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今日は定休日。
今のうちにとモンスター図鑑で新種を確認していたが………
アロン「あれ?ページが多いような……」
前々からそうだが、日が経つ事にモンスター図鑑のページが増えているように見えた。
どうやら魔法で新種が発見される度に更新されるらしい
アロン(に、しては頻度が多いな……)
魔王の力が弱まったことでモンスターも過去より弱くなったのだが、それに比例してモンスターの種類が爆発的に増えているのが現状だ。
アロンが新たな項目を確認すると……
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【クッキー・ベア】
熊の形をした大きなお菓子のような見た目をしているが、実際はかなり凶暴で危険なモンスター
女性型は姿が大きく異なりクッキーが好物。
女性型の股からはクッキーの材料となるクリームが出ており、それを使って作られるクッキーには体力回復の効果もある。
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アロン「クッキー・ベア………変わったモンスターだな、どんな原理だ?」
「全くだな…変なものを作ってくれる」
アロン「本当に………え!?」
気がつくとアロンの横に、美しい銀髪の少女……魔王クリムが居た。
クリム「久しいなアロンよ、サキュバスの館で貴様に無理矢理抱かれた時以来か」
アロン「う……俺を殺しに来たのか?」
クリム「まだそれ程力が戻ってない、我の用件はそれだ」
クリムはアロンが持っているモンスター図鑑を手に取り、ページを確認する
クリム「む……また新たなモンスターが生まれているな」
アロン「そうなのか?モンスターって皆お前の魔力から生まれてないか?」
クリム「何が生まれるかまでは我も分からん」
クリム「こうして新種が産まれるのは喜ばしい事だが、同時に危険でもある」
アロン「どういうことだ?」
クリム「モンスターの中には知能が高いものが増えてきた。中には人間社会に溶け込み共存しているものもあるようだ、サキュバス種なんかそうだな」
クリム「今の我には力がない、奴ら女性型が結託して我らも人間も支配したら全てが終わるぞ?」
クリム「だからこうして、新種が見つかる度に我がわざわざ出向いて確認してるわけだ」
魔王クリムも大変なんだな………と同情しながら身支度をしていると、クリムが袖を引っ張って付いてくる
アロン「何?」
クリム「どうせまた新種の母乳でも取りに行くつもりだろう、名前はクッキー・ベアだったか?我もついて行く」
どうせ言っても聞かないと思い、アロンはクリムを連れて転移の石を使う………
………
そして、2人はクッキー・ベアが最初に発見された地帯へと降り立つ。
クリム「さて、この辺りに居るはずなのだが……」
アロン「居ないじゃないか、もう帰ろうぜ」
クリム「待て、あそこに何かある」
クリムは茂みの方へ指差した、そこにはピンクの可愛らしい熊のぬいぐるみがあった。
アロン「なんであんな所にぬいぐるみ?」
クリム「……そういうことか」
暫くすると仲間と思ったのかクッキー・ベアがぬいぐるみに近付いてくる。
見た目は本当に美味しそうだ、お菓子が意志を持って歩いているようにしか見えない。
クッキー・ベア「クマァ!」
クリム「ほう、普通の個体にも関わらず意思疎通が出来るのか」
話が出来ないと分かるとクッキー・ベアは手を振りかざし、ぬいぐるみの首が飛ぶ……こんな見た目だがクマ型のモンスターだ
クリム「油断したらお前もあのぬいぐるみのようになる訳だ」
アロン「………お前もそうじゃないのか?」
クリム「私は不死だ、そんな事あるわけないだろう」
………
アロン「居た!クッキー・ベアの女性型!」
アロンは探索の途中クッキー・ベアの女性型を発見する、胸や性器といった大事なところはビスケットで隠されており、熊の手と足を見なければ一見裸に見える。
アロン「さて、早速頂くとするかな」
アロン「そこの君」
クッキー・ベア「くま?」
アロン「ちょっとミルクを……いや、その前に」
アロン(確かこのモンスターは愛液の代わりに生クリームが出るんだったな……)
アロンはポケットからクッキーを取り出してクッキー・ベアに渡す
アロン「熊さん、これあげるからやって欲しいことがあるんだ、オナニーしてくれない?」
クッキー・ベア「くま?」
クッキー・ベアは首を傾げる、どうやらこのモンスターはオナニーを知らないそうだ。
アロン「大丈夫、俺が教えてやるよ」
アロンはクッキー・ベアの股間の割れ目を手で擦り始める
クッキー・ベア「くまぁ!?」
突然の事に驚くクッキー・ベアだったが、体は正直なのか徐々にクリトリスが勃起してくる。
まるでイチゴのように大きなクリトリスが出来上がると、アロンはそれを口に含む
アロン「じゅぽっ♥ちゅぱっ♥れろぉ~♪」
クッキー・ベア「クマッ!!クマッ!!」
舌で飴玉のように転がしたり甘噛みをしたり、時には強く吸い付いたりしている。アロンの口の中でどんどん大きくなるクリトリス、それに合わせてクッキー・ベアの喘ぎ声も大きくなっていく。
アロンのテクニックに翻弄されているクッキー・ベア、そして遂にその時が訪れる。
アロン「ぷはっ、そろそろ出るんじゃないか?ほら、出しちゃえよ、甘いクリームを」
クッキー・ベア「くまっ!くまぁぁ〜〜〜〜♡♡♡」アロンの言う通り、クリトリスから大量の生クリームが流れ出す。
アロンはその生クリームを舐め取ると美味しそうな顔をして、袋に詰めていく
アロン「こ、こいつ……なんて甘さに特化したモンスターなんだ」
クリムは先程のクリ責めを見て赤面しながらアロンの足を踏む、よく見ると股はほんのり濡れていた
クリム「き、貴様は隙あらば女性型モンスターと行為を………」
アロン「でもひとつ分かったことがあった」
アロン「あいつのクリトリスを舐めた時……まるでキャンディのような甘い味がしたんだ」
アロン「そして愛液代わりのクリーム……多分あいつの体全体、甘い味で出来ているんだ」
お菓子によく似た体のクッキー・ベア普通型、それに対するお菓子に似た味のクッキー・ベア女性型…
アロン「…もっと試したい」
そう言ってアロンは、ドキドキしているクッキー・ベアの胸を隠しているビスケットをもぎ取る。
アロン「お前の乳首はどんな味がするのかな」
そう言ってアロンは丸見えになったクッキー・ベアの乳首に吸い付く。
まだ母乳は出ないが、その分乳首を吸う力を強める。
すると、今度はクッキー・ベアの方に変化が起きる。
クッキー・ベア「くまっ!?くまぁぁっ!」
感じる度にクッキー・の乳首は硬くなるどころかガムのように柔らかくなる。
アロン「ふへぇ、なんだよこれ、めちゃくちゃ柔らかいぞ……」
アロンは乳輪ごと口に含み、口内で乳首を弄ぶ。
クッキー・ベア「クマッ、クマッ、クマッッ!!!」
アロンの乳首責めにクッキー・ベアは喘ぎ声を漏らし始める、先程の快感を思い出したのか自分の指で股を弄り始める。
アロン「んー、やっぱり甘い味しかしない、本当にモンスターなのか?」
クッキー・ベア「くま……くまぁ……」
クッキー・ベアはオナニーで何回も絶頂していらようにみえるが、先程のようにクリームが出てこない。
アロン(おかしい、さっきの感じだともう出てもいいはずなのに)
アロンは一度口を離すと、今度は舌先で乳首を転がし始めた。
アロン「ちょっと強引だけど仕方ない」
アロンの予想通り、少し乳首を刺激されただけでまたクリームがにゅるにゅると女性器から出てくる
クッキー・ベアの柔らかい手では中々イクことが出来ないようだ
クリム「も……もういいだろっ!?いつまでやってるこの変態め!」
アロン「分かったよ……スクイーズ!」
クッキー・ベア「く、くま……くまっ!?」
クッキー・ベアの胸からは母乳とチョコレートが混ざったような液体が出てくる。
アロン「す、凄い……これは珍しいなんてものじゃないぞ」
クッキー・ベア「く……くま!?」
クッキー・ベアは勃起したアロンのそれを見て、なにかに気づいたように胸当てのビスケットの裏に付けていた紙を渡す
アロン「え?これを俺に?ありがとう」
………
アロンはクッキー・ベアの母乳を保管して、先程貰った紙を開いて見てみる。そこにはこう書かれていた
【アルテマーラの極意】
アロン「アルテマーラ?聞いたことないな」
クリム「あ、アルテマーラだと!?」
アロン「魔王、知ってるのか?」
クリム「我も名前のみ聞いたことがあるが……インキュバスというモンスターを知っているな?」
アロン「ああ、唯一無二の『男性型』モンスターだろ?とっくに絶滅したらしいけど 」
クリム「あ、アルテマーラは……インキュバスの得意としていた魔法」
クリム「その効果は、自身が溜め込む精子を黒く染めあげる……」
クリム「それって射精した時のアレが黒くなるってこと?それがなにか?」
クリム「それだけの訳ないだろう!?アルテマーラの効果はまだある!
クリム「そ、それは……」
クリム「相手との性行為中に黒い精液で中出しすると、例え種族が大きく事なろうと受精させることが出来る……つまり」
アロン「俺が……人間が女性型とやっても子供が出来るかもしれないということか!?」
クリム「そういう事だ!!いいな、アルテマーラは絶対に使うでないぞ!!」
クリム「使った時がお前の『最終回』になるからだ!!」
最終更新:2021年11月06日 22:51