久「そういえば須賀くんがレディースランチを咲に頼むようになったきっかけって何かしら?」
咲「ああ、それはですね…」
~
咲「もう、京ちゃん先に食堂行っちゃうなんてひどいよ」
京太郎「いやぁ、わりぃわりぃ。女子の間で人気と噂の生姜焼き定食を食べてみたくてさ」
咲「なんで京ちゃんが女子の噂を知ってるの?でも、確かに美味しそうだなぁ。すぐに売り切れちゃうから食べたことなくて」
京太郎「じゃあさ、俺のと交換するか?」
咲「えっ、でも京ちゃんそれ食べたかったんじゃ」
京太郎「別にいいって。レディースランチなんて食べる機会ほぼないから、興味あるし」
咲「…うん、じゃあはい。ありがとう、京ちゃん」
京太郎「おう、どういたしまして。」
~
咲「その時に食べた、レディースランチが気に入ったらしくて、今も私に頼ませるんですよ。」
久「へえ、須賀くんなかなかかっこいいじゃない。生姜焼き定食美味しかった?」
咲「はい。京ちゃんからもらったものだから、特別な感じがして美味しかったです。」
久「須賀くんにとっては特別じゃないかもよ」
咲「えっ?」
久「この前、生姜焼き定食を持った須賀くんが女子に囲まれてるのを目撃してね。まんざらでもなさそうだったわよ。」
咲「そ、そんなぁ。」
ガラッ
京太郎「すいません、遅れまし」
咲「京ちゃんのバカー!!二度とレディースランチ頼んであげないからぁ!!」
京太郎「なぜっ!!」ガーン
その後、レディースランチは生姜焼き定食との交換制になった、カン
最終更新:2020年04月06日 23:38