内傷病弁証 - (2008/05/08 (木) 21:25:23) の編集履歴(バックアップ)
内傷病弁証(ないしょうびょうべんしょう)とは、四診によって集められた情報を整理するための弁証の一つであり、八綱弁証において内傷病と判断された病態について行う。外感病とは外邪が体に侵入して裏に達して起こる病のことである。
内傷病弁証は一般弁証ともいい、八綱弁証において裏証と判断された病(内傷病)に対して行われるが、一般弁証と言った場合通常八綱弁証も含むことが多い。
目次
八綱弁証
詳しくは八綱弁証を参照されたい。
病因病邪弁証
病因病邪弁証では、なぜ疾病にかかったのか、その原因を整理する。疾病の原因となる発病因子には外因と内因がある。
外因
外因は外邪、六淫とも呼ばれ、風・寒・暑・湿・熱・燥の6つの外邪を指す。弁証においては、それぞれの外邪がどの程度の深さ(表裏)にあるか分けて考える。
- 風(ふう)
- 表
- 寒
- 表
内因
気血津液弁証
臓腑弁証
(編集者:宮崎大学)