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京太郎「うーん、小蒔さん、俺ってほんとに格好いいのか?」 小蒔「はい。日ノ本屈指の男前だと思います」 京太郎「そっか。小蒔さんが言うならそうなんだろう。      ……それにしては全然モテない、どころか最近は存在すら忘れられてる感じがするんだけど」 小蒔「部活で何かありましたか?」 京太郎「いや……。控室でたまに打ち筋の質問とかするんだけどさ。10回に9回は無視されるんだよ。      最初はあんまり初歩的過ぎてスルーされたのかと思ってたんだけど、どうも違うみたいで。      この間なんかあんまりムカついたから、つい魔が差して和――原村和な、の胸を揉んでみたんだが」 小蒔「何も反応が無かった、のですか?」 京太郎「そうなんだよ。霞さんや春はこんなに反応するんだから結構自信あったんだけど」 小蒔「私ではご不満ですか?」 京太郎「まさか! 小蒔さんのことは好きだよ。ただ」 小蒔「ならば良いではないですか。さあ、御一緒に湯浴みをどうです京くん?     普段はなかなか逢えませんから……ね?」 京太郎「え、あ、ああ。そうしようか。みんなはどうします?」 霞「はっ、はぁっ。わ、私達は後から入るわ」 春「」ビクンッビクンッ 初美「ぺったんこで良かったと思う日が来るとは思いませんでしたよー」 巴「私とはっちゃんでお清めのお世話をしますね」 小蒔「ええ。よろしくお願いします巴ちゃん、はっちゃん」 小蒔(京くんは私達だけにモテていればいいんです。     そろそろ……霧島にお招きしても大丈夫でしょうか。     九面様にお願いした甲斐がありました) 久「須賀……? 誰だったかしら」 咲「えー!? 部長忘れちゃったんですか? ほら、えっと……?」 和「清澄高校麻雀部に男子部員ですか? そんなオカルトありえません」 優希「むー? いつもならタコスがどこからともなく現れるはずなのにおかしいじぇ」 まこ「……おかしいの。おぼろげに……誰かの顔が……きょ……? いかんの。疲れとるのかもしれん」 こうして、一人の少年が誰にも知られることなく失踪した。 彼女たちに届いた差出人不明の手紙。そこにはこんな文面が走り書きされていたという。 『さき、みんな、久しぶり  よお、まさか忘れたなんてないよな?  なんだかんだあったけど俺は元気でやってる。だか  ら心配しないでくれ。  ■■ ■■■より』 カンッ

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