おちみずきょうか
cv:久川綾
公式
本作「ペルソナ4」の世界観をベースにして「その後の物語」として描かれたリズムアクション「ペルソナ4-ダンシング・オールナイト-(以下、P4Dと略)」の登場人物。
自称特別捜査隊メンバーの一人・
久慈川りせと同じ芸能プロダクション「タクラプロ」に所属するアイドル・
真下かなみを主とするアイドルユニット「
かなみんキッチン」のプロデューサーを務める女性であり、また同時に、P4Dの物語の舞台となる野外イベント「愛meets絆フェスティバル(通称、絆フェス)」においても、総合プロデューサーとして全責を担う立場にある人物でもある。
性格は一言で云えば厳格。
りせの復帰に併せて、彼女の「たっての願い」で絆フェスへの出演が決まった自称特別捜査隊一同のダンスを初見では「お遊戯」と切り捨て、返す刀でりせに対して「この業界は結果が全て」と語り、アイドルとして再び活動を開始したりせに覚悟を迫るなど、「プロフェッショナル」であるということを除外しても、仕事に対しての姿勢は基本、妥協・容赦が無い。
ともすれば「冷酷」と言ってもほぼ差し支えない厳しい姿勢は芸能関係者のみならずファンの間にも広く知れ渡っており、彼女の印象を少なりとも知る者からは「女帝」の別名で呼ばれ畏れられている。
自身がプロデュースする「かなみんキッチン」のメンバーに対しても、一目でそれと分かる強烈で現実離れした「キャラ」を演じることを求めているため、「演じている自分」と「本当の自分」の境界線を見失ってアイドル活動を休止した過去を持つりせとは、かなり折り合いが悪い。
そういった表面的な部分で見れば「他人の声に耳を貸さず、あれこれと上から目線で物事を押し付ける嫌な大人」といった趣の人物であるが、それは「プロとしての仕事」を追求するがゆえの「強すぎる責任感」から来るものであり、また「結果が全て」という理屈についても、経験から来る人生訓の側面が強い。
長年芸能界に携わってきただけあってプロデューサーとしての技量は確かで、絆フェスが間近に迫るなか怪異に巻き込まれて「かなみんキッチン」のメンバーが消息を絶ってしまった際には、一人残ったかなみに対してりせとユニットを組んで絆フェスに挑むよう指示するなど、時と場合によっては「結果」を優先すべく妥協し、不測の事態にも動じずピンチをチャンスに変える「大人なりのしたたかさ」も併せ持っている。
現在はフリーランスのプロデューサーだが、かつてはタクラプロダクションに所属しマネージャーとしても腕を振るっていた。
関連項目
最終更新:2015年07月19日 23:03