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tokyonova_ep10

肉体的なものであれ、精神的なものであれ、既にありとあらゆる痛みを経験してきたつもりだ。
それなのに、何故だろう――これまでの何れとも異なる、この感覚は。

トーキョーN◎VAは重苦しい空気に満ちていた。
じわりと湿り気を帯びた温い風が、汗ばんだ首筋のあたりにいつまでも漂っている。
IANUSの埋め込まれた人間であれば、その心地悪さをすぐにDAKが感知してくれるのだろう。
一向に動く気配の無い空調に目をやり、溜息をついた。

ここ最近の無理が祟ったのだろうか、今朝方から身体が重い。
疲労感がたまれば体調を崩す、まるで人並で当たり前な因果関係が、妙に嬉しい。
このまま休んでいれば、誰かが心配してくれるのだろう、いつものように。

ゴウシュウにメールを投げると、即座にベッドへと横たわる。
幸か不幸か、その時点では気付けずにいた。
異変がその体内で、ゆるやかに進行していたことに――



トーキョーN◎VA The Axleration
疼痛のマトリクス

かくて運命の扉は開かれた。



●PC1:後藤ゴウシュウ コネ:緑雨
●PC2:春野ひなた コネ:子日友愛
●PC3:千種千尋 コネ:我が子





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最終更新:2015年09月16日 13:43