ぼいどくえすと *公式 [[足立透]]によって[[久保美津雄]]がテレビの中へ落とされた後、テレビの中に現れた迷宮。 ゲーム漬けだった美津雄の内面を反映してか、迷宮全体(およびボスの初期形態)が粗いドット絵で構成されており、さながらに二次元の世界に迷い込んだような感覚を誘う。 名称等から察するに、ドラゴンクエストのテイスト(それもファミコン版あたりの頃のもの)が多分に盛り込まれていると思われる。 扉を開ける時の効果音や、城に入った途端始まる名前入力のメッセージイベント(「なまえをきめてください」に対して「ミツオ」と表示される)などの演出も凝っており、かなり個性的なダンジョンと言える。 因みにこのメッセージは改ページごとに「ミツオ」の部分を1文字ずつ増やす(「ミ」「ミツ」「ミツオ」)ことで、いかにもゲームの名前入力っぽく見えるように工夫されている。 また、最奥部はコロシアムのような作りとなっている。 テレビ番組風のイベントはないが、階段を上がるごとに、美津雄のこれまでの行動を現わすかのようなテロップが流れる。 独りよがりかつ罪の意識が微塵も見られないあたりが、明るいBGMと相まって割と怖い。 古参のファンでないと気づかないが、ダンジョン突入直後の母親の台詞は真・女神転生1の母親の台詞(コーヒーを買ってきて~女の子が殺された~のくだり)そのままである。 もっとも今となっては分からない人の方が多そうだが。 因みに「ボイド(void)」は「空っぽ。何も無い」を意味する。 プログラムでも使われている。