【第二話】
「地獄!アイバン最後の日!?」
タスキ「問題はここからだなぁ……」
タスキ「第2話からは普通に観て追わないといけないし、それはそれとしてアイバン本編見たいし」
ツインテ「マジで私もこれに付き合わないといけないの?」
ツインテ「でも見とかないとコイツ何するか分かんないし……」
タスキ「おうアイバン!今週も鋼鉄戦士アイバンの時間が始まったな」
タスキ「今回の話だが………」
タスキ「第2話にはアイバンのライバルキャラとして、ブラックスターというキャラが登場する」
タスキ「このブラックスター、かなり強いんだよね」
ツインテ「うわ、でもこのアニメの戦闘シーン多すぎない?」
タスキ「戦闘シーンで動いてるように見せれば予算削減なるんだよ!しかし……」
タスキ「第2話でアイバンは大ピンチ!地獄に落ちることになる!」
タスキ「で、次回に続く!」
ツインテ「……いや、なにこれ、第2話からいきなり話の流れめっちゃくちゃ……」
ツインテ「逆にどこ改変すればいいのか分かんないよ、ライバル?それとも地獄?」
アイバン『ライバルにどうにかして勝ちたい、地獄は辻褄合わせるから』
ツインテ(こいつの中でライバルか地獄か選んで地獄の方受け入れたの!?)
タスキ「にしたってなんで負けたんだ?お前結構強かったじゃんスペック上は」
アイバン『それが』
アイバン『膝に付いてる変身アイテム触ろうとしたら中々届かなくてめっちゃ膝を蹴られた』
ツインテ「おめーのせいじゃねーかーーーー!!!」
タスキ「いや待て!待て!僕が改変介入する前からブラックスターに負けることは決まってたろ!僕のせいにするな!」
ツインテ「あんなかっこ悪い負け方したのはお前のせいだ!」
タスキ「だから勝たすんだよ今回の話で!」
タスキ「第2話で勝つために、アニメ本編中にこっから僕が指示してくぞ!」
タスキ「大丈夫、僕戦闘経験豊富だし」
アイバン『お願い』
ツインテ「もう好きにしろ……」
………
タスキ「ア”ッ」
ツインテ「今度は何よ」
タスキ「作画が少ないせいで支持しても全然動きが改善しない」
ツインテ「それさっき私言ってたよね!?」
ツインテ「素人の私でも見れば分かるよ!1枚の絵をズームしたり離したりして動き誤魔化してるシーン多いもん!酷い時のドラゴンボールZだってその手法そんなにやらなかったよ!」
タスキ「戦闘シーンも画数が少ないせいでなんかカクカクしてるな……」
タスキ「1話からなんかクオリティ落ちたな……アイバンこれ分かる?」
アイバン『アニメ内の事しか分からない』
タスキ「く……これじゃ指示しても効果薄いか」
タスキ「ていうかあれ……このアニメってこの間特番や1話の再放送するくらいには気合い入ってた話だよな」
ツインテ(それで予算使い果たしたなんて馬鹿な結末じゃないといいんだけど、それは私がアニメ制作馬鹿にしすぎかな)
タスキ「にしたってブラックスターめっちゃ強いな!このままじゃ時間になって来週まで地続きになっちまうぞ」
タスキ「こうなったら必殺技だ!必殺技でブラックスターにトドメを刺すんだ!」
アイバン『了解』
ツインテ「本来の話の流れからして…ブラックスターに破られて負けて地獄落ちで終わりじゃないの?」
タスキ「じゃあ新必殺技だ!」
ツインテ「破られてもないのにもう新技出すの!?」
タスキ「やっぱり締めの必殺技が飛び蹴りは流石にありきたりだし、仮面なアレの影響を受けすぎてる!」
タスキ「あと変身アイテムが膝にあるから余波で壊れそう」
ツインテ「だからそれはタスキのせいだよね!?」
タスキ「となるとアイバンの必殺技の体勢も膝から離れたところ……」
タスキ「頭突きだな」
ツインテ「頭突き!?」
タスキ「頭は結構硬い部分だし今のアイバンはヘルメット付きだ!何よりピーンと飛んでいく体勢は予算を誤魔化しながらいい絵を維持出来る!」
ツインテ「そんな頭突きするやつはエドモンド本田ぐらいなんだよ!!」
ツインテ「え、何!?これからアイバンは垂直頭突きで敵を倒すの!?」
タスキ「アイバン!今度からお前の技はアイバンヘッドストリームだ!」
アイバン『了解』
ツインテ「しかも技名も微妙に納得しずらい!」
……
アイバン『アイバンヘッドストリーム』
ブラックスター『ぐわあああああ!!』
ツインテ「うわぁ最終的にホントにあの技で倒しちゃったよ」
ツインテ「この回で顔みたばかりとはいえブラックスターが不憫に思えてきた」
タスキ「っしゃあ!」
ツインテ「………で、この後どうするの?」
タスキ「あ、第3話には地獄に落ちないといけないもんな……今何分?」
ツインテ「もう10時24分だよ」
タスキ「は!?アニメってOPED込でCM入れる分抜いて24分だからもう1ミリ近くしかないぞ!」
タスキ「こ………こっから地獄に?」
タスキ「どうすんだ、どうしよう」
ツインテ「……じゃあ私が……次だけ!次は私がアンタに指示されて動かせる!」
ツインテ「ほら、次回はアイバンが地獄から這い上がってきてブラックスターの悪事を暴いて倒すんでしょ?」
ツインテ「だったらもうここで決着つけないと……」
タスキ「……」
タスキ「で、どうすんの?」
ツインテ「頭突きの勢いで車に激突させるとか」
ゴッ!!
タスキ「マジか!?やった!!本当にやったぞこいつ!!」
ツインテ「私もああ言ったけど本当にそうなるとは……」
タスキ「車に轢かれるヒーローは珍しくもないが頭から行ったのは初めてだな」
ツインテ「はたから見たら当たり屋だよ」
………かくして、アイバンは地獄に堕ちた!無事に生き返れるのか!次回に続く!
最終更新:2023年08月08日 19:24