モモ - (2007/12/05 (水) 23:09:13) の編集履歴(バックアップ)
生薬名
桃仁(トウニン)
説明
- 中国原産の落葉樹。バラ科です。種の殻の中にある乳白色の部分「仁」を使用する。バラ科には他にもアンズ(杏仁)、桜、梅などがあり、これらの仁にはアミダグリン等のシアン生成配糖体を含んでいるため、摂取すると酵素作用で青酸を遊離します。青い梅を食べてはいけないと言われているのは、青いところにシアン生成配糖体があるからです。
作用
- 活血化オ
- 薬味:苦
- 薬性:平
- 帰経:心、肝、大腸
- オ血を強力に取ります
代表的方剤
- 活血化オ剤
- 桃紅四物湯:四物湯(当帰、白芍、川キュウ、熟地黄)+桃仁、紅花
(編集者:宮崎大学 露木敦士)