代名詞 ←前 ★ 次→ 受動分詞と受動態
※2014/09/02 ダイアクリティカルマークがある文字が文章の場合、括弧の中にx-sistemo表記を併記する。例:ĉu(cxu)
Mi amas katojnは「私は猫が好き」、Vi amas hundojnは「あなたは犬が好き」だったよね。
じゃあ、「あなたは犬が好きですか?」って聞くときにはどうすればいいの?
疑問文ね。
英語だとDo you~?とかDoes he~?のように複雑だけど、エスペラントでは文頭にĉu(cxu)(チュ)を付けるだけでいいの。
Ĉu(Cxu) vi amas hundojn?で「あなたは犬が好きですか?」よ。簡単でしょ。
ついでに否定文もやっておこう。
否定文は動詞の前にneを置いて作る。
Vi ne amas hundojnで「あなたは犬が好きではありません」になる。
疑問はĉu(cxu)(チュ)で、否定はne(ネ)ね。
「~でちゅか?」、「~じゃねぇ」って覚えとこ(笑)
ちなみに、疑問文に対して返事をする場合、「はい」ならjes(イェス)、「いいえ」ならneと答えるわ。
例文を挙げておくわね。
Ĉu(Cxu) li estas studento?「彼は学生ですか?」
Jes, li estas studento.「はい、彼は学生です」
Ne, li ne estas studento.「いいえ、彼は学生ではありません」
あとこれは応用だが、neは動詞以外も修飾することができる。
例えばNe mi amas katojnで、「私でない人が猫を好きだ」、すなわち「猫が好きなのは私ではない」という意味になる。
neはどこでも付くことができて便利なんだね。
ところでĉu(cxu)を付けるふつうの疑問文は分かったけど、「何」とか「誰」とかを尋ねる場合はどうすればいいの?
「これはなんですか」とか「あなたは誰ですか」とか……。
「何」はkio、「誰」はkiuというの。
英語と同じで疑問詞は文頭に置くのよ。
What is it?は Kio ĝi(gxi) estas?といい、Who are you?はKiu vi estas?となるの。
Kiu vi estas?と聞かれたら、Mi estas Lidiaのように、疑問詞に対して答えてね。
kioとkiuか……。
「なぜ」や「どこ」はどうなるの?
「なぜ」はkial、「どこ」はkie、「いつ」はkiamよ。
みんなkiから始まるわ。例を挙げておくわね。
疑問詞については
相関詞のところで改めて扱うから、今はkioやkiuなど、ここで挙げたものだけ覚えておけばいいわ。
Kial vi iras? あなたはなぜ行くの?
Kie vi loĝas(logxas)? あなたはどこに住んでいるの?
Kiam li alvenis? 彼はいつ着いた?
わかったよ。今回はわりと簡単だったね。
やっぱり人工言語は基本的に簡単なんだね。
(とかいって、次は難関の分詞だったり(苦笑)
次回こんな→(TωT)顔になるような気がするわい……)
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最終更新:2014年09月02日 10:21