的な所見を見抜くために

船曳知弘,画像診断増刊号、救急疾患の鑑別診断のポイント

井田、高木、藤田、すぐ役立つ救急のCT・MRI 改訂第2版

長谷、救急画像診断のロジック

救急画像診断:エコー

あてて見るだけ!劇的!救急エコー塾

救急超音波診療ガイド

web

メロゼリカ「ICLS」

ICLSシナリオ

気管挿管の準備と介助、挿管後の確認方法【ICLS、ACLS】

気管挿管をしよう〜注意点と手技のコツ〜【ICLS、ACLS】

静脈路確保が難しい時の作戦〜心肺停止時の末梢静脈路確保〜

心停止時のアドレナリンの使い方とその作用

バッグバルブマスク[BVM]の使い方虎の巻【ICLS、ACLS】

声門上エアウェイ挿入まとめ

声門上エアウェイ 特徴と種類【ICLS、ACLS 】

経鼻エアウェイ&経口エアウェイの入れ方と用手的気道確保

除細動器を使ってみよう〜VF/脈無しVTをショック(DC)で治そう〜【ICLS、ACLS】

VF/無脈性VTへの対応 〜ALSアルゴリズム 前編〜【ICLS、ACLS】

PEA/心静止への対応 〜ALSアルゴリズム 後編〜【ICLS、ACLS

BLSの流れをコロナも意識してもう一度確認しよう【BLS、ICLS、ACLS】

メロゼリカ「血液ガスをざっくり」

血液ガス分析でわかること〜血液ガスはどういう時にとるのか?〜【1分で血液ガスをざっくり評価しよう①】


概念

「7つのD」

  • 院内発症の不明熱を見た時に「7つのD」は役立つヒントとなるそうです。
    
    「7つのD」とは
    Device          デバイス
    CD               CD腸炎
    Pseudogout   偽痛風
    DVT              深部静脈血栓症
    Drug              薬剤
    Decuvitus       褥瘡
    Debris  (絶食による)無石性胆泥
    Deep abscess 深部膿瘍
    

Well-Being...石川善樹

アンダートリアージ/オーバートリアージ

  • アンダートリアージとは、重症傷病者を黄や緑にカテゴリーすることで、オーバートリアージとは、重症でないのに赤にカテゴリーすることである。 日常診療においてもアンダートリアージは防ぎ得る死の一因である。 これを予防するため、オーバートリアージは許容されている。
  • https://plaza.umin.ac.jp/~GHDNet/circle/08/sa10gaku.html

症候&病態

医療面接

Snap Diagnosis

Working Diagnosis

  • 病歴聴取・身体診察を終えた段階, あるいは次のごく一般的な検査を終えた段階,といった区切り区切りで適 宜その時点の候補疾患を挙げ仮診断しておくことやその診断のことを
  • http://www.chugaiigaku.jp/upfile/browse/browse2865.pdf

Differential Diagnosis

ショック

アナフィラキシーショック:アドレナリン or グルカゴン

日本敗血症診療ガイドライン

アナフィラキシーガイドライン

基準

SIRS(Systemic Inflammatory Reaponse Syndrom:全身性炎症反応症候群)

  • ① 体温の上昇(38℃以上)または 低下(36℃以下)
  • ②脈拍の上昇 (90 回/min 以上)
  • ③呼吸数の 増 加 (20 回 以 上 ま た は PaCO232torr 以上)
  • ④白血球数 の増加(12000/mm3 以上)あるい は低下(4000/mm3 以下)または桿状核好中球以上の幼若好中球の出現(immature cell 10%以上)

敗血症

  • qSOFA
  • SOFA

バイタルサイン

意識レベル

体温

救急にて発熱の患者が来ました!!どんな検査指示オーダーを出すか?その指示を考える上でも鑑別は重要。
  • 体温上昇の原因別
体温上昇 [熱産生増加]
感染症
甲状腺機能亢進症
膠原病
悪性腫瘍
[熱喪失上昇]
熱中症
・熱けいれん
・熱疲労
・熱射病
体温低下 [熱喪失増加]
寒冷暴露
出血性ショック
[熱産生低下]
低血糖
甲状腺機能低下症
  • 熱型
稽留熱 日内変動が1°C以内の高熱が持続する熱型 重症肺炎
腸チフス極期
栗粒結核
弛張熱 日内変動が1°C以上で、37°C以下まで下がらない熱型 敗血症
ウイルス感染
悪性腫瘍
種々の感染症
間欠熱 日内変動が1°C以上で、37°C以下になる時期を有する熱型 スティル病
フィラリア症
マラリア発熱期
弛張熱と同等な疾患
波状熱 有熱期と無熱期が不規則に繰り返し出現する熱型 ブルセラ病
マラリア
Hodgkin病(Pel-Ebstein熱)
胆道閉鎖症
周期熱 有熱期と無熱期が2,3日の周期で規則的に繰り返し出現する熱型 マラリア
Felty症候群
  • 感染症で何が考えられるか?
    • 尿路感染症<-高齢者

呼吸

脈拍

  • 左右差を見るために両側の橈骨動脈を同時に触知する
  • 左右差あり
  • [生理的脈拍数増加]
    • 発熱、運動、食事、疼痛、貧血、呼吸困難、精神的緊張時
    • 吸気時には、胸腔内圧が陰圧隣、静脈還流量が増えることで脈拍数が増加する
  • 頻脈: 100回/分以上
  • 徐脈: 60回/分以下
頻脈 hyperdynamic state 貧血、甲状腺亢進症、発熱時
ショックの初期 出血性、敗血症
頻脈性不整脈 上室性 洞頻脈、心房期外収縮、発作性上室頻拍、心房粗動、心房細動
心室性 心室期外収縮、心室頻拍、心室細動
徐脈 脳圧亢進
甲状腺機能低下症
神原性ショック
閉塞性黄疸
迷走神経反射
ジギタリス中毒
徐脈性不整脈 洞不全、房室ブロック etc
  • 比較的徐脈
    • 発熱の割に脈拍の上昇が少ない状態
    • 一般的には、1°Cの体温上昇に対し脈拍は8〜10拍/分上昇する。
感染症 腸チフス
レジオネラ肺炎
オウム病
サルモネラ
ブルセラ
髄膜炎菌
薬剤性 薬剤熱

血圧

体臭

鑑別
ケトン臭
あぶらっぽい皮脂臭 脂漏性皮膚炎
尿の甘酸っぱいニオイ、アセトン臭 糖尿病
汗のアンモニア臭 腎機能の低下、全身疲労など
魚臭い体臭 魚臭症(酵素欠損による代謝異常)
皮脂腺が活発になり独特の体臭 甲状腺機能亢進症、パーキンソン病
便の腐敗臭 便秘

ツルゴール(皮膚の緊張性)低下

NRS(Numeric Rating Scale)

  • 痛みの評価

身体計測

  • BMI

失神

失神の診療

意識障害

意識障害 パート1 鑑別診断へのアプローチ

意識障害 パート2 問診、身体所見から鑑別を絞る

腹痛

症候別レクチャー:腹痛

めまい

  • HINTS
前失神性 Adams-Stokes症候群
心不全
起立性低血圧
迷走神経反射
鎖骨下動脈盗血症
浮動性・動揺性 中枢性 急性 脳血管障害(特に椎骨脳底動脈領域)
慢性 変性疾患
多発性硬化症
腫瘍(脳幹、小脳)
薬剤
その他 自律神経失調症
心身症
うつ病
更年期障害
回転性 末梢性 難聴(+) 急性 突発性難聴
反復性 Meniere病
慢性 薬物中毒
(アミノ配糖体、
ループ利尿薬、
シスプラチン)
進行性 小脳橋角部腫瘍
難聴(-) 急性 前庭神経炎
良性発作性頭位めまい症
脳血管障害
中枢性 小脳出血
椎骨脳底動脈循環不全
鎖骨下動脈盗血症
Wallenberg症候群

リンパ節腫脹

場所 特徴 可能性の高い疾患
下額角直下 化膿性扁桃炎、ウイルス性扁桃炎
耳介部 流行性耳下腺炎
耳介前部 流行性角膜炎
耳介後部 風疹
顎下部 口腔内・歯肉の炎症
舌癌
後頚三角 甲状腺癌
咽頭癌
伝染性単核症(EBV、CMV)
悪性リンパ腫
耳後部 圧痛のあるリンパ節腫脹 風疹
表面 Hodgkinリンパ腫
左鎖骨上窩 胃癌などの消化器がんの転移(Virchow転移)
  • リンパ節腫脹の鑑別

論文メモ

浮腫

分類 機序 全身性浮腫 局所性浮腫
血管性静水圧の上昇 心不全、腎不全 深部静脈血栓症、上大静脈症候群
血漿膠質浸透圧の低下 低アルブミン血症(ネフローゼ症候群、肝硬変、タンパク漏出性胃腸症)
血管透過性の亢進 血管炎 局所炎症、アレルギー
リンパ流の障害 悪性リンパ腫、フィラリア症、リンパ節部清後
圧痕性浮腫 非圧痕性浮腫
病態
fast edema slow edema 甲状腺機能低下症
局所炎症(蜂窩織炎、虫刺されなど)
リンパ浮腫
血管性浮腫(Quinke浮腫)
浮腫性硬化症
低アルブミン血症(
ネフローゼ症候群、
肝硬変、
タンパク漏出性胃腸症
Crohn病)
心不全、腎不全

リンパ浮腫...がん診療ガイドライン

浮 腫 - 日本臨床検査医学会

リンパ浮腫診療ガイドライン

金城, 西垂水, "総合診療で診逃さない むくみ の原因とピットフォール"



姿勢

仰臥位

  • 顔は上を向いて、あごを突き出さないようにし、手足は自然な感じに置きます。また、手にはタオルを丸めたもの、ひざの下にクッションを入れることで、全身の緊張を和らげることが出来ます。

左側臥位(Sims臥位)

  • 左側臥位は右側にクッションを入れます。また、両足の間に大きい枕を入れ、膝の重なりによる圧迫を予防します。
  • 肛門の診察や直腸診での姿勢である。

右側臥位

  • 右側臥位は左側にクッションを入れます。左側臥位と同様に、両足の間に大きい枕を入れ、膝の重なりによる圧迫を予防します。


検査

CRP:C反応性蛋白

  • 基準範囲:0.14mg/dl以下
  • 生後2〜3日は分娩ストレスで増加し、CRPはエストロゲンで誘導されるが明らかな男女差はなく、高齢者で高めになる。
  • 鑑別
    明らかに増加するもの 例外的にCRP増加の著しくないもの
    感染症、特に細菌感染症 ウイルス感染、真菌感染、寄生虫感染
    膠原病、特に活動期 SLE、強皮症、皮膚筋炎、Sjögren症候群
    悪性腫瘍、特に増殖の早い癌 白血病
    梗塞、特に心筋梗塞 脳梗塞
    外傷、骨折、外科手術


書籍:病棟管理

内科レジデントの鉄則 第3版

  • 仕事で使えると思う

内科レジデントマニュアル 第9版...欲しい

総合内科病棟マニュアル...欲しい

総合内科病棟マニュアル 病棟業務の基礎(赤本)...欲しい

総合内科病棟マニュアル 疾患ごとの管理(青本))...欲しい

研修医のために内科診療ことはじめ...気になる書籍である

内科病棟 er トラブルシューティング

  • 買った

セイントとチョプラの内科診療ガイド 第3版...未入手

  • 診断学を学ぶためのもので、外来編と病棟編がある。

書籍:診察法

ベイツ診察法...未入手

  • 内容薄そうだからいらないかも

サパイラ,身体診察のアートとサイエンス

  • 詳しい

身体診察 免許皆伝

  • 目的別で読みやすい

YouTubeでみる身体診察...未入手

身体所見のメカニズム A to Zハンドブック 原書2版

マクギーのフィジカル診断学

  • 感度・特異度とか詳しい

観察による歩行分析...気になる

診察と手技がみえる

  • 手技と対応する関連疾患が書かれていて良い。

宮城/徳間,"身体所見からの臨床推論", 羊土社

  • 基本的な身体所見と対応する鑑別がまとめられている。

書籍:総合診療

誰も教えてくれなかった診断学―患者の言葉から診断仮説をどう作るか

総合診療専門医マニュアル

  • 内科外来見学中で見せてもらった。

臨床推論 奥義伝授...購入予定

ジェネラリストのための内科診断リファレンス...未入手

ホスピタリストのための内科診療フローチャート

  • すごい本らしい

感染症診療のロジック...未入手

  • 感染症診断の背景にある考え方を身につけられる

内科ポケットレファランス 第3版 (Pocket Medicine: The Massachusetts General Hospital Handbook of Internal Medicine, 7th Edition)...未入手

  • Pocket Medicine: The Massachusetts General Hospital Handbook of Internal Medicineの邦訳
  • 何をしなければいけないかが分かる本

レビューブック必修・禁忌

  • 主要症候、診断手技、臨床判断がさくっとまとめられている。

マクギーのフィジカル診断学

  • 症候ごとに感度、特異度がまとめられている。

清水太郎,"診断戦略"

  • 現代的にまとめられている。

主要症候からみた 鑑別診断学

CurrentMedical Diagnosis and Treatment

Current Essentials of Medicine

ucsfに学ぶ できる内科医への近道

特定主訴の総合診療

浮腫

金城, 西垂水, "総合診療で診逃さない むくみ の原因とピットフォール"

浮腫と脱水, medicina 2023 7月号

Q&Aで深める「むくみ診断」総合診療 2021 11月号

発熱

この一冊で極める不明熱の診断学

不明熱・不明炎症レジデントマニュアル

発熱の診かた・考えかた・向き合いかた

腹痛

ブラッシュアップ急性腹症 第2版

  • 腹痛の人の頻度がかなり高いと思い、対応力を磨くために購入した。

この1冊で極める腹痛の診断学

総合診療 2023 5月号 腹痛診療を磨き上げる22症例

急性腹症の早期診断

血尿

血尿診断ガイドライン

しびれ感

標準的神経治療 しびれ感

てんかん

ねころんで読めるてんかん診療

もっとねころんで読めるてんかん診療

めまい

ガイドライン・標準的神経治療 めまい

めまい診療シンプルアプローチ

めまいのみかた

めまいの診かた・考えかた

便秘

便通異常症診療ガイドライン 2023 慢性便秘編

中島, "すべての臨床医が知っておきたい便秘の診かた"

下痢

便通異常症診療ガイドライン 2023 慢性下痢編

頭痛

頭痛の診療ガイドライン

間中、"ねころんで読める頭痛学 診断と治療"

間中、"もっとねころんで読める頭痛学 診断と治療"

てんかん

痙攣(てんかん):姫路赤十字病院

高齢者に初回のてんかん性発作を疑ったら

書籍:地域医療関連

  • 貸し出された

『病院』の教科書、医学書院...未所有

  • 総診で貸し出された

地域医療テキスト、医学書院...未所有

  • 総診で貸し出された

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最終更新:2024年10月05日 16:37