トーキョーN◎VAの人々
自立型広域情報収集プログラムにより集められた情報を蓄積するサーバー名、またはそれをインストールした人工生命体の検体名。
世界中の情報の管理・統制を目的とした「ナインライヴズ計画」によって原形が組まれた。
外部組織からの圧力によって計画が頓挫したため、未完成状態で放置されていたが、
フランツ・ボードリヤールの手により改造が施された上で再起動させられた。
存在の失われたものの実体を乗っ取り、合計9種類の端末を形成することでその機構が完成する予定だったが、
8種類まで収集したところでゴトウ・ゴウシュウの手によってこれを阻止され、無害な超高性能DAKに改造された。
- 瑞慶覧華月(ずけいらん かげつ) [エグゼク◎、カリスマ●、カブキ]
ゴトウ・ゴウシュウのライバル的存在。
瑞慶覧ホールディングスの若き社長で、高貴なものが大好き。
彼が現れるとどこからともなく後光が射し、辺りが煌びやかな雰囲気に包まれる。
立ち振る舞いは紳士的で、その仕草すべてに気品が漂う。
その不思議な魅力に女性ファンも多いようだ。
思い込みの激しい時はあるが、決して嘘はつかない。
- 縷々家融(るるいえ とおる) [タタラ◎、アヤカシ●、???]
N◎VA中央病院で働いている医者。
普段は地下の研究室で、ヒルコやアヤカシ絡みの未知の病気や、新種の病原体などを研究している。
近頃、自身の研究の数々が実を結び、医療界の今後を左右するほどの価値のある論文を多数発表している。
その陰には、ケムリにアストラルの知識を与える引き換えに得た、薬学の知識が大いに役立っているようだ。
N◎VA市内のブライダルサロンでアドバイザーを務めている。
観察眼が鋭く、些細な仕草や言動から人の内面、心理状態を見抜くのが得意。
しかし反面、そんな自分の思考に自信を持ち過ぎているためか、勘違い・思い込みがエスカレートしがちな点が玉に瑕。
17年前に家政婦として千草家に通っていたことがあり、千尋のことは親身に考えている。
最近、子供を出産し、シングルマザーとして仕事と子育ての両立に奮闘中である。
ゴウシュウのかつてのハッカー仲間であり、師匠的存在。
スラムにいた頃のゴウシュウを知っており、現在の彼の立場を慮って関わりを遠ざけていた。
天上人に恨みがあると専らの噂であるが、詳しいことは分かっていない。
事情があってJANUSを停止しており、ウェットであるが、彼が優秀なハッカーであることに変わりはない。
- 火狼 huŏláng [チャクラ◎、バサラ、フェイト●]
中華街で育った少年。ひょんなことから茜と知り合い、彼女と深く親交を持つに至った。
彼女を取り巻く暗い運命を払拭し、笑顔を取り戻すために奮闘する。
しかし、やっぱりちょっと思い込みが強いキャラクターなのであった。
昔は普通の実業家だったのだが、ゴウシュウと版図を巡って熾烈な争いを繰り返し、裏社会の繋がりから非合法な商売に精を出し、その内手を下すまでもなく自滅した。逆恨みも甚だしい。
G-mallの騒動の時に一行に倒されたのは影武者であったと判明。まだまだゴウシュウに付きまとうつもり満々のようである。
GGファイナンス
- フランツ・ボードリヤール [エグゼク◎●、エグゼク、クロマク]
GGファイナンスで社長秘書をしていたが、先の事件により逮捕され、現在は獄中生活をしている。
社長の目を盗んで横領や粉飾決算に手を染めつつも、
知識のある人間が不公正な手段により富を獲得できることに、自己矛盾的な憤りを感じていた。
管理された平等こそが至高であると信じ、凍結されていたナインライヴズ計画に目をつけ、自らの望む形で再起動させた。
計画が阻止されそうになっていると気付くや、自ら命を絶ち、オラティオの端末として転生しようと試みたが、
これをゴトウ・ゴウシュウによって救われ、彼に心酔することとなった。
刑務所内では模範囚として真面目に過ごしつつ、いつか社長の元へ再び舞い戻る日を夢見ている。
- 八塚恵美里(やつづか えみり) [クグツ◎、カブキ●]
後藤ゴウシュウの名を騙る結婚詐欺師に騙され、財産の大半を失った哀れな女性。
ほぼ言いがかりに近い形で本物の後藤ゴウシュウに対して補償を求めた結果、財産の一部を取り戻した上に仕事まで得た。
まさにゴネ得という形で入社した彼女だが、その大胆不敵さと執念深さは、きっと会社に利益をもたらす…のだろうか…?
現在は総務部庶務課に所属し、備品整理や会議室のセッティングなど、雑務を幅広くこなしている。
サブカルチャーに関する知識が豊富で、持ち前のセンスを活かしたウェブデザインやネットショップの運営が得意。
- 三光寺イカル [トーキー◎,トーキー,フェイト●]
22歳。17年前のフィジカル・ディザスターで生死の境を彷徨った際、烏城によって助けられる。
それがそもそも烏城によって仕組まれたことであるとケムリの能力で(半ば強制的に)教え込まれ、一度は精神が瓦解しかけたものの何だかんだで烏城を討つため一行の味方になる。
正義を愛するジャーナリストだが、現在はゴウシュウの会社で広報の仕事をしている。
ちょっと早とちりなのが玉に瑕。
ポーラスタープロダクション
- 潤賀みずき(うるが みずき) [マネキン◎、カリスマ●、カリスマ]
所属アイドル。デビュー曲「教えて、ポゼッション☆」はヒットチャート初登場21位。
「知的カワイイ」を売りにしているが、見た目は知的とは程遠いギャル系でまとめている。
「バカっぽいけど意外と頭いい」というギャップもまた人気の一因のようだ。
日月楓のことが大好きすぎて、彼女に近づくアイドル達を次々と陥れていた。
コテンパンに伸されてからは改心したように見えるが、その実、偏愛の対象が春野ひなたに移っただけのようだ…。
詳細は不明だが、裏社会との繋がりがあるらしい。
所属アイドル。小能見桜と組んでいたユニットのデビュー曲「好きだらけオンリー・ユー」はヒットチャート初登場12位。
長髪で目つきのキツい、テンプレ的ツンデレキャラ。
世話焼きな一面があり、どこか抜けている桜のフォローをするのは彼女の役目。
努力家で度々オーバーワークに陥るが、その点は逆に桜がフォローしているようだ。
所属アイドル。
清楚で真面目だが、時々天然なところがある。
特に料理の腕は壊滅的で、触れる食材全てを廃棄物に変貌させるほど。
ひなたや楓の熱心な指導により、とりあえず口に入れられるチョコ菓子程度は作れるようになった。
ポーラスタープロダクションの元社長。
悪事を働いていたところを千尋によって撃退されて以降は行方知れずとなっていたが、先日になって死体の状態で発見された。
何者かに成り代わられていたらしく、彼は哀れな被害者であった。
花蔵院氏の隠し子。
もともとスラムでボランティアをやっていたこともあり、ポーラスタープロダクションでは慰問を中心とした活動を行っている。
ご飯とみそ汁党のため培養食品は口にしない。
ひなたの運転手兼マネージャー。
「とまと日和」が結成されてからは、楓と桜の面倒も見ている。
桜だけは彼のことをプロデューサーだと勘違いしている節がある。
- 三矢蒼真 (みつやそうま) 15歳 [マネキン◎カリスマ●]
このたびポーラスターからデビューした大型新人。最近舞台の仕事を中心に人気急上昇中の役者である。
これまで何度もスカウトからお呼びがかかっていたが、ずっと断っていたそうだ。
ひなたに対し憧れを抱いているようだが、完全に袖にされている。
しかし、そんな“アイドルとして筋が通っている彼女”に対しての想いは募るばかりのようだ。
タタラ
千種兄妹の実父。
大切な跡取り息子が事故で重体に陥ってしまったショックで精神に変調を来し、研究途上で封印してあった悪魔の実験に手を染めてしまう。
一連の災害後、自殺と言う形ですべてに幕を引いたが、その死後散逸したはずの意識がどうした経緯かネットワーク界で[ビュトス]というデータ生命体となって漂っていた。
その後千尋に憑依して[プロジェクト・アイオーン]を実行するための走狗としていたが、一行に倒されたことで完全に消滅した。
- 烏城圭司(うじょうけいじ) [タタラ◎、タタラ●、クグツ]
34歳。製薬会社の社長である父と医師の兄を持つエリート家系の出身。
本人もかなり優秀で、10代にして研究所に出入りする程であった。
17年前のフィジカルディザスターに於いては、「偶然」彼が見つけた治療法が功を奏し、一躍時の人となる。そのまま嘱望され医師へ。
順風満帆な出世街道を歩む傍ら、心の闇の為せる業か、裏社会への関わりに徐々に傾倒していった。
実は千尋の元カレだが、性の不一致で別れたらしい。
56歳。東京新星市科学振興機関(NSTO)の所長。当時、千種の無実にうすうす気づいていながら色々と放置した。
今は反省している。あまり登場する機会は無いが、まだまだ色々と隠し事があるご様子。
23歳。今回のスケープゴート。いや一応実行犯ではある。
もとはそこそこ優秀な研究者だったが、不祥事を起こしてクビに。烏城には雇ってもらった恩があり逆らえなかった。
混入事件後精神を破壊されてしまい、誰も助けなかったので現在もそのままだ。
積尸
- 英仙 インシャン/Yīng xiān [レッガー◎、ヒルコ●、ハイランダー]
積尸の頭領。片言の独特な日本語で話す。伏し目がちな顔をよく見ると歯がギザギザしている。
金によってのみ動く非情の存在で、不都合が生じれば仲間の命であってもあっさり見限ることで知られ……ていたのだが、わざわざ部下の為に手作りチョコを調達するなど意外と噂どおりではない人情家のようである。
姿は厚手のフードを被った少女のようだが、冷酷な瞳は年齢が外見どおりでは無いことを語っている。
17歳。蜥蜴のような姿をしたヒルコの少年。
その異貌ゆえ女性に恐れられることが多かった彼は、やっと出来た恋人である千尋を大切に思っていた。
その当人によって突然一方的に別れを告げられ、失意のどん底にあった。
普段は組織のために剣を振るう冷酷な暗殺者のはずだが、ゴウシュウが彼女を大切にしていないという妄想にかられ、思わず襲撃してしまう一途な一面も。
千尋には清々する程きっぱり振られてしまったのだが、まだ未練があるのだろうか。
ハイランダー
本人が名乗った名前以外不明の謎の存在。姿は黒いオラティオ。
〈ΖΕΥΣ〉の為に動いているようだがその動機は杳として知れない。
ゴウシュウさんのことを気に入ってしまったらしく、その実力を試すためいちいち入念な嫌がらせを行う。迷惑な存在。
ケラウノスと同じく、実体を持たず、何かに憑依することによって顕現することが出来る謎の生命体。
ケムリの本名を知っていたことから何らかの形で彼女の知り合いであることと、もとは人間であったようなことが言動から読み取れるが、その目的や行動原理は超然としすぎていて今一つ掴めない。
天上人である〈ΖΕΥΣ〉を恨んでいるため、その目的であるゴウシュウを先回りして殺してしまおうとしていたが、今はやり過ぎだったと思って大人しくしている。
長らく肉体を持たずにいたが、先の事件で千種千尋の出産した子供の肉体に入り込み、制御することを条件にこれを獲得した。
アヤカシ
风暴 フェンパオ fēng bào [バサラ・カブキ・アヤカシ]
かつての(全盛期の)英仙に封じられ、50年以上眠っていた海神。ちょっとした事件がきっかけでおもむろに目覚めてしまった。
乙女が大好きで、侍らせはするが滅多に危害は加えない。可愛い女の子には「パオさん」と呼ばれたいらしい。
ひなた、と言うかアイドルグループ「とまと日和」がお気に入りのようで、現在大口のパトロンのようになっている。
最終更新:2015年09月16日 13:37