新たな試み 〜スライム〜

それは、アロンとゴーレムが材料の買い出しから戻った時の事だった……ミルクバーに帰ってみると何かおかしい

アロン「あれ、扉開いてる……俺鍵閉めたよな?」

ゴーレム「ハイ マチガイアリマセン」

アロン「あーそう?じゃあ誰が入って来たんだろ……」

と、扉を開けて中確認すると………

アロン「なんだこれは!?」

ミルクバーの中は酷いことになっていた。
床には割れた瓶の破片が散乱し、カウンターの上に置いてあったはずの商品が全部無くなっていたのだ。

アロン「なんだこれ、泥棒か!?」

盗まれたことよりも、店が何者かに荒らされたことの方が衝撃が大きかった。
これまで確保してきたミノタウロス、アルラウネ、ゴーレムの母乳は一つでもあれば複製魔法でいくらでも増産出来る上に、もしもの為に転移の石で向かえる距離に何個か隠しておいたので、荒らされてもそんなに困らない……だが

ゴーレム「マスター ドコヲサガシテモヒトノコンセキガアリマセン」

アロン「うそだろおい、この辺に隠してるの知ってる奴なんて……」

ゴーレム「アノモノタチハ ワザト ミセノナカニ オカネヲ オイテイキマシタ ヨウデス」

アロン「わざわざ金まで置いてこんな事を………あっ!!思い出した!あいつらの仕業か!」

アロンは思い出した、こんな事をする奴らには覚えがある……カウンター席を見てみると、やはり手紙があった

ゴーレム「ナンデスカ?ソレハ」

アロン「フェアリーの奴らだよ……」

【フェアリー】
その名の通り、妖精。
全身が人間の片手で収まるほど小さく、蝶の羽がついており、人間にも友好的な存在な珍しいモンスター。
ただし問題は女性型の方
変に知恵が付いたせいか人間に悪戯することが多く、その上手紙に無理難題を書き置きしては達成できないと小馬鹿にしてくる生意気な連中だ。

かく言うアロンも冒険者時代によく女性型フェアリーに『ドラゴンと逆立ちで競争しろ』だの『目隠ししてダンジョンを攻略しろ』だの様々な無茶ぶりをされたものだ。
アロン「ったく、フェアリーの奴らは……」

ゴーレム「マスター コレカラドウシマショウ?」

アロン「この辺りに来るフェアリーの場所は知ってるから文句は言える、問題はこの手紙の内容だ………」

今度はどんなめちゃくちゃな事が書かれているのだろうか、中身を見てみると……

『ドヘンタイなアロン・マッカローンへ』
『風の知らせでアロンがモンスターからおっぱいのお汁搾って飲んでるって聞いちゃった〜、やだドスケベ〜』
『そんなイヤらしいアンタから没収します!』
『返して欲しいなら、スライムのおっぱい汁を用意してきなさい!勿論瓶いっぱいで!』

……要するにフェアリー達は、奪った商品と引き換えにスライムの母乳を見せろと言っているのだ
これまた滅茶苦茶な要求が来たものだ。
アロン「あいつらめ……何が『瓶いっぱいで』だ、どうせ俺が用意するまで返さないつもりだろうし、しかもスライムの母乳か……」

ゴーレム「マスター?」

【スライム】
冒険者なら知らない者は居ない、どこにでも生息するモンスター。
体全体がゼリーのようになっている為、どんな形にでも変えられるが基本的に無害。
女性型も、通りかかる女冒険者を見ては体付きを真似して擬態している。

……女性型モンスターは人間のように母乳が出る、それがアロンの考えだったが実はスライムのみ試していなかった。
上記の様に全身がゼリー状になっている為、胸も本物ではないし……

だが、アロンが確認を怠っているだけなのでスライムも出るかもしれない。

アロン「よし……取ってみるか」

ゴーレム「マスター  ドウスレバ?」

アロン「ゴーレムは店番を頼む」

ゴーレム「ハイ」

アロン「さてと……」
アロンはスライムを探すことにした。
スライムはどこにでも居るのですぐ見つかると思っていたが、今日はそうでもなく………探しているうちに、とある森の奥まで来ていた。

アロン「まさかこんな所にまで居るとはなぁ……」

森の奥に言ってみると、普通のものから女性型まで色んなスライム達が暮らしているのが見えた。
まるでスライムの村だ。

アロン「スライムぐらいなら危なくないが念の為……カモフラージュ!」
カモフラージュの魔法を使い、アロンの体がモンスターの姿に変わる。
そしてそのままスライムの村に近づいていく。

アロン「お邪魔しまーす」
スライム「あれ?あなた誰?」
アロン「えっと……私はアロン、スライムの女性型に会いたくて」

スライム「あっ、私がそうだよ!」
と、スライムは塊のような姿からあっという間に女性のように変わる
透き通った青色の体に、乳首や性器までくっきり見える。
アロン「へぇ~、これが女性型か……噂には聞いてたけど、本当に人間みたいだね」
スライム「うん!私達スライムは人間みたいな姿にもなれるんだよ!」

アロン「へぇ……」
試しにアロンはスライムの胸に触れてみる。
すると、ひんやりとした感触と共に指が溶けていく。
アロン「おおっ、凄いな」
スライム「どう?私のおっぱい気持ちいいでしょ?」
アロン「ああ、柔らかいな……こっちはどうなってるんだ?」

もう片方の手が股間の方へ向かう

スライム「ああん//そこはダメだよぉ」

アロン「うわぁ、これはまた凄い……」

スライムの性器に指を入れ、透明な体にアロンの指がくっきりとうつる、あまりにも気持ちいいのかスライムは内部で子宮のような丸い形を作り、アロンの指を包み込む。

アロン「うぅ……なんだこれ、凄いぞ」

スライム「ねぇ、もっと気持ちよくしてあげる」

アロン「じゃあお言葉に甘えて……」

アロンはスライムに抱きつき、胸を押し付けるようにして密着する。

スライムの体は見た目以上に柔らかく、弾力がある そしてスライムの方からも強く抱きしめてきた。
アロンは片手で胸を揉みつつ、もう片方の手で下半身に触れる。
アロンが触れている箇所から青色の汁が漏れてくる……スライムにも愛液のようなものが出るとは知らなかった。

アロン「んっ……スライムってこんなに良いものなのか」

スライム「でしょ?でも、まだまだこれからだよ」
アロン「そうか……じゃあ遠慮なく」

アロンはスライムの性器に挿入した。
スライム「ああんっ!」

アロン「どうだ?」

スライム「す、すごいよぉ……お腹の中がごつごつされるのに、優しく包んでくれる感じがするの」

アロン「へぇ……俺もそろそろ限界かも」

アロンはスライムの体を持ち上げて、膝の上に乗せる
アロン「ほら、自分で動いてみな」

スライム「えぇ~恥ずかしいよぉ」

アロン「大丈夫だって、誰も見てないからさ」

スライム「それなら……えいっ」

スライムが動く度にアロンの体が揺れる。
しかし、それでもバランスが崩れることは無い。
スライム「あんっ!あんっ!んあっ!」

アロン「くっ……気持ち良すぎる」

スライム「イキそうなの?出してもいいんだよ?」


アロン「わかった、出すぞ」

アロン「ぐぅ……」

アロンはスライムの中に精を放つ。
スライム「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

アロンの体とスライムの体が重なり合い、まるで1つの生き物のように思えた。

アロン(あまりにも柔らかいもので、そのままセックスしてしまった……)

スライム「うわぁ凄いよ……冒険者さんのちんちんから出てくるお汁だ……」

スライムは自分の中で漂うアロンの精液を吸収し、ちょっとだけ体積を増やす
本題を思い出したアロンはスライムに頼むが……もう少し面積が欲しい

アロン「なぁ、もうちょっと……胸とか大きく出来ないか?」

スライム「勿論できるよ、ちょっとこっち来てー!」

女性型スライムは近くにいる別のスライムを呼び寄せる。
呼ばれたスライムはアロンの元まで近づき、そして…… 女性型にくっつくと取り込まれて、その分女性型が大きくなる

スライム「胸が大きいのを希望してたから、いつもよりおっきくしてみたよ」

アロン(………ついにこの時が来た、スライムに使ったことは今までに無かった)

アロン(もし本当に出るのなら……それはそれだ!)

アロン「スクイーズ!」女性型スライムの胸を揉むような構えを取ると、アロンの手に女性型スライムの胸の感触が伝わってくる

アロン「おおぉ……本物みたいだ」

スライム「どうしたの?私で試したいことが……うわぁ!?」

スライムの胸が他の女性型モンスターのようにビクビクと震え始める……まさか本当に……

スライム「何っ!?胸がっ!胸……!!」

アロン「形を変えちゃダメだ!そのままの状態で!」

スライム「あぁっ!!何か来るっ!来ちゃうっ!!!」

スライム「んんんんんんんんんんんんっ!!」

スライムの胸がプシャァッと吹き出し、辺り一面に液体が飛び散る。
スライムの成分も混ざったのか少し青みがかかっており綺麗な水晶色となっている……

アロンは自分の偏見を少し悔やんだ、スライムも母乳は出るのだ

アロン「おっと、回収しないと………」

アロンは瓶を用意して母乳を注いでいく。
アロン「よし、これでいいかな」
アロンは瓶に蓋をして、ポケットにしまう。
アロン「ありがとな、助かったよ」
スライム「えへへ、どういたしまして」
アロンはスライムに礼を言うと、転移の石でミルクバーに戻る………


ーーーー

アロン「ただいま」

ゴーレム「ドウデシタカ?」

アロン「しっかりあったぞ、スライムの母乳!」
ゴーレム「オォ、スゴイデスネ」
アロン「フェアリーに見せるように1個残して、後は複製して……」

スライムの母乳が入った瓶を魔法で増やし、その内の1本を味見のために取り出す。
アロン「いただきます」
ゴクリ……ゴクリと喉を通る音が響き渡る。
喉越しが良く、スライムの一部のような小さなつぶつぶした感触が口の中に広がる。
アロン「………………美味い」
アロンはあっという間に飲み干してしまった。

アロン「よし、こいつをフェアリーに見せに行くか」

ゴーレム「マタミセバンスレバイイデスカ?」
アロン「いや、一緒に来てくれ」

……

アロン「おいフェアリー、持ってきたぞ!」

アロンはスライムの母乳と手紙を持って、フェアリー達の暮らす集落に来た

フェアリー「あら、早かったわね」
アロン「ああ、スライムが協力してくれたからな」
フェアリー「スライムが?珍しいこともあるのね」
アロン「ほら、これがスライムの母乳だ」
アロンはフェアリーに瓶を渡す。

が、それをわざと離して瓶が割れる

アロン「なっ!」

フェアリー「嘘でしょ〜、そんな物あるわけないのに〜」

フェアリー「私たちモンスターのおっぱいからそんなの出るわけないのに〜」

フェアリー「バカみたーい」

フェアリーの群れはアロンを取り囲んで嘲笑う

アロン「…………素直に受け取ってくれれば、俺も穏便に済ませたんだけどな」

アロン「パラライズスモーク!!」
アロンは目の前で煙玉のような物を潰し、鼻をつまむ………すると、近くにいたフェアリーだけが震えてボタボタと落ち始める

フェアリー「これは……麻痺状態……何を……?」

アロン「ゴーレム!」

ゴーレム「ハイ」

ゴーレムは麻痺で動けないフェアリーをつかみ上げると、指で彼女達の着ている服を破り始めた
フェアリー「ちょ!ちょっと何するのよ!?」

アロン「女性型モンスターの母乳が嘘かどうか、その目で確かめてみるんだな!!」

アロン「スクイーズ!!スクイーズ!!スクイーズ!!」

フェアリー達に1人ずつスクイーズをかけていく
フェアリー達の胸が震えて、次々と母乳が噴き出していく

フェアリー「いやあああああ!!?」
アロン「どうやら本当みたいだな」
アロン「さて、この母乳が嘘じゃないって分かったところで……貰っていくぞ!ゴーレム!」

ゴーレム「ハイ」

ゴーレムはフェアリー達が途中で逃げないように押さえつけ、アロンはフェアリーの母乳を瓶の中に入れる、元々体が小さいので出てくる量も僅かだ

………

フェアリー「も、もう許してぇ……もう悪戯しないから……」

フェアリー「もう出ないよぉ……」

アロン「そろそろいいか」

スクイーズで一度に絞り出せる量にも限度がある、50人目のフェアリーの母乳の出が止まり、ようやく瓶いっぱいになった
アロン「よし、じゃあこれを飲んでみようか」
アロンは瓶を傾けて、中に入っている液体を少し口に含んでみる 
……凄い、まるで高級なフルーツジュースのように甘い香りが口の中に広がり、舌触りも滑らかで喉ごしも爽快である 

アロン「もう俺の店を荒らすような真似はやめろよ?帰るぞ、ゴーレム」

ゴーレム「ハイ」


フェアリー「ああっ……ああ………」

ようやく麻痺が引いてきたフェアリー達、今彼女達は散々弄ばれた怒りで震えているはず………なのに、手は不思議と陰部の方へ向かっていた
フェアリー「…………んっ♡」
最終更新:2021年11月03日 08:51