夢野カケラ


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「来月号で最終回が決まりました」

「チクショオオオオオオオ!!!!」

夢野カケラとは、版権作品『ギャグマンガ日和』のキャラクターである。

作中作を執筆する漫画家で、彼が主役の話はつまらないマンガあるあるのネタが多い。

様々な月刊誌で連載しているのだがセンスも画力も底抜けに酷く、大抵はある作品を除き1巻もコミックスが出ていない。

またこんな作者の為か与えられる編集者もわりと酷い。

ただし、何故か最終話でために貯めた伏線を回収する能力だけは異様に高く、例え1ページしか貰えなくても全て回収し切る。

夢野自身も出番が増える度に無能さや性格のアレさが浮き彫りになり、毎回連載まで持ち込めるのが不思議で仕方ない人物となっている。

しかし、一応ゲーム化などを経験してる為か肩書きは『中堅漫画家』らしい。
その割には関係者や編集部から結構雑に扱われてナメられているが……

打ち切られる原因は画力、センスの他に大したことないシーンでも大袈裟に褒めるほどの思い上がりや設定を無駄に壮大にしてしまう点*1


+ 原作における夢野、及び連載作品
ソードマスターヤマト
初登場作、コミックス未発売。
彼女が出来て浮かれきった担当編集がありえない誤植を繰り返し、元々つまらないこの作品のトドメになってしまい3ページで打ち切りに。
事前にあれこれ伏線を用意したが回収しきれないので仕方なくラストページで一気に消化した。

この作品の誤植、最終回は作外問わず伝説となり、ギャグ日がアニメ化した際にはパロディMADが多く作られたこともあり原作や夢野カケラを知らなくてもこのネタや作品は知るものは多い。


決めろ!キラメキシュート

スポーツ漫画、コミックス未発売。
主人公が変な語尾付いてる、不良キャラが見た目だけでワルくない、モブキャラが皆似たような見た目、ヒロインが可愛くないと個性もクソもないキャラクター達のため人気は当然無かった。
編集の助言もあり様々な要素をテコ入れするが、夢野は編集に言われたバトル・ヒロイン萌えキャラ化・ホラー・サスペンス・ケンカ全てを3ページにぶち込んでしまったので1ページで最終回となり、それらを全部一気に解決させた。


恋のトライアングル

恋愛漫画、全9巻?

夢野唯一の成功作で長期連載作品、この回の前にゲーム化した作品を夢野がプレイするネタもある。
が、その真相は似たようなタイトルの漫画と間違えられてアンケートが入れられていたというもので、センスは相変わらずアレでヒロインは可愛くない。
おまけに編集が打ち切りを伝えるの渋った為夢野も気付かず変な所で最終回となった。

が、その後夢野がコミックスを読み返して放置しまくって忘れてた伏線に気付き、それらを全て回収する真の最終回を投稿した。

ちなみにゲーム版だが、製作者が夢野が嫌いを公言しておりとんでもないクソゲーになってしまった。


ラストファンタジー
全2話 当然コミックス未発売。

夢野が『長年温めてきた傑作』『僕が最も得意とする冒険ファンタジー物』と言うほどの自信作だが、結果は上記の通りで編集からは「死んだ卵を温めてた」と言われるほどのズッコケ作。

まず1ページで設定を大量開示しまくった上に分かりずらく、その上1話は異世界に行きもしないので読者からは真剣に不評だった為わずか一話で打ち切りが決定した。

デーモンバンパイア

上記のラストファンタジーの反省を多少は生かしたのだがセンスは全く成長せず、その癖編集からの扱いが結構酷いことが判明した。
2話目は編集ミスでまさかの半年後。


漫画の極意

正確には夢野の連載漫画ではなく、新人ルポ漫画の相手として登場。
ただしこれを描いていた作者は全然話しが伝わってなくてメモも取っておらず、断片的にしかも暗い性格に改悪された。

だがこれがウケてルポ漫画家は連載を獲得、「もう二度とルポ漫画なんか受けないからな!?」と夢野はマジギレしたのだった。



メイドウィン小説における夢アリ


りりすたで突如フィルトナがヘッドハンティング。
自由に思い思い描ける上にあのジャンプの派生作品で連載出来る事で夢野も大喜びで移籍し、『ラストファンタジーR』を連載。


ただし、フィルトナ以外まったく理解出来ないようなとんでもない話らしい。
最終更新:2023年08月18日 22:25

*1 不死身設定で話を10話引っ張ろうとする等。