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tokyonova_ep5

貢物――
好意を示す術として、これほどまでに原始的、かつ効果的なものがあるだろうか。

本来、それは各々が時宜を選ぶべきものだ。
こうして半ば強制的な行事として機会を設けられるのは、いかにも現代的で滑稽といえよう。
しかしながら、それを陰謀論と罵るも、絶好機と勇むも、人それぞれである。

噎せ返るような甘い香りの漂う街は、楽しげな声に満ちていた。
進物は女性から男性へ、男性から女性へ。
さらには同姓に与える者もあれば、自ら愉しむ者もあり。

昨今では、いよいよ本来の趣旨など霞んでいるように思えて仕方が無いが…
楽しんだもの勝ち、なるほど…確かにそれも真理なのかもしれない。



トーキョーN◎VA The Axleration
甘美なるアルス・マグナ

かくて運命の扉は開かれた。



●PC1:後藤ゴウシュウ コネ:八塚恵美里、三光寺イカル(各1LvずつUP、スートは♥優先)
大衆が喜びそうなイベントごとになど、興味は無い。
そういう立ち位置だと、深く信じていたからこそ、彼女の一言は心に深く突き刺さった。
――バレンタインになんか興味無い…ですって?
何言ってるの、逆よ。みんな、社長に興味が無いんです。――

●PC2:春野ひなた コネ:日月楓、小能見桜(各1LvずつUP、スートは♥優先)
バレンタインデーの当日は、ライヴイベントを予定している"とまと日和"の面々。
そこでファン向けに配布される予定だった菓子が、業者のトラブルで未だ届かないようだ。
再三連絡をしても目途が立ちそうにない。
それならば、自分達で作ろう…彼女らは、アイドルである前に、一人の女の子として決意する。

●PC3:千種千尋 コネ:加賀美ケムリ、緑雨(各1LvずつUP、スートは♥優先)
彼にとってのバレンタインデーは、ハニートラップを仕掛ける絶好の機会でしかなかった。
そのような世界で暮らしていたからであろう、今更何をプレゼントされたところで、原材料が気になって仕方が無い。
とりあえず、食わなければ問題がないだろう…そのように認識していたのが大きな間違いだった。
このような常軌を逸した菓子が、この世に存在しようとは。





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最終更新:2015年02月23日 12:02