雷「ああ、お前は超高校級の映画監督……って奴だな?」
創「ん?よく分かったな」
雷「仕事柄、事前に皆の事は調べておいたんだ」
創「そうか……名前を言ってなかったな、俺は響原創、さっき言われた通り【超高校級の映画監督】だ」
雷「響原か、よろしく………俺は非日雷、【超高校級の気象予報士】だ」
【非日/雷(ヒビ/ライトニング)】
創「気象予報士……ああ、ニュース番組で天気予報とかを行う……」
雷「ああ、それだ………あそこに居る男、【超高校級のアナウンサー】なんだけどな、前々から仕事で会ったことはあるんだ」
創「なるほどな……ん」
創「今、聞き間違いかもしれないのだが、お前の名前………」
雷「ああ……やっぱり気になるか?」
雷「ライトニングっていうのはあだ名じゃないよ、本名だ」
雷「聞いたことないか?キラキラネームと言う奴だ」
創「キラキラネーム……確か、無駄に難しい漢字に妙ちくりんな当て字を嵌めるという、とても人の所業とは思えないような物だが……」
雷「そ、そこまで言うのか?」
創「俺も映画監督としてキャラクターの名前には人一倍拘りがあるからな、その人を表す1番の要素だから極めて真剣になる」
創「名前にカタカナを……というか英語だと!?一体お前の親はどんな考えして………」
雷「あーあー、落ち着いて、俺はこの名前そんなに気にしてないから大丈夫」
創「しかし………」
雷「確かにライトニングって、人の名前としては変だよな?小さい頃とかよくそれで弄られたよ」
雷「でもありがとな、まだ会ったばかりの俺に対して名前の事でこんなに怒れる奴は……あのアナウンサーに次いで2人目だよ」
雷「お前……響原創だったっけ?いい名前してるな」
創「ああ、俺もそう思う」
雷「あ、名前の話ばかりしてて才能の事なーんにも説明してなかったよ」
創「そうだな、俺も広げすぎた」
雷「超高校級の気象予報士、天気の情報とかが局とかから送られてそれを報告するのが俺の仕事なんだが」
雷「………実の所、見なくてもだいたい当てられるんだ」
創「何?」
雷「それだけじゃない、花粉情報や警報注意報、気温や降水確率も凡そ当てられるんだ」
創「………そこまで来ると、最早『予言』だな」
雷「そんな対したものじゃないって!それじゃ、アナウンサーとも話してみてくれ!」
最終更新:2022年09月01日 18:28