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インターハイ、それは高校麻雀最強を決める場であり以降の栄達を約束する場であるとともに、あるジンクスがあった 久「須賀くん、私と付き合って」 咲「京ちゃん、私だよね?」 優希「京太郎、一生私のタコスを作ってくれ!」 和「須賀くん、私の胸をよく見てましたよね? 良ければ……」 京太郎「な、なにこれぇ!? なんかの罰ゲーム!?」 おろおろと周囲にドッキリのプラカードを探す男子高校生と、一人溜め息をつく眼鏡の先輩がいた まこ「インターハイの決勝にはの、活躍した選手は高校在学中に異性と結ばれんと一生干物女の法則があるんじゃ」 京太郎「なにその理不尽な呪い!?」 咲「部長には生徒会とかで他に男子いるでしょう!? 私には京ちゃんだけなの!」 優希「のどちゃんだってその胸で引く手あまた、京太郎に固執する必要はないはずだじぇ!」 久「私だって初めて付き合うなら意中の人の方がいいわよ! なんでロリコンとか相手にしなきゃいけないの!」 和「体目当ての人は嫌です! 私にとって信頼できて仲のいい人は須賀くんしかいません!」 京太郎「何だろう、嬉しいことを言われているはずなのになぜか嬉しくないぞぅ」 まこ「そりゃここまで敵意むき出しの仲違いしてたらのぉ。あと、お前さん携帯震えとるぞ」 京太郎「くっ、あえてスルーしてたのに……うわ、照さん、菫さん、大星、高鴨、新子、玄さん、あと臨海も全員から」 まこ「阿知賀は実家業やっとるし、そもそも決勝の他の高校は全部女子校じゃからな。特に三年は必死じゃろ」 久「貴方たちはまだ2年以上あるでしょ!? 私に譲ってよ!」 和「そんなこと言って卒業しても須賀くんと付き合い続けるつもりでしょう!?」 久「当たり前じゃない! こんないい子普通いないわよ!」 優希「あー、認めた! 部長ずっこいじぇ!」 咲「京ちゃんは一人ぼっちの私に手を差し伸べてくれた王子様なの! ずっと前から好きなんだもん!」 京太郎「染谷先輩、この惨状を何とかするグットアイデアとかありません?」 まこ「お前さん、分身の術とかできんか?」 京太郎「できるわけないでしょ!? 人間ですよ俺は!」 まこ「じゃあ十五、いや十六?股するゲス男になるしかわしには思いつかん。もしくは他の高校には友人を売るしかないの」 京太郎「なんて闇が深いんだ、麻雀業界……うかつに足を踏み入れるんじゃなかった」 全員「「須賀くん(京ちゃん)(京太郎)! 誰にするの!?」」 京太郎「神様助けて!」 残念ながら助けてくれそうな神様は鹿児島でのんびりと麻雀を打っていたので当然助けはなかった。 カン

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