京太郎「優希。ほれ、今日のタコスだ」

優希「おう、ありがとうだじぇ」

まこ「本当によう作るのー」

京太郎「次は準決勝ですからね。こいつにはちゃんと暴れてもらわないと」

久「へぇー、じゃあ私が作って欲しいって言ったら何か作ってくれるの?」

京太郎「ええ、何か希望はありますか」

久「んー、そうね…」

和「部長、ただでさえ咲さんや優希の世話を任せっぱなしなのに、これ以上須賀くんに負担をかけないで下さい」

咲「わ、私はそんなに迷惑かけてないよ…」

まこ「お主、東京に来てから何回迷子になったと思っとるんじゃ」

咲「うう…」

京太郎「まあ、俺は慣れてるし別にいいけどな。それじゃ、俺は部屋に何かあったらよんでくれ」

和「いつもありがとうございます。須賀くん」

バタン

和「では、やりましょうか」

咲「うん」

優希「やるじぇ」

久「よし、じゃあいくわよ」

まこ「(もはや、シミュレーションやることが日課になってしまったのう)」


買い出し中
京太郎「東京って本当に都会だなー。人も多いし、大きな看板もたくさんある」

京太郎「おお、はやりんの看板まである。相変わらず「「すばらしいおもちですのだ」」だ」

京太郎「ん?」

優希「あれ、こいつは確か…」

和「玄さん!?」


玄「ふーむ、こんな町中でおもちへの愛を囁くとはなかなか見所があるよ」

京太郎「えーと、あなたは確か阿知賀の…」

玄「阿知賀の先鋒、2年の松実玄です」

京太郎「清澄高校の1年の須賀京太郎です」

玄「うん、知ってるよ。清澄のことが気になったから見てたんだ。そしたら、君はよく和ちゃんのおもちをよく見てることが分かったんだ」

京太郎「うう、すいません…」

玄「何言ってるの。おもちに目を奪われるのは当然のことだよ。おもちは愛するものは皆同士だよ」

京太郎「巨乳のことをおもちと呼んでいる…そしてその発言、あなたはまさか同士クロチャコフ!!」

玄「!!その名を知っているということはまさかあなたは同士スガーリン」

京太郎「おお、このようなところであなたと出会うとは」

玄「やはり、おもち同士は惹かれあう運命なんだね。さあ、我々の理想のおもちを探しにいこう」

京太郎「行きましょう、おもちの園へ…」

久「これはいったい…」

咲「また、胸か…」

まこ「二人の世界を築いとるの…」

ピッ
須賀京太郎と松実玄はおもち同士として、匿名で巨乳の写真集などの情報を交換している。二人が出会えば、おもちについて語り合い、仲を深めていくことになる

和「玄さん…。阿知賀が参加していると聞き、正直こんな風になる予感はしてました」

まこ「こんな性格なんか、あのドラゴンロード」

久「じゃあ、いつも通り須賀くんの行く場所を変えて…スタート」

しかし、


コンビニ

京太郎「おおー、さすが戒能プロいいものをお持ちだ」

玄「君は…」

咲「京ちゃん、また、巨乳のグラビア読んで」

優希「また、出会って同じ展開になったじぇ」

何度か場所を変えてはみたが


京太郎、玄「「おもち!!」」

まこ「もう何回これを見せられたんじゃろうか」

久「もう両手じゃ、数えきれないわね」


京太郎「俺、やっと一番のおもちを見つけたんです」

玄「それは…」

京太郎「それはあなたです」

結果は変わらなかった。

優希「すごい、どこへいこうが必ずあいつと出くわすじぇ」

咲「その結果、最終的に私より距離感が近くなってる、許せない」ゴッ

まこ「確かにこれはすごいのー、なんでじゃろうな」

ピッ
おもち同士は惹かれあう。これは当たり前のことなのです。

和「そんなオカルトありえません!!」

久「でも、どうしたらいいかしらこれじゃ避けようがないわよ」

優希「確かにこれはどう防げばいいかわからないじぇ」

咲「どうしたらいいのかな」

和「…みなさん、私に考えがあります」

そして、

京太郎「俺達もついてきてよかったのか、和」

和「いいんです。阿知賀のみんなに今の仲間を紹介しておきたいですから」

穏乃「あっ、和ー」

憧「こら、走るな。穏乃」

和「お久しぶりです、穏乃、憧。そして…」

玄「おー、また一段と大きく育って…」

和「玄さん、相変わらずですね」

玄「何言ってるの。おもちが素晴らしいのは不変なことだよ」

京太郎「うむ、確かにその通りですね」

玄「君は確か、よく和ちゃんのおもちをよく見ていた人だね」

京太郎「あなたは…」

和「須賀くん、セクハラはやめて下さい」

憧「玄もその辺にしときなさい」

京太郎「ごめん、和」

玄「ううー」

咲(一緒に阿知賀と会う作戦、成功してよかったね)

優希(二人の世界に入る前に止められてよかったじぇ)

これによってドラゴンロードとの濃厚なフラグを立てることを防いだ清澄だった。
しかし、

穏乃「それにしても、清澄に和と同い年の男子がいるなんてね」

憧「玄と意気投合してそうだったからなかなか残念な感じがするけどね」

穏乃「でも、身長高くて結構かっこよかったけど。憧はどう思う?」

憧「まあ、見た目は…確かにかっこよかったけど」

別のフラグが立っていたことには気付かなかった

続く?



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最終更新:2020年06月15日 04:21