文吾「あい……どうも、俺は阿良々木文吾って名前だ……あ、一応本名ね」
【阿良々木文吾(アララギ/ブンゴ)】
創「阿良々木……?」
文吾「亜蓮健吾って名前なら伝わる?」
創「それなら知っている、ネット小説サイトで常にランキング1位、全作商業化されている人気の小説家だ」
創「それがお前だったのか」
文吾「そう、ここで言うところの【超高校級の小説家】ってやつかな」
創「小説家か……創作という意味では同期だな、俺は【超高校級の映画監督】の響原創だ」
文吾「あ、超高校級の映画監督?聞いたことあるよ、動画サイトで凄い再生数の奴があったけど、監督名が君の名前だったかな?」
文吾「本当に創作仲間だ、嬉しいなー、俺ずっと独りだったから助かるよ」
創「阿良々木でいいか?」
文吾「プライベートだしそれでいいよ」
創「なら聞きたいことがあるんだが………何故、商業化する時はなぜお前は原作担当なんだ?」
創「いつも文庫にする時は誰かに任せて……それで何かしら改変もされる事があるからファンには不評と聞くが」
文吾「あー、そういう人もいるんだね、俺は俺の好きなように書くから本の方が中身変わってても気にしないけど」
文吾「まぁ一応理由はある………俺が直接書いても全然本にならないからだよ」
創「本に?」
文吾「まぁストレートに言うと、凄く字が上手く書けない」
文吾「普段はパソコンで書いてるからその問題はカバー出来るんだけど、なんか実際に書くってなるとね」
文吾「このレベル」
創「読めんぞ、古代文字か?1種の暗号か?」
文吾「…………」
文吾「そこまで言われるレベルかぁ………出来ればここで直しておきたいな………」
創「なるほど………理屈は分かった」
文吾「一応、この希望ヶ峰学園では小説家や映画監督といった創作関係者としてじゃなく………1人のクラスメイトとして接していきたいと思ってるよ」
創「分かった、お互いに創作の話はあまりしないということにしよう、阿良々木」
文吾「ああ、これからよろしく」
創「…………超高校級の小説家、まさかこんなところで会えるとはな」
最終更新:2022年09月01日 18:36