Library > 医学 > 臨床 > マイナー科 > 07_放射線科

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15分でわかるMRI, 新潟大 西山スライド

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Quesitons and Answers in MRI

Allen D. Elster, MD FACR
Mallinckrodt Institute of Radiology
Washington University School of Medicine
St. Louis, MO

放射線科専門医試験

MRI-Q

MRI tip

https://www.mr-tip.com/serv1.php?type=db1&dbs=Correlation%20Time

NMRノート

http://www.nda.ac.jp/~asanoa/lectures/hikichi/NMR-note_K.Hikichi_Ch1-17_by-AA2.pdf 

大阪大学

術中mriガイドライン

http://www.jikei.ac.jp/hospital/kashiwa/sinryo/pdf/210401_02.pdf#page27

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読み方

X線読影(胸部X線)

  • 姿勢の確認
    • 正面像(立位):A(Anterior)→P(Posterior) or P→A
      • 確認する方法として棘突起が左右の鎖骨内側端のちょうど真ん中にあるか確認
    • 側面像(立位):L(Left)→R(Right) or R→L
      • 坐位(SIT)
    • 正面像(仰臥位(SUPINE) or 腹臥位)
  • 気、胸、縦、横、骨、軟、チュ
    大枠 チェックポイント 病態 鑑別
    気道 気道偏位、狭窄、気管分岐 気道偏位?
    狭窄?
    気管分岐正常? 気管分岐開大であれば、直下の左房が挙上しているため左房or左室の肥大を疑う
    胸部 上・中・下肺野でチェック(立位であれば下肺野は重力の影響で透過性低下)
    浸潤影、スリガラス陰影(網状影)、腫瘤影のチェック
    浸潤影(コンソリデーション) 肺胞腔内
    肺胞性陰影 空気を置換するように液体や病変が存在する。 肺炎、肺水腫、肺胞蛋白症を疑う
    間質性陰影 肺胞壁、気管支や血管周囲の間質、小葉間隔壁、胸膜下の間質が病変である 間質性肺炎やウイルス性肺炎を疑う。
    スリガラス陰影(網状)、GGA/GGO 肺血管陰影が透見できるような淡く白い陰影である
    腫瘤影
    肺紋理 肺の末梢の肺紋理の拡張があれば肺うっ血を疑い、重度であればバタフライシャドーとなる
    線状影 小葉間中隔の肥厚による線状影はKerley's lineと言われる 肺水腫や癌性リンパ管症、間質性肺炎でみられる
    網状影 網の目状の陰影で、実際の網の目の構造を示す病変の陰影を示す病変の陰影であることもあれば、線状影の重なりである場合もある。 蜂巣肺、間質性肺炎
    結節影 円形または楕円形の塊状の陰影は、結節影と言われる。
    無気肺 閉塞性無気肺で見られる
    上縦隔、心陰影 胸腺の正常性、CTR、心陰影(第〜弓)のチェック CTR>0.5であれば心拡大、CTR<0.45であれば、滴状心でCOPD、肺気腫を考える。縦隔条件では、大動脈などの動脈でみられる動脈化病変、縦隔や肺門のリンパ節あるいは胸膜、肺野にある陳旧性結核病変、じん肺や縦隔や肺門のリンパ節にみられるegg-shell様変化、アスベスト暴露でみられる胸膜斑
    横隔膜 右の横隔膜は、第10肋骨のちょうど真ん中あたりで交差している。横隔膜は左横隔膜のほうが、右横隔膜よりも低位である。横隔膜挙上、CP-angleのチェック CP-angleがsharpであれば胸水なし(ただし立位) 横隔膜挙上があれば、無気肺、線維化、肺切除術後、横隔神経麻痺、腹部臓器、脂肪による挙上。

    横隔膜低位は、COPD、緊張性気胸をうたがう。

    右の横隔膜下に空気があれば、消化管破裂を疑う。
    骨折 肋骨を数える。肋骨、鎖骨が折れていないか?腕などに溶骨性の転移がないか?
    軟部陰影 肥満がないか
    チューブ 刺さっている管のチェック、ペースメーカー、置換弁、左心房閉鎖や、胸骨ワイヤー、胃管などの確認
  • 通常、正面像(Anterior → Posterior)
    • 第一斜位、第二斜位で撮影したりする
  • 心陰影の輪郭
    異常所見
    左第1弓 大動脈弓 突出:大動脈瘤、大動脈解離で突出

    軽度突出:高齢者で動脈硬化がある場合
    左第2弓 肺動脈 拡大:左→右シャントによる肺血流量増加、肺動脈弁狭窄や肺高血圧症で拡大する

    平坦化or消失:完全大血管転位症(III型)、Fallot四徴症などの肺血流量が低下する先天性心疾患では平坦化する
    左第3弓 左心耳 通常はほとんど弓として認めない
    僧帽弁狭窄または閉鎖不全、心不全など、左房拡大をきたす病態で突出する。
    左第4弓 左心室 挙上:心尖部は、大動脈弁狭窄症や肥大型心筋症による左室肥大で挙上する

    左下方偏位:大動脈弁閉鎖不全症や僧帽弁閉鎖不全症では左下方へ偏位する
    右第1弓 上大静脈
    右第2弓 右心房 右房拡大で突出
    右室拡大でも右房を右方向に偏位させ突出させる
    二重陰影:左房拡大があると、右第2弓の内側に左房辺縁が観察され二重の陰影にみえる
  • 心拡大(CTR:心胸郭比)
  • 心拡大の原因となる疾患
    • 心不全、弁膜症、先天性心疾患、拡張型心筋症

遠隔診断

最終更新:2023年12月26日 20:42