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  小ネタ 京ちゃんの隠れた趣味

和「須賀くん、それロンです」パタン

京太郎「ぬわ~、また飛んだ!」

優希「ふふふ、私達に勝とうなんてまだまだ早いじぇ!」

京太郎「くっそ~、今日はなんか勝てそうな気がしたんだけどな~」

咲「はははっ、残念だったね。予想の通りにならなくて」

久「あっ、やってるわね。今は一年だけでやってるの?」

和「あ、部長。はい、待ってる時間が勿体なくて軽く打ってました」

久「なるほどね。で、須賀くんが飛んだって所かしらね」

京太郎「まあそんな感じです。あ、そうだ部長」

久「あら、どうしたの?」

京太郎「今日から少し部活で抜ける事になるですけど、いいですか?」

久「まあ構わないけど、何かあるの?」

京太郎「まあ簡単に言ったら、ちょっとした用事です」

優希「そんな事言って、もしかしてサボるのか?」

京太郎「んなわけあるか、バカ。それで部長、どうなんですか?」

久「ええ、分かった。でも抜けるって言うのはちゃんと言ってから出て行ってね」

京太郎「分かっていますよ。それじゃあお先にし連れします」タッタッタ

和「須賀くんの用事って、一体なんでしょうか?」

咲「さあ、なんだろう?」

 ~~次の日~~

咲「京ちゃん、一緒に麻雀部に行こう」

京太郎「あ、悪い咲。今日は最初から無理なんだ。悪いんだけど、部長に伝えといてくれねえか?」

咲「えっ、別にいいけど。またこの前みたいに用事なの?」

京太郎「あぁ、それだ。じゃあ頼んだぞ、咲!」タッタッタ

  麻雀部室

咲「こんにちは~」

まこ「おお、来たか。ってあれ?」

まこ「おい、京太郎はどないしたんじゃあ?」

咲「京ちゃんはまた用事で休むそうです」

まこ「そうか、分かったわ」

和「今日は最初からいないんですか、須賀くんは」

咲「うん、そうなんだ」

優希「あ、そういえば」

和「どうしたんですか、優希?」

優希「いやそういえば今日、京太郎が吹部の部室に行ってる所を見たじょ」

咲「吹奏楽部に?」

和「吹奏楽部に何の用事があったんでしょうか?」

咲「う~ん、なんかの整理を頼まれたのかな?」

優希「まったく分からないじぇ」

~~そしてまた次の日~~

和「あ、須賀くん、おはようございます」

京太郎「おっ、おはよう和。朝から一緒ってなんか珍しいな」

和「それもそうですね。うん?あの須賀くん、背中に背負ってるケースはなんなんですか?」

京太郎「えっ?あ~、これか?い、いや~、このケースはちょっとハギヨシさんに少し預かってほしいって頼まれた物で今日返しに行くんだよ」

和「ハギヨシさんって、龍門渕の執事さんでしたよね?」

京太郎「あぁ、そうだぞ。俺に色々と教えてくれてる師匠のような人だぞ」

和「そうだったんですか。ちなみにこのケースの中身はなんですか?」

京太郎「あ、そうだった!俺、係の仕事があったんだった!悪いけど先に行くわ!」タッタッタ

和「あ、須賀くん!走ったらこけてしまいますよ!」

  ~~それから放課後へ~~

和「...という事があったんです」

咲「今日の朝にそんな事があったんだ」

優希「ますます怪しくなってきたじょ」

久「確かに優希の言うとおりね。須賀くんが用事があって抜けている事、吹奏楽の部室に行った事に龍門渕の執事さんから預かっているケース...」

久「これは明日須賀くんを追いつめて聞くべきね」

まこ「確かにこれはち~とばかし気になるからの」

優希「皆に黙ってコソコソしてるのは気にくわないじょ!」

咲「あたしもここまできたら気になって仕方ないよ」

和「私も...ちょっとは気になります」

久「決まりね。それじゃあ明日、須賀くんを追い詰めて聞くわよ」

一同「お~!」

 ~~そしてその日になりまして~~

京太郎「えっと、どうしたんですか?皆揃って」

久「さあ須賀くん、貴方が隠してる事を話しなさい!」

京太郎「か、隠してる事?」

優希「とぼけても無駄だじぇ!色々とこっちには証拠を見て来たんだじょ!」

まこ「まあ、ごく一部の情報じゃがのぉ」

咲「正直に話してよ、京ちゃん!京ちゃんの用事ってなんなの!?」

和「えっと、私も気になりますけど。言いたくなければ、良いんですけど」

京太郎「はぁ~、分かりましたよ。言いますよ、俺が抜けてた理由」

久「よし、じゃあ話して頂戴」

京太郎「俺が用事で抜けてた事は、俺の趣味の事だったんですよ」

まこ「趣味?どういうことじゃあ?」

京太郎「まあ実際見せた方が早いな。すいませんけど、ちょっと電話しますね」 プルル

久「あ、うん、分かったわ」

京太郎「ありがとうございます、部長。あ、もしもしハギヨシさんですか?」

京太郎「いきなりで、すいませんけど。今からあれを持ってきてもらって清澄まで来てくれませんか?」

京太郎「本当ですか、ありがとうございます!ではお待ちしてます」ピッ

  ~~それから20分後~~

ハギヨシ「清澄皆さん、こんにちは。それから京太郎くん、頼まれた物を持ってきましたよ」

京太郎「ありがとうございます、ハギヨシさん。お忙しい時に呼んでしまって」

ハギヨシ「いえいえ、私の友人の頼みですから。それにちゃんとお嬢様の許可をもらってますから」

京太郎「そうですか。なら良かったです」

純「よう、須賀!来てやったぜ」

京太郎「あ、純さん!純さんも来て下さったんですね」

純「おいおい、俺もいないと意味ないだろう?」

京太郎「ですね。それじゃあ皆はちょっと座っててください。色々と準備していますから」

久「あ、うん」

京太郎「それじゃあ、早く用意しますか」

ハギヨシ・純「はい(あぁ)」ゴソゴソ

咲「ねえ、あれってどう見てもドラムセットだよね?」

久「ええ、そうね。しかも龍門渕の執事さんが出してるのってどう見てもあれはウットベースだわ」

和「えっと須賀くんがケースから出したのは...あれはアルトサックスです!」

まこ「京太郎の用事をやってた事ってこれやったんか!」

京太郎「お待たせしました!これが俺が用事って言ったことです。今からジャズ風の『星に願いを』を演奏します。じゃあ純さん、お願いします」

純「おう、分かったぜ。それじゃあ行くぜ、ワン・ツー!」ダダン

ハギヨシ「♪~」ダン ダン ダーン

京太郎「♪~」

一同(しかも三人ともなかなか上手い!)

 数分後

京太郎「...ふう、まあこんな感じですかね。どうでしたか?」

一同「」ポカーン

京太郎「あれ?なんか変でした?」

咲「す、すごいよ、京ちゃん!すごくうまかったよ!」

まこ「いや~、なんか鳥肌立ったわ」

優希「なんでお前そんなに吹けるんだじょ!あいつもドラムとか上手かったし!」

純「へへ~、見直したか?」

京太郎「そうか、喜んでもらえて良かったよ」

和「本当に上手かったですよ、須賀くん。正直、つい楽器を吹いている須賀くんに見惚れてしましました」

京太郎「そ、そうか?なんか和にそう言われると照れるな///」ホッペポリポリ

ハギヨシ「なかなか上手くなりましたね、京太郎くん。今度はウットベースに挑戦してみますか?」

京太郎「本当ですか?じゃあ今度お願いします!」

優希「私も何かやりたいじょ!」

久(これって、なんか面白うそうかも!ちょっと、他の皆に連絡を回してみましょう!)ポチポチ

 続く...かも
















桃子「ス、スサノオさんっすか?」

京太郎(スサノオ)「あぁ、その通りだ」

桃子「えっと、スサノオさんはクシナダさんとはどういう関係なんすか?」

京太郎(スサノオ)「うん?う~ん、なんと言ったらいいのか。そうだな、簡単に言ったら俺とクシナダは夫婦だ」

桃子「ええ~!?スサノオさんとクシナダさんって夫婦だったんすか!?」

京太郎(スサノオ)「あんまり大声を出さない方がいいぞ。夜なんだぞ?」

桃子「あ、ごめんなさいっす。それでえっとスサノオさんは、さっきまで困っていたクシナダさんを助けるために須賀くんの体で助けたあげたんすか?」

京太郎(スサノオ)「半分当たりだ」

桃子「半分?他に違う用事があったんすか?」

京太郎(スサノオ)「あぁ、それだ。悪いが俺はそんなに長くいる事が出来ないんだ。クシナダに悪いが伝言を伝えといてくれないか?」

桃子「は、はいっす!それくらいお安い事っす」

京太郎(スサノオ)「じゃあ伝えるぞ。『伊弉冉尊様がお前を探しに現世に来ている、気をつけろ』とな。じゃあ後は頼んだぞ」フラ スー

桃子「うわ、危ないっす!」ダキ

桃子「クッ、やっぱり元の姿の須賀くんは重たいっす~!」

京太郎「う、う~ん」

桃子「あ、起きたっすか?」

京太郎「私は...一体何をしていたんでしょうか?」

桃子「もしかして、クシナダさんっすか?」

京太郎(クシナダヒメ)「モモさん?確かに私はクシナダですけど、一体何があったんですか?それにさっきの人達もいませんし」

桃子「えっと一旦落ち着いてほしいっす。とりあえず深呼吸をするっす、まず吸って~」

京太郎(クシナダヒメ)「あ、はい!すう~」

桃子「吐いて~」

京太郎(クシナダヒメ)「はぁ~」

桃子「落ち着いたっすか?」

京太郎(クシナダヒメ)「はい、おかげで落ち着きました。それで状況を教えてくれますか?」

桃子「はいっす。まずさっきまで二人に困っていたクシナダさんを助けるために、クシナダさんの旦那さんのスサノオさんが須賀くんの体を借りて助けたんす」

京太郎(クシナダヒメ)「あ、そういえば頭の中でスサノオ君の声が聞こえたと思ったら私と入れ替わったのね!」

桃子(クシナダさんってスサノオさんの事を君付けで呼ぶんすね)

桃子「じゃあ続けるっすよ。スサノオさんがクシナダさんと変わってあの二人から離れるように私を抱えてこの公園まで逃げて来たんす」

京太郎(クシナダヒメ)「そうだったんですか。スサノオ君、やっぱり優しくて頼もしくて夫婦になって良かったわ」

桃子「スサノオさんはいつも何かあったら助けてくれるんすか?」

京太郎(クシナダヒメ)「はい!私の自慢の旦那様なんです!」

桃子「あ、それとスサノオさんから伝言を渡されたっす」

京太郎(クシナダヒメ)「えっ、スサノオ君からの伝言?なんて言っていたんですか?」

桃子「えっと確か、『伊弉冉尊様がお前を探しに現世に来ている、気をつけろ』って言ってたっすよ」

京太郎(クシナダヒメ)「ええ!?伊弉冉尊様がこちらに来ているんですか!?どうして、ばれないように言ったのに」

??「見~つ~け~た~ぞ~!」

桃子「ふえ!?今度は一体なんすか!?」

京太郎(クシナダヒメ)「あ、あのオーラ、間違いありません。伊、伊弉冉尊様です!」ガタガタ

小蒔(イザナミ)「そこを動くなよ、奇稲田姫!」ダッ

京太郎(クシナダヒメ)「はわわ!は、早く逃げないと!ってうわ!」コケ バタン

桃子「うわ、何もない所でこけたっす。ってそんな事言ってる場合じゃあないっす!大丈夫っすか、クシナダさん!」

京太郎(クシナダ)「いたた。どうしていつも何もない所でこけてしまうんですか~」

小蒔(イザナミ)「...追いかける必要はなかったな」

桃子「えっと、クシナダさんって本当に良くこけるんっすね」

小蒔(イザナミ)「こいつは根っからのドジッ子だからな。さてと」ゴゴゴゴゴ

京太郎(クシナダヒメ)「あ、えっと。ご機嫌様です、伊、伊弉冉尊様」ビクビク

小蒔(イザナミ)「何がご機嫌様だ!私に黙って現世に行くなど、百年早いわ!」ホッペタグニー

京太郎(クシナダ)「いひゃい、いひゃいれしゅ!どふひてばへたんれふか~」ビヨーン

小蒔(イザナミ)「月読命がコソコソと出て行ったところを見たと言っておったのだ!」パッ

京太郎(クシナダ)「はう~、ほっぺがヒリヒリして痛いです~」サスサス

霞「はあはあ、な、何とか追いついたわ」

初美「伊弉冉尊様、早すぎですよー」

巴「ど、どうやら、探していた人は見つかったみたいですね」

桃子「うわ!今度は巫女さん達っすか!?」

霞「そ、それで伊弉冉尊様、探していた人物は見つかったんですか?」

小蒔(イザナミ)「ああ、やっとこの馬鹿を見つける事が出来たぞ」ユビサス

京太郎(クシナダ)「すいませんでした、伊弉冉尊様~」サスサス

巴「あれ、この男の子...」

初美「う~ん、なんだか見た事がある顔なのですが」

霞「そうね、どことなく京くんに似てるような?」

春「ふう、やっと追いついた」ポリポリ

初美「やっと、来たんですかはるる。というかなんでまだ黒糖食べてるんですか!」

春「一定の速さで走らないと黒糖がばらけちゃうから」

初美「なんなんですか、その理由は!」

春「ところでどうしたの?」ポリポリ

巴「この男の子が誰かに似てるって話になってて」

春「...あ、京太郎が元の姿に戻ってる」ポロ

霞「ええ!?これがあの小さかった京くんなの!?」

初美「と言うか何でこの青年が京太郎だって分かったんですか、はるる」

春「開会式の時、京太郎が叫んでる所を見てずっと京太郎を眺めてた」

巴「開会式ぐらい前を向いていよう」

小蒔(イザナミ)「とにかく、私は用事が終わったので帰るとしよう。ほら帰るぞ、奇稲田姫」

京太郎(クシナダ)「は、はい、分かりました。あのモモさん」

桃子「ふえ?な、なんすか、クシナダさん?」

京太郎(クシナダ)「今日は町を案内してくれてありがとうございました。とても楽しかったですよ」

桃子「...ふふ、どうしたしましてっす。私も楽しかったっすよ」

京太郎(クシナダ)「本当にありがとうございました、モモさん。それでは皆さん、またいつか」

小蒔(イザナミ)「それじゃあな、皆の者。また降りてやって来るぞ」

京太郎・小蒔「...」スー フラ

桃子「あわわ、受け止めないと!よいっしょっと」ギュウ

霞「おっとっと。ふう~、危ない危ない」ギュウ

京太郎「う、う~ん」

小蒔「...あれ、ここは一体?」

霞「あ、気が付いたわね、小蒔ちゃん。ここは公園よ」

小蒔「ふえ、どうして公園に?もしかして私、また寝ていましたんですか?」

初美「ええ、その通りですよー。伊弉冉尊様が姫様に降りてきてとある人物に会いに来たみたいでしたけど」

小蒔「伊弉冉尊様が。ってあれ?」チラ

桃子「須賀くん、起きるっす」ユッサ ユッサ

京太郎「.....」

小蒔「この殿方は一体なんですか?なんだかどことなく京太郎くんの面影があるのですが」

春「姫様、それは紛れもなく京太郎ですよ」

小蒔「ええ!?この姿が京太郎くんなんですか!?」

巴「まあ正確に彼の元の姿なんですけど」

霞「あら、なんだか様子がおかしいわ」

初美「どういう事ですか、霞?」

霞「小蒔ちゃんはすぐ起きたのに京くんは未だに起きないなんて変だわ。ちょっと、そこのあなた」

桃子「ふえ?あ、巫女さんのえっと...」

桃子(というか、あの原村さんより大きなおもちっすね)

霞「私は石戸霞と言います。少し聞きたいことがあるのだけど良いかしら?」

桃子「はい、いいっす。それで聞きたい事って須賀くんがまだ起きない事っすよね、霞さん?」

霞「ええ、その通りよ。京くんに何があったの?」

桃子「えっとっすね、さっきまで私に話しかけた須賀くんには奇稲田姫さんって言う人が須賀君の中にいたんす」

巴「確か伊弉冉尊様が京太郎くんに会いに来るって言っていた神様の名前でしたね」

春「うん、その通りのはず。でもこんなに早く来るなんて予想外」

霞「ふんふむ、続きを言ってもらえるかしら」

桃子「はいっす。それでは私はクシナダさんと町の案内してあげていると、多分関西の人達が私達に話しかけて来たんす」

桃子「それで急に話しかけて来た人達に困っているクシナダさんを見て須賀くんに違うに人に変わったんす」

霞「違う人?も、もしかしてそれって神様なの?」

桃子「その通りっす。それでクシナダさんと変わって私を抱えてこの公園まで来たんす」

霞「それでその神様の名前ってなんて言うの?」

桃子「名前はスサノオさんっと言ってクシナダさんの旦那さんっす」

永水メンバー「素、素戔男尊!?」

桃子「うえ!?」ビク

初美「素、素戔男尊ってまたとんでもない神様を」

小蒔「素戔男尊様の名前は知っていましたが、まさかあの素戔男尊様を降ろす事が出来る京太郎くんって」

春「すごい事って言うか、かなり凄い。しかも京太郎に会いに来る神様の旦那さんだったなんて」

霞「それにも驚いたけど原因は分かったわ。恐らく、神様の切り替えに慣れていない京くんは体力を減らしてしまったから多分それで起きないんだわ」

小蒔「大変です!早く助けないと!」

春「お祓いついでに体力の治癒もしないと。悪いんだけど、ちょっとだけ京太郎を渡してくれる?」

桃子「あ、はいっす!それで須賀くんが目が覚めるんなら!」

初美「ありがとうです。それじゃあ早速始めるですよー!」

  ~~数分後~~

霞「ふう~、それで大丈夫なはずなのだけれど」

京太郎「う、う~ん。...あれ?」パチクリ

小蒔「あ、目が覚めました!」

巴「良かった~」

京太郎「あれ、霞ちゃんに春ちゃん?それに小蒔お姉ちゃんまで」

春「良かった、ちゃんと意識が戻って」

桃子「須賀くん~!意識が戻って良かったっす~!」ダキ

京太郎「うわ!どうしたのモモお姉ちゃん?」

桃子「須賀くんがなかなか起きなかったから、心配してたんすよ~!」

京太郎「えっ、そうだったの?僕、途中から記憶がないんだけど」

春「むう~。京太郎にいつまでも抱きついちゃあ駄目」ギュウ

京太郎「あわわ」

桃子「うわ!そ、そうでした。嬉しすぎて忘れてたっす」

春「まったく」

初美「ってなんで今度ははるるが抱きしめるんですか!」パシ

春「あいて。つい衝動で」パッ

桃子「それで須賀くん、体調の方は大丈夫っすか?」

京太郎「う~ん、なんとなく体が重たいと感じるけどたぶん大丈夫だよ」

桃子「それなら良かったっす」

霞「ところで、さっきから気になってるんだけど」

桃子「えっとなんすか、石戸さん?」

霞「どうして京くんがこんなにも大きくなったの?」

桃子「あ~、それっすか。まあ実際見せた方が早いっすね、須賀くんちょっと来てほしいっす」コイコイ

京太郎「うん、分かった。で、何かな、モモお姉ちゃん?」

桃子「ホテルでやったあれをまたやって欲しいんす」

京太郎「ホテルでやった...。あ、これの事?」ヒョイ ピクピク

初美「な、なんかピクピクし始めましたよー?」

京太郎「うわ~」ヒューン チンマリ

小蒔「ええ~!?最初に会った時の子供の姿になりましたよ!」

桃子「そうそう、それっす。で、またフードを被ってもらってもいいっすか?」

京太郎「うん、わかったよ、モモお姉ちゃん。とう!(子供の声)」カブル ピクピク

京太郎「」スガルーン

京太郎「変身完了!(元の声)」

桃子「このように須賀くんは、動物系のフードを被ると元の姿に戻れるという事が分かったんすよ」

巴「つまり、あの薬のもう一つの副作用という事ですか?」

桃子「まあ、そんな感じっす。あ、須賀くん、もうフードとっていいっすよ」

京太郎「は~い」ヒョイ ピクピク 

京太郎「うわ~」ヒューン チンマリ

霞「なるほど、そういう事だったの。覚えておくわ。それじゃあ皆、私達は宿に戻りましょう」

初美「それもそうですね。では行きましょう」テクテク

春「京太郎、またね」テクテク

小蒔「京太郎くん、明日ホテルに行くからね。バイバ~イ」フリフリ テクテク

巴「ちゃんとゆっくり寝てくださいね。では明日行きますから」テクテク

霞「それじゃあバイバイね、京くん。それにモモさんもね」テクテク

京太郎「小蒔お姉ちゃん達、バイバ~イ!(子供の声)」フリフリ

桃子「気を付けて帰ってくださいね~!」フリフリ



桃子「じゃあ私達もかえるっすか」

京太郎「うん、モモお姉ちゃん」

桃子「それじゃあモモお姉ちゃんが須賀くんを抱っこしてあげるっすよ~、それ~!」ギュウ

京太郎「わ~い!抱っこだ、抱っこ~!」

桃子「それじゃあ再び、モモちゃん号の出発っす~!」テクテク

京太郎「行け~、モモちゃん号!」

  ~~京太郎とモモが離れてからその後~~

洋榎「ここか!ってまたおらへん!」

絹恵「はあ、はあ。もう帰ろうやお姉ちゃん、あんまり時間遅かったら皆とかが心配するし」

洋榎「いや、まだや!きっとまだおるはずや!」

??「何しとるんや、洋榎」

絹恵「あ、オカン」

雅枝「絹恵まで。あんたら何しとるんや?」

洋榎「あ、オカン!丁度ええわ、さっきここら辺で金髪で動物のフードを被った男子見いへんかったか?」

雅枝「はあ、なんやそら?そんなん見てるわけないやろうが」

洋榎「そっか、くそ~!何処にいるや、あの金髪男子は~!」

雅枝「まあなんか知らんけど、早よ帰りあんたら」

絹恵「そうやでお姉ちゃん。オカンもこう言うてるんやし、帰ろうや」

洋榎「でもやな~!」

雅枝「ええ加減せいよ、洋榎!言う事聞かへんかったら、あんただけから揚げ抜きにするで!」

洋榎「ひえ~!そ、それだけは堪忍してくれオカン!それだけはやめて~!」

絹恵「お姉ちゃん、どんだけから揚げが好きやねん」ハア

 その後、洋榎さんはから揚げ抜きが嫌だったので京太郎君の捜索を諦めました










  ~~それから10分後~~

 コンコン

久「東横さん達が戻ってきたのかしら?はいは~い、どちらさま?」

桃子「どうもっす。須賀くんを返しに来ました。あ、皆さんもう寝巻に着替えたんすね」

久「あら、須賀くん子供に戻ってるわね。神様は満足して帰って行ったのかしら?」

桃子「ま、まあそんな感じっすね。よろこんでいましたし」

桃子(あの後、叱られたことは黙っておくっす)

京太郎「zzz...」

久「さっきから須賀くんが動いてないと思ったけど寝ていたのね」

桃子「そうなんす。ここまで戻ってくる間になんか寝ちゃって。とりあえず、須賀くんをお返しします」サシダス

久「よいっしょっと。確かに受け取ったわ」ダキ

桃子「それじゃあ私はこれで帰ります。お休みなさいっす」ペコリ

久「ええ、お休みなさい。」バタン

優希「おっ、部長!京太郎が帰って来たのか!?」

久「し~!須賀くん、ぐっすり寝てるから大きな声出しちゃあ駄目よ」

優希「うっ。それは悪かったじょ」

咲「部長、京ちゃん寝っちゃってるんですか?」

久「うん、そうなのよ。東横さんがここまで運んできた途中で寝ちゃったらしいなの」

まこ「まあ、今日は色々とあったからのぉ。京太郎も疲れたんやろう」

和「まさか変な飲み物を飲んで子供になったり」

優希「京太郎が神様を降ろしてしまうとんでもオカルトをしたりとか」

咲「あと、料理もしたね」

久「そうね、あとはゆっくり休ませる事ね。それじゃあ私達も寝ましょうか」

和「そうですね、もう良い時間帯ですし」

久「え~と、須賀くんの部屋の鍵はっと。あ、あったあった。それじゃあお休みなさい」

久以外「ちょっと、待てい!」

久「な、何よ。皆していきなり声を揃えて」

まこ「何シレっと京太郎と一緒に寝ようとしとるんじゃあ!」

久「いやだって、須賀くん一人じゃあきっと寂しいだろうと一緒に寝てあげようかなって思って」

優希「だったらそれは皆に話しあった方が良いじょ、部長!」

咲「京ちゃんと一緒に寝るなんて狡いです!」

和「咲さん、本音が出てますよ」

咲「和ちゃんだって、小さい京ちゃんと寝たいでしょう!?」

和「ええ!?えっと、まあ、その....はい」

久「ふん、仕方ないわね。なら、ここは公平にジャンケンで決めましょう。勝った者が須賀くんと寝る権利を手に入れるのよ」

咲「良いでしょう。その勝負、受けて立ちます」ゴッ

優希「これは例え先輩とか部長だろうと譲れないじぇ!」ゴッ

まこ「まあ、わしがやらんのもあれやからその勝負やったろうやないか」

和「...小さい須賀くんと一緒に寝る。なんとなく、姉のような心が」

久「どうややら決まりのようね。それじゃあ須賀くんを一旦おいて」

久「それじゃあ、誰が須賀くんと寝るか決めるわよ!」

一同「おう(はい)!」

久「じゃあ行くわよ!最初はグー!ジャンケン...!」

さてさてさ~て、安価の時が来ました!今回のルールは一番多い人が勝者、更に2番目に多い人も勝者となります。そして最後に一番と二番の人で勝負し、多い人が勝利です。人数は6人まで!
  ではいますよ~!

1.咲

2.久さん

3.まこさん

4.和



















 決定! 1番和 2番久さん

一同「ポン!」

優希「だ~!負けたじょ~」

咲「あう~、負けちゃったよ~」

まこ「か~、久はジャンケンもじみにつよいんじゃな」

久「どうやら勝ったのは、私と和のようね」

和「なんと勝てました。ですが、本番はここからですね」

久「ええ、そうね。これが正真正銘の勝負よ!」

まこ「それじゃあ二人とも、準備はええか?」

和「はい、大丈夫です!」

久「問題ないわ!始めて頂戴」

まこ「そんじゃあいくぞ!最初はグー!」

久・和「ジャンケン、ポン!」

咲「あ、あいこだ!」

久「クッ、やるわね、和」

和「部長こそ」

まこ「そんじゃあもう一回行くぞ!あいこでほい!」

久・和「ほい!」

優希「またあいこだじぇ!」

久・和「クッ!あいこでしょ!あいこでしょ!あいこでしょ!あいこでしょ!」

まこ「はあ~、これは長くなるかもしれんの」

京太郎「zzz....」

 さあ、ここからいよいよ本当の勝負!清澄一のおもちの持ち主の和か、ドSキャラの久さんになるのか!?

久「へえ~、そんな事言うんだ?」

和「ちょっと、こちらまで来てくれません?」

僕「ちょっ、何するつもですか!?僕は単に盛り上げようと、ちょっとやめて!....あーーーーーーー!!」


和「さて、一番の私にするか」

久「それとも二番の私にするかを選んでちょうだい」

和「人数同じく6人までです」

久「それじゃあラストジャッチ、スタート!」

僕「」チーン





久・和「ポン!」

和「あっ!?」

久「よし、私の勝ちよ~!」

まこ「ようやく決着ついたか、長かったわい」

優希「かれこれ一分以上はあいこが続いてたじょ」

咲「なんだかお互いの出すやつを読み合ってる風に見えたよね」

和「悔しいですが、負けは負けです。じゃあ部長、須賀くんの事をよろしくお願いしますね」

久「任せなさい。この中でも私が年長者なんだし、ちゃんと須賀くんの事は見とくわよ」

まこ「京太郎がトイレとか行きそうになった時とかは一緒に行ってやるんやぞ?」

久「分かってるわよ、それくらい。それじゃあ改めて須賀くんを抱っこしてっと」ダキ

和「部長。これ、須賀くんの部屋の鍵です」

久「あ、ありがとう和。それじゃあ皆、お休みなさいね」

優希「おう、お休みだじぇ部長!」

まこ「いい夢を見るんじゃぞ、二人とも」

咲「お休みなさい、部長に京ちゃん」

和「部長、お休みなさいです」

久「それじゃあね~」テクテク バタン

 ~~そして京太郎が泊まってる部屋へ~~

   ガチャ

久「さてと、到着ね。意外と綺麗にしてたの」

京太郎「zzz...あれ?」

久「あら、起こしちゃったかしら?」

京太郎「久お姉ちゃん?僕寝ちゃってたの?」ゴシゴシ

久「うん、そうよ。東横さんがここまで須賀くんを運んでる途中に須賀くんは寝ていたのよ」

京太郎「そうだったんだ~。ところでこのお部屋は?」

久「ここは須賀くんのお部屋よ?須賀くん一人じゃあ寂しいと思ったから、久お姉ちゃんが一緒に寝たあげる」ニコ

京太郎「本当なの?やった~」

久(須賀くんと誰と寝るかでジャンケンで決めてた事は黙っておきましょう)

久「それじゃあお布団を引くから一旦降ろすからちょっと待っててね」オロス

京太郎「おっと。それなら僕も手伝うよ~」

久「分かったわ。じゃあ二人で分けてやりましょうか」

京太郎「うん!」

久「え~と、まずはお布団が入ってる押入れから出さないとね。あったあった、よいっしょっと」ヒョイ

京太郎「僕はどうしたらいい?」

久「じゃあ枕を二つ持ってきてくれる?」テクテク

京太郎「分かった!えっと、枕を二つ~。あった、よいしょよいしょ」

久「須賀くん、お布団引いたから枕を置いて頂戴」

京太郎「は~い!よいっしょっとよいしょ!」トン トン

久「掛布団をのせたら」

久・京太郎「完成~!」

久「須賀くん、ハイタッチ」スッ

京太郎「うん!」スッ

久・京太郎「イエ~イ!」パチン

久「それじゃあお布団に入りましょうか」

京太郎「うん!わ~い!」モゾモゾ

久「あ、こらこら。せっかく綺麗に引けたのに汚くなっちゃうわよ?」モゾ

京太郎「わ~い、久お姉ちゃんと一緒だ~」ギュウ

久「まあ、須賀くんは甘えん坊ね~」ナデナデ

京太郎「だって久お姉ちゃん、なんだかいい匂いとかがするもん」スンスン

久「はいはい、ありがとうね。ぞれじゃあもう寝ましょうね?遅い時間帯なんだから」

京太郎「は~い。お休みなさい、久お姉ちゃん」パチ

久「はい、お休みなさい」ナデナデ

京太郎「...zzz」

久「本当に寝るの早いわよね、須賀くんって。さてと、電気をまめ球にしてっと」カチカチ

久「それじゃあ、私もお休みなさい」モゾモゾ

  ~~それから二時間後~~

久「zzz」

京太郎「う、う~ん。どうしよう、おしっこ行きたくなっちゃった」モゾ

久「う~ん。あら、どうしたの須賀くん?」クシクシ

京太郎「あ、久お姉ちゃん。僕その、おしっこ行きたくなっちゃって」

久「おトイレ?えっと、そんなに遠くはない距離だけどけど一人じゃあ行けないのよね?」

京太郎「うん、ちょっと一人じゃあ怖い」

久「なら、一緒にトイレまで行ってあげるわ」

京太郎「本当?ありがとう、久お姉ちゃん!」

久「ほら、漏れちゃう前に早く行きましょう、手を握ってあげるから」スッ

京太郎「本当にありがとう、久お姉ちゃん。手を繋いでたら少し怖い気持ちが治まるよ」ギュウ

久「じゃあ行きましょうか」テクテク ガチャ

久「う~んっと、トイレは何処かしら?あ、あったわ。じゃあ歩くわよ」テクテク

京太郎「うん。...なんだか、静かだね」テクテク

久「皆、ぐっすり寝てるって感じね」テクテク

京太郎「なんだか、不思議な感じがするよ」テクテク

久「そうかしら?ほら、トイレに着いたわよ」

京太郎「あ、本当だ。喋ってて全然気づかなかった」

久「とりあえず、トイレに着いたけど中まで一人でいける?」

京太郎「うん、大丈夫だよ久お姉ちゃん。電気がついてるから怖くないから」

久「そう。それなら良かったわ。私はちゃんとここにいるから行っていきなさい。それとちゃんと手も洗うのよ?」

京太郎「分かってるよ、小蒔お姉ちゃんに手を洗うように言われたからちゃんとするよ。じゃあ待っててね」タッタッタ

 ~~数分後~~

京太郎「お待たせ~!ちゃんとトイレにも間に合ったし手も洗ったよ!」

久「偉いわね~、須賀くん。ちゃんという事を聞いて。じゃあ手を拭いてあげるからじっとしててね」フキフキ

京太郎「へへ、ちょっとくすぐったいね」ゴシゴシ

久「我慢しなさいね?はい、これでよしっと。じゃあ部屋に戻ってまた寝ましょう」スッ

京太郎「うん!」ギュウ

  ~~そして再び部屋へ~~

久「じゃあ改めてお休みなさいね、須賀くん」

京太郎「うん、お休みなさい。久お姉ちゃん」パチ

京太郎「...zzz」

久「ふふふ、こうして改めてみるとなんだか須賀くんが私の子供みたいに思えてくるわね」ナデナデ

久「和が面倒を見たがる気持ちが少し分かったわ。まあ、和はお姉ちゃんみたいな気持ちかもしれないけど」ナデナデ

久「いっその事、須賀くんと結婚して本当に子供産んでみようかしら」ナデナデ

京太郎「zzz」

久「ふふ、なんてね。それじゃあお休みなさい、須賀くん」ホッペニチュ

久「フフフ」ギュウ


小蒔「明日は京太郎くんと一緒に居られる日です。とっても楽しみです」ワクワク

小蒔「明日に備えて早く寝ましょう。お休みなさい」


豊音「はあ~、京太郎くん小さくて可愛かったなー。また会えるといいなー」

シロ「今度また会えたら遊べれるよ、豊音」

胡桃「二人とも何の話してるの?」

塞「誰かと会ったりとたの?その京太郎って言う子に」

エイスリン「キニナル!」

シロ「あ、そういえばまだ皆に行ってなかったね」

豊音「じゃあ話そうよー。あのね皆、今日公園でねーーーー」



玄「う~ん、やっぱり気になるのです。京太郎くんはまだ子供だったのにおもち好きのオーラを感じたのですが」ウムム

宥「玄ちゃ~ん、明日は試合があるんだから早く寝ないと駄目だよ~」


      こうして、京太郎が子供になってしまった長い一日目が終わりました












  小ネタ 京太郎の様子が

京太郎「はあ~、今日も学校か。なんかダルいな」ダルーン

須賀母「ほらほら、シャキっとしなさいよ。咲ちゃん、もう来てるわよ」

京太郎「分かってるよ。それじゃあ行ってきます」ガチャ

咲「あ、京ちゃん、おはよう。早く学校に行こう!」

京太郎「...おう咲、待たせて悪かったな。じゃあ行こうぜ」テクテク

咲「??京ちゃんどうしたの?なんかしんどそうに見えるけど」テクテク

京太郎「...なんでもねえよ。ちょっとダルいだけだよ」テクテク

咲「そうなの?もししんどかったら、言ってね」テクテク

京太郎「ん」テクテク

 ~~昼休み~~

優希「おう咲ちゃん、一緒に食べようぜ!」

咲「うん、いいよ」

優希「ところでちょっと聞きたいことがあるんだじぇ」

咲「えっ、何かな?」

京太郎「...」グデーン

優希「京太郎の奴、どうしたんだじょ?」

咲「う~ん、分かんないけど体調自体は問題ないから大丈夫みたいだよ」

優希「そうか、ならいいんだけど」

嫁田「おい、どうした須賀?なんか眼とかが死んでるけど」

京太郎「おう、嫁田か。なんかダルいから食堂までおんぶしてくれ」

嫁田「するかよ!自分でいけよ」

京太郎「はあ~、仕方ないな。ダルいけど、歩いて行くよ」テクテク

優希(あれ?あの雰囲気、どこかで見たような)

  ~~放課後~~

京太郎「部長、どうぞ。コーヒーです」

久「あら、ありがとう須賀くん。頂くわ」

京太郎「ほれ、和もどうぞ」

和「あ、ありがとうございます。ところで須賀くんその、大丈夫ですか?」

京太郎「えっ、急に何?」

和「いえ、なんだかしんどそうに見えてしまって」

京太郎「あ~、そういえば咲にも言われたな。大丈夫だよ、少し体がダルいだけだから」

和「そうですか、体に異常がなくて良かったです」

京太郎「うん。なんか悪いな、変な心配かけちゃって」

優希「おう、京太郎!ちょいと麻雀をしようじぇ!」

京太郎「ん、分かった。なんか今日はダルいけど勝てそうねな気がするんだよな。いいぜ」

まこ「それやったら、わしも入らしてもらうぞ」

咲「あ、じゃあ私も」

優希「よ~し、役者は揃ったじょ!じゃあ始めるじぇ!」

   対局中

優希(へへー、今日は絶好調だじぇ!)タン

まこ(優希の奴、ノッてきよるの。早よ何とかしないとな)タン

咲(う~ん、なんだろうこの感じ。なんか違和感がある)タン

京太郎「....」タン

久「なにかしら」

和「どうかしたんですか、部長?」

久「なんか、須賀くんの雰囲気違くない?」

和「そうですか?私は特に何も感じないのですが」

久(あの雰囲気、どこかで見たような気が)

京太郎「...ちょいタンマです」

咲「えっ?」

まこ「どないしたんじゃ?」

京太郎「う~ん...これにしよう」タン

まこ「なんじゃ、捨てる奴を決めてたんか」

優希(この感じ、知ってるじぇ)

京太郎「...リーチ」

まこ「!?」

咲(なんだろう、この感じどこかで見た事ある)

優希(これってまさか!)ゾク タン

京太郎「優希、それロンだ」パタン

優希「じぇ!?」

  ~~対局終了後~~

京太郎「はあ~、なんか今日はそんなに良くなかったな。点数とれたのって一回だけだし」

咲「で、でも、結構大きかったと思うよ?」

京太郎「そうか?あ~、なんか余計にちょっとダルいな」ダルーン

久「須賀くん、ちょっといいかしら?」

京太郎「なんですか、部長?」

久「ごめんなんだど、さっき備品が少し切れてたのよ。ゆっくりでもいいから、買いに行ってもらっていいかしら?」

京太郎「別に良いですよ。それでないやつってどれですか?」

久「ない物はこのメモに書いてるから。あとこれ、お金ね」

京太郎「分かりました。じゃあ行ってきます」テクテク

久「....行ったわね?」

まこ「あぁ、もう大丈夫じゃ」

久「じゃあ良いわ。今日の須賀くん、なんだか変だったわよ?」

咲「はい、そうなんですよ。朝の京ちゃんとさっきの対局中の京ちゃんの雰囲気とか見た事あるんです」

優希「私には分かるじぇ。さっきの京太郎は全国で戦った白いやつと同じ感じがしてたじぇ」

久「白いやつ...。もしかして宮守の小瀬川さんの事?」

咲「あ、思い出した!確かに言われてみたら今日の京ちゃん、その人とすごく似てた!」

まこ「ひょっとして京太郎の奴、そいつと同じオカルトを持ってるっていう事なんか?」

和「須賀くんがオカルトを持っているとは思わないと思うんですけど。そもそも、オカルトなんてありません」

久「とは言われても、どうしていきなり須賀くんがそれが出来たのかって話よね」

一同「う~ん」

  ~~そして次の日~~

京太郎「う~ん、昨日のダルみがなくなってすっきりしたな~」ノビー

京太郎「おまけに今日は休みで天気もいいし、外に出るのには丁度いいな」テクテク

京太郎「あれ?」

シロ「...」グテーン

京太郎「あのベンチに座ってる人って確か」

シロ「はあ、お父さんもお母さんも自由行動でいいって言ってたけど。ここの地図とか持ってないからな」

シロ「ダルいな~」ダルーン

京太郎「あの~、すいません」

シロ「うん、何?」

京太郎(うわ、なんか昨日の俺と同じみたいな状態とだな)

京太郎「えっと、宮守の小瀬川白望さんですよね?」

シロ「そうだけど。そういう君は?」

京太郎「俺は清澄高校出身の須賀京太郎です。麻雀部ですよ」

シロ「清澄...あぁ~、あのちっこいのがいた」

京太郎「そうです、そいつがいた清澄の生徒です。どうして長野に?」

シロ「くじが当たって、家族みんなでこっちに来た」

京太郎「そうだったんですか。それで家族の人はどちらに?」

シロ「自由行動だから、好きな所に行っていいよって言われたけど何処行けばいいか分からないから」

京太郎「だから公園にいたと?」

シロ「うん、まあそんな感じ。あ、そうだ」

京太郎「どうかしました?」

シロ「ねえ、京太郎は今とか暇の?」

京太郎「えっ、まあ今は暇ですけど。というか、下の名前」

シロ「上の名前で呼んだ方が良かった?」

京太郎「いえ、別に大丈夫ですけど。ちょっといきなり下の名前で呼ばれたから驚いただけです」

シロ「そう、なら良かった。私の事はシロって呼んでいいから」

京太郎「分かりました、シロさん」

シロ「それで話を戻すけど、良かったら此処の案内としてくれない?」

京太郎「良いですよ、それくらいは」

シロ「ありがとう、京太郎。それともう一ついい?」

京太郎「えっ、なんですか?」

シロ「おんぶしてくれる?」

京太郎「おんぶですか?別に大丈夫ですよ、さあどうぞ」(あれ、よくよく考えてみたらシロさんって結構おもちとかがあったような)

シロ「じゃあ失礼して」ギュウ

京太郎(うわ~!せ、背中にすばらなおもちが!しかもとっても柔らかい!ってこんなこと考えちゃあいけない!」

シロ「ん、京太郎の背中ってなんか大きいね」

京太郎「まあ、これでも男子ですから。それじゃあ案内しますから、しっかり掴まっててくださいね」

シロ「うん、分かった。それじゃあ案内してね、京太郎」ギュウ

京太郎「それじゃあ、出発しま~す」テクテク

     カン!




 小ネタ 【咲-Saki】×【Working】コラボ 第3部

京太郎「えっえっ?な、何で和がこんな所にいるんだよ!?」

和「それは、私のセリフですよ!どうして須賀くんはこんな所に?」

京太郎「え~と、俺の親父の仲の良い人に仕事が忙しくなっちゃったみたいだから助けてくれって依頼されてここで働いているんだ」

和「そうだったんですか。で、その顔の腫れはなんなんですか?」

京太郎「えっ、あ~これか?これは、さっきちょっとこけて出来ちゃって。だから大丈夫だよ」

和「そうですか?なら良いんですけど」

京太郎「ところで他の人はいないけど、和一人で来たのか?」

和「あ、いいえ。私だけじゃあなくて皆で来ました」

京太郎「皆?」

 ピロリン ピロリン

久「くう~、やっぱり北海道は寒いわね~」

優希「咲ちゃん、トイレに行く時は必ず誰かに言うんだじぇ?知らない地で迷子になったら元もこうもないじょ」

咲「わ、分かってるよ、それくらいは」

まこ「現にさっきそれになりかけていたじゃろうが。今は京太郎もおらんのじゃから、頼むぞ」

京太郎「って、ええ~~!?何で清澄メンバ―勢揃いでいるの!?」

久「あら、須賀くんじゃない」

まこ「おろ?京太郎じゃあないか。おんし、知り合いの所の店の手伝いでどっか行ってると聞いたけど。ここで手伝いをしておったんか」

優希「あ、京太郎だじぇ!」

咲「あ、京ちゃん!」

京太郎「えっと、どうもです。とりあえず喫煙席と禁煙席、どちらに座りますか?」

久「もちろん禁煙席でお願いするわ」

京太郎「分かりました、ではお席の方へ案内しますのでついて来てください」テクテク

和「あ、はい」テクテク

京太郎「では、こちらの席にお座りください。ご注文がお決まりになりましたらお知らせください。今からお水を取りに行ってきます」テクテク

久「いや~、須賀くんがお手伝いでしてる所がこことはね」

咲「京ちゃんが一緒に来れないって聞いた時はちょっと落ち込んじゃったけど、こんな所で会えたのは嬉しいな」

優希「これはむしろ、私達と京太郎離れられない運命なんだじぇ!」

和「それは少し大げさすぎると思うんですけど」タラリ

京太郎「はあ~、なんであいつらがこんな所に来てるんだよ」グッタリ

潤「おい須賀、お前大丈夫か?」

京太郎「あ、大丈夫です佐藤さん。ちょっと想定内の事に驚いただけです」

ぽぷら「でも大丈夫、須賀くん?なんだかすごく疲れてるように見えるけど」

京太郎「本当に大丈夫ですから安心してください、種島先輩」

八千代「ところで女の子たちって須賀くんの知り合いの子なの?」

京太郎「えっとですね、まあ俺の知り合いです」

??「彼の言う通りで、あの子たちはこの須賀京太郎くんの麻雀部の子達だよ」

京太郎「うえ、誰ですか!?」

ぽぷら「あ、相馬さん!」

潤「チッ、来たのかよ相馬」

博臣「はは、相変わらず佐藤くんは冷たいね」

八千代「あら、相馬君。今来たの?」

博臣「うん、そうだよ。轟さん」

京太郎(この人が相馬さん。佐藤さんと同じキッチンで働いてる人で、それから佐藤さんが気をつけろと言った人)

博臣「あ、改めて初めまして、須賀くん。俺は佐藤君と同じキッチンで働いてる相馬博臣って言うんだ、よろしくね」

京太郎「あ、こちらこそよろしくお願いします。知ってると思いますけど、俺が今日から臨時で働くことになった須賀京太郎です」

博臣「うん、丁寧にありがとうね。それにしても噂通り、本当に小鳥遊君と声が似てるね~」

宗太「う、噂って、何処の噂ですか」

博臣「さあ、何処の噂だろうね?」

京太郎(な、なんだこの人?一見爽やかそうに見えて、なんだか怖いんだけど!)

博臣「あ、そうそう。あの女の子の子達の事なんだけどね、なんと麻雀の団体戦で全校優勝したんだよ」

ぽぷら「え~、全国優勝!?それって本当なの、須賀くん!?」

京太郎「えっ、まあその通りですけど」

八千代「すごいわね、全国優勝なんてするなんて!」

博臣「でしょう?それで順番に行っていくと、背の低い子が片岡優希ちゃん高校一年生で眼鏡をかけている人が染谷まこさんが高校二年生」

博臣「その次にセミロングで赤毛の子が竹井久さんで高校三年生で髪の毛が短い子が須賀くんの幼馴染で宮永咲ちゃんで高校一年生」

京太郎(ちょっ、何でこんなに知ってるの相馬さん!確かに試合の経歴を見れば年齢とか学年とかは分かるけど、何で俺と咲が幼馴染だってことを知ってるんだ!)

博臣「で、最後にピンク色の髪の毛をしてる原村和ちゃんって言って須賀くんが秘かに思っている人でね」キラキラ

京太郎「わあー、わあー!」


和「なんだかあちらの方が騒がしいですけど、何かあったんでしょうか?」

咲「さあ?」


博臣「なんといっても、須賀くんが好きなった理由はあの大きなおも――」

京太郎「いい加減にしてください!」バン

博臣「いった!?」


久「えっ、なに?」

優希「なんか京太郎の大声ともう一人の声が聞こえたじょ」

まこ「何をしとるんじゃあ、あいつは」


京太郎「はぁはぁ、とにかくこの話はもう終わりにしてください。俺、皆に水を持って行かないといけないんですか」テクテク

宗太「えっと須賀くん、とりあえず人数分の水を用意しといたぞ」

京太郎「あ、悪いな小鳥遊、助かるよ。ぞれじゃあ行ってきます」テクテク

京太郎(改めて、佐藤さんが相馬さんに気をつけろって言った意味が分かったよ)テクテク

博臣「いたた、佐藤君にフライパンで叩かれたくらい痛いよ」サスサス

宗太「今のどう見ても、相馬さんが悪いと思いますよ?」

潤「そうだな。今のどう見てもお前が調子に乗ってたのが悪いからフォローもしない」

博臣「いたた、確かにちょっとやりすぎたかもね。でも須賀くん、なかなか見どころあるね!」キラキラ

宗太(あぁ、須賀の奴もいや人に身を付けられたな)

潤「なんか反省してるように見えないから、俺もやっておこう。それと須賀の気持ちも足してな」スッ

博臣「ちょっ、十分反省してるから!しかもそれフライパン!」

まひる「へえ~、須賀くんって原村さんって言う子が好きなんだ。なんか青春してるな」

ぽぷら「うんうん、そうだね伊波ちゃん!」

八千代「須賀くん、その原村さんって言う子に告白が出来たらいいわね」

宗太(こっちは女子で盛り上がってるし)

博臣「佐藤君、痛い!フライパンは本当に痛いから!」


京太郎「すいません、お待たせしました。皆さんのお水です」

和「あ、ありがとうございます。それより、先ほど何か騒いでいましたけど何かあったんですか?」

京太郎「えっ!?あ~、なんでもないから気にしないでくれ!」アセアセ

咲「本当に何もなかったの、京ちゃん?」

京太郎「ほんとほんと!」

まこ「ならいいんじゃが」

京太郎「それより、何で和たちはこんな所に来たんだ?」

久「あ、それは須賀くん。私が旅行のくじを引いて麻雀部で行かないって事になったのよ」

京太郎「あ~、だから電話で『一緒に旅行に行かない?』って聞いたんですか」

久「そういう事。それにちゃんと皆の親御さんには許可をもらったわ」

京太郎「そうだったんですか」

 ピロリン ピロリン

京太郎「あ、またお客さんだ。ちょっと席案内してきますね」テクテク

まこ「おう、頑張ってきんしゃい」フリフリ

京太郎「いらっしゃいませ、ようこそワグナリヤヘ」ペコリ

??「うわ~、宗太~!」ダキ

京太郎「うわ~、なんですかいきなり!」

京太郎(しかもこの人、結構おもちがある!って言うか!)

京太郎「酒臭いし、それに何でこの人部長と同じ声をしてるんだよ!」

??「うわ~、お姉ちゃんまた振られちゃったよ~!」

宗太「どうした須賀!ってうお!」

??「あれれ、そっちが宗太?じゃあこの宗太の声そっくりのイケメン君は誰?」

宗太「何してんだよ、梢姉さん!」

久「ちょっと須賀くん、どうかしたの!?」タッタッタ

梢「えっ?」

久「えっ?」

久・梢「.....」

久・梢「私と同じ声!?」

京太郎・宗太「あぁ~、またこの流れか」

  第三部 カン!


 ~~翌日~~

  ~~永水メンバーが泊まっている宿~~

小蒔「それでは皆さん、行ってまいります!」

初美「姫様、いくらなんでも少し早いんじゃあないですかー?」

霞「まあいいじゃない、はっちゃん。それくらい小蒔ちゃんが張り切ってるってことで」

巴「それでは私も姫様のサポートなど頑張らさせてもらいます」

小蒔「はい、よろしくお願いします」

春「姫様姫様」

小蒔「はい、どうかしたんですか春ちゃん?」

春「これ、良かったら京太郎に渡しておいて」つ黒糖一袋

小蒔「はい、分かりました。ちゃんと渡して置いておきます」

春「よろしくお願いします」

小蒔「それじゃあ皆さん、行ってきます!」テクテク

巴「行ってまいります」テクテク

霞「頑張ってね~」フリフリ

  ~~清澄メンバーが泊まっているホテル~~

久「ん、ん~!はあ~、良く寝たわ~」ノビー

京太郎「zzz...」

久「ふふ、須賀くんはまだおねむなのね。よしよし」ナデナデ

京太郎「ふきゅ...zzz」

久「さてと、須賀くんが起きないうちに私服に着替えようかしらね」テクテク

  ~~そして女子の部屋へ~~

久「皆、おはよう。よく眠れたかしら?」

和「あ、部長、おはようございます」

まこ「おう、おはようさん」

優希「おはようだじぇ、部長!」

咲「...zzz」

久「なはは、咲はまだ起きてないのね」

まこ「合宿の時もそうじゃったからな」

和「あれ?そういえば須賀くんはいませんけど、まだ寝ているんですか?」

久「うん、ぐっすりにね。だから今の間に着替えようかと思って」ヌギヌギ

まこ「なるほどのぉ。そういえば永水のあの二人はいつ来るとかは聞いっとったんか?」

久「あ、そういえば聞くのを忘れてたわね。昨日とかに聞いとけばよかったわね」テキパキ

和「この誰かが聞いとけば良かったですね」

  プルル プルル

久「あら、なにかしら?はい、もしもし?」

『すいません、永水の生徒の方が清澄の皆様に会いに来たと』

久「あら、意外にも早く来たのね。分かりました、すぐ行きます」カチャ

 ~~再び京太郎が泊まっている部屋へ~~

京太郎「ん、ん~。良く寝たな~。あれ、久お姉ちゃんがいない?」キョロキョロ

??(お、起きたか?)

京太郎「えっ、誰?誰もいないのに何で声が聞こえるの?」

イザナミ(まあ、そう慌てるな。私はお前と昨日遊んだ、伊弉冉尊だ)



京太郎「昨日遊んだ?...あ、もしかしてエトペンさんを追いかけてくるときに来たお姉さん?」

イザナミ(お、お姉さん?私はそんなにお姉さんぽかったか?)

京太郎「うん、とっても綺麗なお姉さんだったよ!」

イザナミ(そ、そうか///ふむ、私もまだまだ現役という事か。よし!)

京太郎「??どうした?」

イザナミ(はっ!すまん、少し違う事を考えていた。すまないな、京太郎)

京太郎「そっか、なら良かった!」

イザナミ(ゴホン。では改めて私の名前を言おう。私の名前は伊弉冉尊(イザナミ)と言って日本の偉い神様なのだぞ)

京太郎「え~!?神様の人だったの!?すっご~い!!」

イザナミ(ふふ~ん、そうだろう凄いだろう!)

京太郎「うんうん、すごいよ!イザナミお姉さんが綺麗な人だけじゃなくてすごい神様とお話しできるなんてとっても嬉しいよ!」ニコニコ

イザナミ(ふお~、こんなに純真な目をキラキラと輝かせていると逆にこっちが照れてしまうぞ///)クラ

??(何をしているんですか、伊弉冉尊様?)

イザナミ(お前は奇稲田姫!なぜこんな時間にこんな所にいるのだ!)

クシナダヒメ(どうしても何も、私は少し朝のお散歩をしていただけですよ?)

京太郎「うん?どうしたの、イザナミお姉さん?」

イザナミ(へ?あ、あぁ、なんでもないから気にしなくていいぞ)

クシナダヒメ(今の声、京太郎くんですか!?)

イザナミ(しまった!)

クシナダヒメ(京太郎くん、おはよう!)

京太郎「あれ?今度は知らないお姉ちゃんの声が聞こえてくる」

クシナダヒメ(私は名前は奇稲田姫って言うだよ、京太郎くん)

京太郎「クシナダお姉ちゃん?」

イザナミ(こら、奇稲田姫!今は私が京太郎と話しているのだぞ!割り込みをするのではない!)

クシナダヒメ(狡いですよ、伊弉冉尊様!伊弉冉尊様だけ京太郎くんとおじゃべりするなんて!)

イザナミ(私が京太郎と話しなしたいから、話しかけてやっただけではないか!)

クシナダヒメ(それは私だって同じですよ、もう~!)

京太郎「あの、喧嘩は駄目だよ」オロオロ

??(おやめください、伊弉冉尊様!それに奇稲田姫も!)

イザナミ(なんだ、月読命(ツクヨミ)!)

クシナダヒメ(邪魔しないでよ、月読命ちゃん!)

月読命(これ以上の喧嘩はおやめください!このまま言い争ってお父様が来てしまいますよ!)

イザナミ(そんなこと知った事か!これは私と奇稲田姫の問題だ!)

クシナダヒメ(そうだよ、月読命ちゃん!これは私と伊弉冉尊様の問題なんだから、例え様伊邪那岐(イザナギ)様が来ても!)

??(お前達、さっきから聞いてみれば好き勝手な事を言ってくれるな~)ピクピク

月読命(あっ、お父様)ガクガク

クシナダヒメ(えっ?ひ、ひえええ~!伊、伊邪那岐様!!)

イザナミ(いや、あの。これは違うのよ、貴方!これには深いわけがあって~)

イザナギ(朝っぱらから五月蠅いわ~!天界の迷惑も考えないか~!)

イザナミ・クシナダヒメ(うわわわ~、痺れる~!)ビリビリ

月読命(あ~あ、だから言ったのに~)ヤレヤレ

京太郎「えっ?えっ?どうなっちゃったの?」

イザナギ(すまない、少年よ)

京太郎「ふえ?おじさんは誰なの?」

イザナギ(また改めて私の名前は言う。今回はこの二人迷惑をかけてすまなかったな。しばらくこの二人を叱っておるから、少年の頭に話しかけてくるものはおらんから安心せよ)

京太郎「えっと、別に迷惑とかは思ってないですよ?」

イザナギ(ハハハ、少年は優しい子だな。ではまた会おうぞ、少年)プツン

京太郎「あれ?おじさん?」

  シーン

京太郎「聞こえなくなっちゃった」

  ガチャ

京太郎「ふきゅう?」

久「須賀くん、永水の二人が来てくれたわよ」

小蒔「京太郎くん、来ましたよ!」ニコ

巴「今日からよろしくね、京太郎くん」

京太郎「あ、小蒔お姉ちゃんに巴お姉ちゃんだ!」

京太郎「あ、そうだ!ねえねえ聞いて、小蒔お姉ちゃん!」

小蒔「うん、どうしたの?」

京太郎「さっきね、僕の頭にイザナミお姉さんが話しかけて来たんだよ!」

小蒔「伊、伊弉冉尊様が京太郎くんの頭に直接話しかけて来たの!?」

巴「どれだけ京太郎くんの気に入っているんでしょうか?」

京太郎「あとそれからね、クシナダお姉ちゃんとツクヨミって言う人も出て来たんだよ!」

久「あらあら、それ凄いわね。須賀くんがこんなに色んな神様に話しかけてくるなんて」

巴「いえ、これは笑い話じゃあないと思いますけど」

久「あら、そうかしら?」

京太郎「あとえっと、そうだ!なんかおじさんが来て、イザナミお姉さんとクシナダお姉ちゃんが怒れちゃったんだ」

京太郎「その後そのおじさんが僕に話しかけてきて謝ってきたけど、僕は気にしてないよって言ったらそのおじさんが『優しい子だな』って褒めてくれたんだ」

久「そうだったの~、それは良かったわね~」ナデナデ

京太郎「うん、えへへ」

巴「あの姫様、京太郎くんが言っていたおじさんってもしかして...」

小蒔「はい、恐らく伊邪那岐様だと思います。京太郎くんの人脈はすごいと思います。でも、元に戻ったらどうなってしまうんでしょうか?」

巴「そればかりは私達にも分からないと思います」



久「それじゃあ私は皆のところにいるから、着替え終わったら来てね」

京太郎「うん分かった、久お姉ちゃん」

久「じゃあ神代さんと狩宿さん、京太郎くんのサポートとかよろしくお願いしますね」

小蒔「はい、任せてください!」

巴「はい、分かっております」

久「それじゃあ」バタン

小蒔「それじゃあ京太郎くん、まずはお洋服に着替えましょうか」

京太郎「は~い。よいしょ、よいしょ」ヌギヌギ

小蒔「それと脱いだものは、きちんと畳まないといけからね」

巴「張り切っていますね、姫様」

小蒔「はい!皆様に任せられましたから」フンス

巴「あまり空回りにならないようしてくださいね?」

小蒔「分かっています!」

京太郎「小蒔お姉ちゃん、畳んだよ」

小蒔「あ、うん、綺麗に畳めたね。それじゃあお洋服を取りましょうか、え~と」

巴「あ、私が取りに行っていきます」

小蒔「あ、すいません巴ちゃん」

巴「いえいえ。え~と、どこかな~?あ、あった!」

巴「へ~、いろんな種類の服を買っているんですね」

京太郎「久姉ちゃんと和お姉ちゃんとまこお姉ちゃんが選んでくれたんだ!」

小蒔「へえ~、そうだったの」

巴「じゃあ京太郎くん、どれにする?猫のフードと犬のフードと亀のフード、どれにします?」

京太郎「う~ん、そうだな~。じゃあ、お犬さんの奴にするよ!」

巴「はい、犬のフードですね。さあ、どうぞ」

京太郎「うんありがとう、巴お姉ちゃん!」

巴「あ、それとおズボンね。それじゃあ私達はとりあえず荷物を置きましょうか」

小蒔「そうですね。それじゃあ京太郎くん、私はお荷物を置いておくからその間に着替えておいてね」

京太郎「は~い!」

巴「どこが良いでしょうか?」

小蒔「なるべく邪魔にならない所が良いと思われますから、とりあえず隅のあたりが良いではないでしょうか?」

巴「それもそうですね。では隅に置いてい置きましょうか」

小蒔「はい」

京太郎「小蒔お姉ちゃん、着替え終わったよ!」

小蒔「うん、ちゃんと着れたね。それじゃあ清澄の皆さんがいる部屋に行こうか」

京太郎「うん!」

巴(ふふ、こうして見てるとちょっとだけ姉弟のように見えてきますね)

~~そして清澄メンバーがいる部屋へ~~

京太郎「皆、おっはよう~!」

小蒔「清澄の皆さん、おはようございます」

巴「おはようございます。今日からよろしくお願いします」ペコリ

久「あら、来たわね。改めておはよう」

和「須賀くん、それに永水の神代さんと狩宿さん、おはようございます」

まこ「おう、おはようさん。今日から京太郎の事、宜しゅうお願いします」

優希「おう、おはようだじぇ!今日の京太郎の服は犬か、良く似合ってるじぇ!」

京太郎「えへへ、そうでしょう?ワンワン!」

一同(かわいい)

咲「zzz...」

京太郎「あれ、咲お姉ちゃんまだ寝てるの?」

和「はい、実はまだ起きていないんです」

京太郎「ふ~ん、そうなんだ」

久(あっ、良い事考えちゃった)ニヤ

まこ(あれは悪い事を思いついた顔じゃな)ハア

久「須賀くん、ちょっと来てくれないかしら」

京太郎「な~に、久お姉ちゃん?」テクテク

久「ちょっと耳貸してくれる?」

京太郎「うん、良いよ」ミミヲヨセル

久「あのね....」コショコショ

小蒔「一体何を話しているんでしょうか?」

まこ「多分、あれは小もない事を言っておるんじゃろう」

巴「それはなんというか....」

久「...と言う訳なの、分かった?」

京太郎「分かった、さっき言った事をやればいいんだね」

久「そういう事。さあ、行ってらっしゃい!」

京太郎「は~い」テクテク

和「ちょっと部長、須賀くんに何を言ったんですか!」

久「まあまあ、見てたら分かるわよ」

京太郎「え~と、まずはフードを被って」カブル ピクピク

京太郎「へ~んしん!(元の声)」スガルーン

小蒔「あ、あれは元の姿に戻った時の京太郎くん!」

まこ「あれ、知っておったのか」

巴「はい、昨日の夜にこの姿の京太郎くん会いまして」

和(昨日の夜と言いますと、東横さんと出掛けた時ですね)

京太郎「それで咲お姉ちゃんに近づいて」

優希「京太郎の奴、何するつもりだ?」

京太郎「ゴホン。....咲、早く起きないとお前に悪戯するぞ?(ささやき+イケボ)」

咲「ひょわあああ!??きょ、京ちゃん、私に何するつもりなの!?///」

久「あっははは、ナイスリアクションよ咲!」

咲「はっ!部長ですね、京ちゃんにこんな事言わせたの!!」

久「その通りよ、咲。いや~、作戦大成功ね!」グッ

まこ「お前さんはどうしていつもいつも、そんな事をしとるじゃあ」

久「ごめんごめん、ちょっとやりすぎたわ」

咲「ちょっとじゃあないですよ!」

久「さてと、咲も起きたことだし朝食にしましょうか。神代さん達はもう朝食とかは食べたの?」

小蒔「あ、いえまだです」

久「じゃあ一緒に食べましょう。まあ自炊だけどね」

巴「えっ、皆さんで作ったりしてるんですか?」

まこ「まあそんな感じゃな。大体日替わりでやっとるわ」

小蒔「でしたら、私達にやらせてください」

和「えっ、良いんですか?」

小蒔「はい、今日から皆さんと一緒に居るんですから最初のお手伝いをさせてください」

巴「私も姫様と同じ気持ちです」

久「そう、分かったわ。じゃあお言葉に甘えさせてもらうわ」

小蒔「はい、頑張らさせてもらいます!」

京太郎「えっ、小蒔お姉ちゃん達がお料理するの?じゃあ僕もやるよ!」

小蒔「ええ!?京太郎くんもするの?」

京太郎「うん、そうだよ」

巴「でも、今の京太郎くんは元の姿に戻っていますけど中身は子供ですから危ないかと思うんですけど」

久「あっ、そこら辺は大丈夫よ狩宿さん」

巴「えっ、どういう事ですか?」

まこ「実を言うと、昨日の夕食に京太郎も手伝うと言って知り合いの二人と一緒にやってみたら思いのほか上手に出来ておったんじゃあ」

小蒔「それって本当なんですか?」

和「はい、本当の話です。野菜の切れ方も綺麗に切れていましたし、ハンバーグの形もとても綺麗に出来ていたんです」

京太郎「えへへ、すごいでしょう?ブイ!」

久「もともとあった料理スキルが子供になっても生きていたみたいなのよ」

巴「そ、それは凄いですね」

咲「えっと、だから大丈夫なんですよ」

巴「えっと、皆さんかがそこまで言うんでしたらいいんですけど」

京太郎「やった~、またお料理が出来る~!頑張ろうね、小蒔お姉ちゃん!」

小蒔「あ、うん。一緒に美味しいご飯を作ろうね、京太郎くん!」

優希「あ、そうだじぇ京太郎!」

京太郎「ふえ?な~に、優希お姉ちゃん?」

優希「朝食を作るのついでにタコスも作って欲しいじぇ!」

京太郎「えっ、タコス?」

咲「優希ちゃん、それって朝でも食べたいから?」

優希「それもあるけど、今日は花田先輩がいる高校の試合があるから差し入れに持って行きたいんだじぇ!」

和「あっ、そういえばそうでした!今日は花田先輩と憧達にの試合でした!」

優希「だからタコスを作って欲しいんだじぇ!」

京太郎「う~ん、でもあの時はハギヨシさんがいたから作れたけど今は作れるか分からないよ」

優希「そ、そうか」

ハギヨシ「安心してください。その願い、叶えて差し上げます」シュバ

巴「えっ、何処から現れたんですか!?」

清澄一同「あっ、ハギヨシさん!!」

ハギヨシ「清澄の皆さん、おはようございます」ペコリ

まこ「どこから現れたって言うんは野暮な事じゃな」

小蒔「えっ、執事さんですか!?一体どこの執事さんなんですか?」

??「それはこの龍門渕家の執事にしてこの龍門渕透華の執事ですわ!」

咲「あっ、龍門渕さん!」

透華「オ~ホッホッホ!清澄の皆さん、ご機嫌ようですわ!」

京太郎「ねえねえ、久お姉ちゃん」

久「うん、何かしら?」

京太郎「あの僕と同じ色の髪の毛をしたアンテナがあるお姉ちゃんは誰?」

透華「あ、アンテナですって!」ピン

小蒔(あ、アンテナのようなものがピンと)

ハギヨシ「落ち着いてください、透華お嬢様。今の京太郎くんはお嬢様の事を覚えていないのですから、悪気はないと思われます」

透華「ま、まあそういう事でしたら仕方ないですわね。少し取り乱してしまいましたわ」

ハギヨシ「京太郎くん、こちらの方は私の主である龍門渕透華お嬢様なのです」

京太郎「へえ~、お嬢様なんだ。すごい、初めて見た!」キラキラ

透華「どうです、京太郎少年。私は凄いですのよ?」

京太郎「うん、さっきはアンテナがあるお姉ちゃんってごめんね、透華お姉ちゃん」

透華「と、透華お姉ちゃん!見た目はそのままなのに何かじわじわ来ますわね」

京太郎「そうだ、このフードを取れば小さくもなれるんだよ」

透華「あぁ、その事はハギヨシから聞いていますわ」

咲「それで龍門渕さん、どうしてこんな朝からここに来たんですか?」

透華「あ、そうでしたわ。私が来た理由は彼がこんな状態になった原因となった飲み物の報告に来ましたの」

まこ「ああ、そういえばあの飲み物を執事さんに渡したのぉ」

透華「それであの飲み物の成分を調べてうちのところで解毒剤を作ってる最中ですのよ」

久「なるほどね、それで?」

透華「それでその解毒剤が来るまでの間、ハギヨシに彼の周りのサポートなどをさせるようと思って報告に来ましたの」

和「それは助かりますけど、執事さんは大丈夫なんですか?他にもお仕事かがあるのでは」

ハギヨシ「それは大丈夫ですよ、和様。私は他の仕事もしながらサポートしますから」

まこ「まあ本人もこう言ってくれとるんやし、お言葉に甘えようといこうじゃあないか」

透華「決まりですわね。それでは頼みましたわよ、ハギヨシ!」

ハギヨシ「はっ、透華お嬢様」

まこ「して、肝心の京太郎は何処にあるんじゃ?」

和「え~と、あそこにいます」

京太郎「え~と、あったあった!」ギュウ

小蒔「京太郎くん、その縫いぐるみはなんの?」

京太郎「これはね、ハギヨシさんが僕にプレゼントで作ってくれたスガペンなんだよ!」

巴「凄くしっかりしてますね。凄いですね、あの執事さん」

優希「あの二人とスガペンの話をしてるじょ」

ハギヨシ「ふふ、あの縫いぐるみを気に入ってもらって良かったです。作ったかいがあります」

和(私も龍門渕の執事さんにスガペンを作ってもらってお願いしたら作ってくれるんでしょうか?)













  小ネタ 似た髪の毛同士

京太郎「ん~。偶にはこうやってのんびり散歩をするのもいいかもな。さってっと、何しようかな?」

小鷹「あ、あの~、すいません」

京太郎「えっ?はい、なんでしょうか?」クル

京太郎・小鷹「うわ、不良か!?」

京太郎「ちょっと、俺は不良なんかじゃあないですよ!」

小鷹「お宅こそ、いきなり不良と失礼だろうが!」

京太郎「だってそのガラ悪そうな顔してるじゃないですか!しかもなんか変な具合に髪の毛だって染めてますし!」

小鷹「顔は余計だ!第一にこれは染めてるわけじゃなくて地毛なんだよ!」

小鷹「お前の方こそ、染めてるんじゃあないか!」

京太郎「これは地毛なんですよ、良く勘違いされますけど!」

小鷹「えっ、そうなのか?」

京太郎「えっ?ていうかそれって地毛だったんですか?」

小鷹「あぁ、そうだ。これはおふくろの髪の毛の遺伝子中途半端な感じで受け継いでしまってこんな髪色になったんだよ」

京太郎「そうだったんですか。あ、それとさっきはすいませんでした、失礼な事を言って」ペコリ

小鷹「いやいや、こっちこそ失礼な言ってすまなかった。俺は羽瀬川小鷹って言って高校二年だ」

京太郎「あ、年上の方だったですか。じゃあ尚更失礼な態度とってしまいましたね」

京太郎「俺の名前は須賀京太郎って言います。小鷹さんとは一つ違いで高校一年です」

小鷹「へえ~、一年だったのか。その割には身長とか高いな」

京太郎「まあ中学の時、ハンドボールとかしてましたか。それでどうしたんですか?」

小鷹「おっとそうだった、忘れるところだった。ここら辺で小さな中学生くらいの女の子を見なかったか?」

京太郎「中学生くらいの女の子ですか?えっと、何か特徴とかありませんか?」

小鷹「あ、そういえば言ってなかったな。特徴はゴスロリみたいな服を着て、髪の毛は俺と同じで金髪の子だ」

京太郎「ゴスロリみたいな服を着て髪の毛が金髪の女の子...」

小鷹「どうだ、見たか?」

京太郎「いえ、見てないですね」

小鷹「そ、そうか。小鳩の奴、何処行っちまったんだ」

京太郎「小鳩って言うんですか、その女の子」

小鷹「あぁ、そうだ。名前は小鳩って言って俺の妹だ」

京太郎「分かりました。じゃあその小鳩ちゃんを探すのを手伝います!」

小鷹「えっ、良いのか?」

京太郎「えぇ、こう見えても迷子探しは得意ですから!」

小鷹「サンキュ―、マジで助かるよ!ありがとうな、須賀!」

京太郎「とりあえず、別れて探しましょう。それでまたここに戻ってきましょう」

小鷹「あぁ、分かった。じゃあ俺は右の方を行って来る」

京太郎「じゃあ俺は左の方に行きます。じゃあ行きましょう!」タッタッタ

小鷹「じゃあまたここで会おう!」タッタッタ

 ~~10分後~~

小鷹「どうだ、見つかった?」

京太郎「いいえ、見つかりませんでした」

小鷹「くっそ~、何処行っちまったんだ?」

??「あ、あんちゃん!」タッタッタ

京太郎「あ、なんかあの女の子こっちに来ますけど」

小鷹「あれは、小鳩だ!

小鳩「あんちゃ~ん!」ギュウ

小鷹「探したぞ、小鳩!何処に行ってたんだ?」

小鳩「う~んと、ウチが迷子になって困ってる時にお姉ちゃんが声をかけて来てあんちゃんを見つけてもらうのに手伝ってもらってあちこち周ってたの」

小鷹「あちこち周ってって、道理でなかなか見つからないわけだ」

京太郎「それでそのお姉ちゃんって一体...」

和「どうしたんですか、小鳩ちゃん!って須賀くん!?」タッタッタ

京太郎「って和!?小鳩ちゃんが言ってたお姉ちゃんってお前だったのか」

和「ど、どうして須賀くんがここにいるんですか?」

京太郎「俺は偶々散歩に出ていたらこの小鳩ちゃんのお兄さんの小鷹さんに声をかけられて妹さんを見てないかって聞かれたんだよ」

小鷹「それで須賀も小鳩を探すのを手伝ってくれて一緒に居たんだよ」

小鷹「それよりありがとう。小鳩の傍にずっといてくれて」

和「い、いえ!何やら困っているそうだったので助けてあげないと思ってだけで」ワタワタ

小鷹「それでもありがとう」

京太郎「ここは素直に礼を受け取っておけよ、和」

和「そ、そうですね。えっと、どういたしまして」

小鳩「と、ところであんちゃん。この人は誰なの?」

小鷹「あぁ、こいつは小鳩を探すのに協力してくれた須賀京太郎って言うんだ。一応須賀にお礼を言っとけよ」

小鳩「あ、うん。え、えっと、ありがとうございました」ペコリ

京太郎「ご丁寧にありがとう。お兄ちゃんが見つかって良かったね、小鳩ちゃん」ニコ

小鳩「う、うん!なんか須賀さん、あんちゃんとなんか似てる!」

小鷹「えっ、そうか?」

京太郎「いや、俺に聞かれてもよく分からないですよ」

和「えっと、小鳩ちゃんと小鷹さんはどうしてここに?」

小鷹「えっ、あぁ、それはくじ引きで旅行券が当たって小鳩と旅行に来たんだよ」

京太郎「あ、それだったら俺達がここの事を案内しますよ!」

和「えっ?俺達って、私もですか!?」

京太郎「えっと、そのつもりだったんだけど何か用事があったんなら俺がやるけど」

和「いえ、私は特に用事はないですけど。えっと、私もいいんですか?」

小鷹「良いも何も、小鳩の事もあるし俺からもお願いするよ」

和「...分かりました。では私も一緒にご案内します」

京太郎「じゃあ決まりだな。それじゃあここの事を案内しますから、ついて来てくださいね」

小鷹「おう、よろしく頼む」

小鳩「お姉ちゃんもよろしくお願いします」

和「はい、任せてください」

  カン







 小ネタ 京太郎またもやシロさん化

京太郎「あ~、ダルい」

京太郎「休日で学校も休みで部活も休み。だらけるには丁度いい日だな」

須賀母「ちょっとあんた、いくら休日だからってだらけすぎじゃあないの?」

京太郎「えっ、そうかな?」

須賀母「そうよ、良く考えてみたら」

京太郎「ちょいタンマ....。やっぱり分かんない」

須賀母「もう!ちょっと外にでも行って気晴らしして来なさいよ」

京太郎「え~、なんか今日外に出るのなんかダルいんだけど」

須賀母「いいから、行ってきなさ~い!」ドーン

京太郎「うわっと!」

  ~~公園~~

京太郎「はあ~、外に行ったってなにもやる事なんてないのに。しかもお金まで少しくれたって行くところないに」

京太郎「あ~、ダルい」グデーン

??「あ...」

京太郎「う~ん」クル

シロ「やっほ、京太郎」

京太郎「あ、シロさん。どうも」

シロ「何してるの?」

京太郎「見ての通り、ベンチにもたれてます」

シロ「ふ~ん。隣、座ってもいい?」

京太郎「別にいいですよ。というか、態々聞かなくても座ってもいいともいますよ?」

シロ「それもそうだね。よいっしょ」オッチン

シロ「なんか、この前会った時と違うね」

京太郎「えっ、あ~。なんか知らないんですけど今日はなんだかものすごくダルくて」

シロ「そうなんだ。でもだらけるのは悪い事じゃあないよ」

京太郎「ですよね、シロさん。分かってらっしゃいます」

シロ「でしょう?私はだらけることに関しては誰よりも分かってるから」

京太郎・シロ「はあ~、ダルい...」グデーン

??「あ~、シロいた!」

京太郎「うん?」

シロ「あ、皆」

胡桃「もう、勝手にどっかに行かないでよ!」

塞「急にいなくなったら困るわよ」

エイスリン「シロ、ミツカッテヨカッタ!」

シロ「ごめん、ちょっと軽い散歩をしようかなって思って」

塞「散歩って。確かにシロは家族で行ったから分かるかもしれないけど私達は初めてなんだから」

シロ「だからごめんって」

京太郎「...何でいるのかなって思いましたけど、今度は宮守の皆さんで来たんですね」

シロ「あ、ごめん。そういえばまだここに来た理由言ってなかったね」

京太郎「まあ、別にいいですけど」

胡桃「えっ、ていうかその子誰?というか、なんというか」

豊音「わー、なんかシロにそっくりだよー!」

塞「えっえっ?なんか雰囲気もシロとそっくりなんだけど」

胡桃「えっ、シロって兄弟いたの?」

エイスリン「!」カキカキ バッ シロと今の京太郎の絵

シロ「いや、私には弟なんていないよ。この子は清澄の生徒の京太郎って言うんだよ」

豊音「清澄ってあの私達と戦ったあの学校の?」

京太郎「はい、その通りです。俺は清澄での唯一の麻雀部での男子部員の須賀京太郎です」

塞「あ、思い出した!最後の日に君と清澄のメンバーがいたの見たよ」

京太郎「はい、そうですよ」

京太郎「まあ、俺はまだまだ初心者ですけど。はあ~、ダルい」

胡桃「うわ、言い方までシロそっくり!」

京太郎「??そんなに似てますかね、シロさんに」

シロ「どうだろう?私はよく分かんないけど」

エイスリン「ホントウニ、フタリトモ、ソックリ!」

豊音「わーい、なんかシロが二人いるみたいで面白いよー!」

豊音「あ、そういえばまだ名前言ってなかったね。私は姉帯豊音っていうんだよー、よろしくねー」

京太郎「あ、よろしくです、豊音さん」ギュウ

豊音「わー、京太郎くんって手がおっきいねー」

京太郎「まあ、一応男子なんで」

胡桃「じゃあ次はあたし!あたしの名前は鹿倉胡桃だよ、よろしく」

京太郎「はい、よろしくお願いします胡桃さん」

エイスリン「ジャアワタシ!ナマエハAislinn Wishart、ヨロシク!」

京太郎「どうもです、エイスリンさん」

塞「じゃあ最後は私だね。私は臼沢塞だよ。京太郎くんっていつもそんな感じなの?」

京太郎「いや、いつもって言うわけじゃあないですけど。偶にそういう感じになってしまう時があって今みたいになっているんです」

塞「あ、そうだったんだ」

シロ「あ、せっかくだしまた京太郎が案内してよ」

京太郎「え~、いやですよ。今日はなんかダルいんですから、ゆっくりしたいですよ」

シロ「そこをなんとか、お願い」

京太郎「いや、だから」

シロ「じー」

京太郎「うっ、分かりましたよ。今回だけですよ」

シロ「うん、分かってる。ありがとう、京太郎」ニコ

京太郎「...ダルい///」シュタ

シロ「と言う訳で、京太郎が案内してくれるって」

豊音「本当?やったー、ありがとう京太郎くん!」

胡桃「本当にいいの?」

京太郎「まあ、良いって言っちゃったんで良いですよ。それじゃあ皆さんついて来てください」テクテク

エイスリン「!」ニコニコ顔の絵



シロ「京太郎、おんぶして」テクテク

京太郎「ダルいから嫌です」テクテク

シロ「じゃあ、手を握るのでいいから」

京太郎「まあ、それくらいなら」

シロ「うん、ありがとう、京太郎」ギュウ

豊音「あー、シロが京太郎くんと手を繋いでるー。じゃあ私も京太郎くんと手を繋ぐー!」ギュウ

京太郎「あ...」

豊音「ダメだった?」

京太郎「いえ、別に大丈夫です...」

豊音「ほんとう?良かったー」

京太郎(なんか、少しダルくなくなったな)  

  カン















ハギヨシ「それでは京太郎くんに永水の神代様に狩宿様、キッチンに行きましょう」

小蒔「あ、はい!分かりました」

京太郎「は~い」

ハギヨシ「それと京太郎くん、キッチンに縫いぐるみを持って行っては汚れてしまいますのでここに置いておきましょうね」

京太郎「あ、そうだよ。スガペンさんを汚しちゃったら可哀そうだし、置いていくしかないよね」シュン

和「はわわ...」プルプル

咲「和ちゃん、抑えて!その気持ちはすごく分かるけど、我慢しないと!」ギュウ

まこ「なんちゅう威力じゃ。見た目はそのまんまじゃが、その幼い子供の感情があって母性本能を擽られる行動じゃのう」

ハギヨシ「大丈夫です。料理が終わればまた会えますから、落ち込まなくても大丈夫ですよ」

京太郎「あ、本当だ!お料理が終わったらまたスガペンさんに会えるから大丈夫だ!良かった~」ニパア

小蒔「....」スッ

巴「ひ、姫様?どうして腕をあげているんですか?」

小蒔「へっ?うわ、本当です!どうして私は腕をあげていたんでしょうか?」

ハギヨシ「では、ぬいぐるみを一旦誰かに預かってもらいましょうか」

京太郎「うん、分かった!え~とじゃあ、透華お姉ちゃんお願い!」

透華「えっ、私ですの?」

京太郎「うん、そうだよ。ちょっとの間、スガペンさんの事を見ておいてください」

透華「ま、まあちょっとの間だけならいいですけど」ギュウ

京太郎「ありがとう、透華お姉ちゃん!」

京太郎「ハギヨシさん、もう大丈夫だよ!」

ハギヨシ「分かりました、では参りましょう。透華お嬢様、なるべく早く済ませますので少々お待ちなっててください」テクテク

京太郎「ほら行こう、小蒔お姉ちゃん」ギュウ テクテク

小蒔「あ、京太郎くん、手を繋がなくても大丈夫だよ」テクテク

巴「えっと、では朝食を作ってきますので待ってくださいね」テクテク

久「行ったわね。ところで龍門渕さんは大丈夫なの、朝食とかは」

透華「あ、それなら大丈夫ですわ。もう済ましていますから」

久「なら良かったわ」

透華「それにしても、流石ですわねハギヨシ。このスガペンとやらいう人形の作り具合といい、触り心地も」ギュウギュウ

  ~~そしてキッチンへ~~

ハギヨシ「それでは朝食のメニューですが、何かお決まりですか?」

小蒔「えっと、和食にしようかと思っています」

ハギヨシ「和食ですか」

小蒔「何か問題でもありましたか?」

ハギヨシ「いえいえ、何も問題はありませんよ。では焼き魚にお味噌汁にしましょうか」

小蒔「はい、分かりました!」

ハギヨシ「お味噌汁の方はどうのような感じにしますか?」

小蒔「そうですね~。では、揚げさんと榎を使った物にします」

ハギヨシ「分かりました。焼き魚の方ですが、こちらは何になさいますか?」

巴「では、ここは定番の鮭にします」

ハギヨシ「鮭ですね。では各自作業に取り掛かりましょうか」

三人「はい!」

巴「私は鮭の方やっておきます」

小蒔「では私は、お味噌汁の方をやります」

京太郎「じゃあ僕は小蒔お姉ちゃんと同じ事する!」

小蒔「じゃあ一緒に頑張ろうね、京太郎くん」

京太郎「うん!」

ハギヨシ「皆さん、食材の用意ができましたよ」

巴「へっ、いつの間に?」

ハギヨシ「皆様に動きやすくサポートをするのが執事の役目ですから」

小蒔「えっと、ありがとうございます」

ハギヨシ「いえいえ、執事として当然の事をしたまでですから」

小蒔「それじゃあ朝食を作りましょうか。巴ちゃん、鮭の方はよろしくお願いします」

巴「はい、姫様。お任せください」

京太郎「じゃあ小蒔お姉ちゃん、まずは何をしたらいいかな?」

小蒔「そうだね、じゃあお鍋にお水を入れといてくれる?」

京太郎「は~い、分かった!」テクテク

ハギヨシ「私はタコスを作る用意をしておいておきましょうか」スタスタ

小蒔「え~と、揚げさんと榎は~。あ、ありました」

京太郎「小蒔お姉ちゃん、お鍋にお水を入れておいたよ」

小蒔「あ、ありがとうね、京太郎くん。じゃあ今度はお味噌汁の具を一緒に切ろうか」

京太郎「は~い」

小蒔「それじゃあ私は榎の方を切っておくから、京太郎くんは揚げさんの方を切ってもらえるかな」

京太郎「うん、分かった。それでどれくらい切ればいいの?」

小蒔「うんとね、皆さんが食べやすいように大体一口サイズが良いかな」

京太郎「分かった、それじゃあ切っておくね」

小蒔「うん、よろしくね」

小蒔(皆さんは京太郎くんの腕前を大丈夫だと仰っていましたが、本当に大丈夫なのでしょうか?)トントン チラ

京太郎「え~と、使わない手は猫さんの手にして。一口サイズに切っていくっと」トントン

小蒔「ふわ~、本当に綺麗に切れていますね。しかもちゃんと一口サイズになっています!」

京太郎「へ?ちゃんと小蒔お姉ちゃんの言うとおりに一口サイズにしてるんだけど、違ったの?」

小蒔「えっ?あ、あぁ、合ってるよ。それにしても本当に綺麗に切れてるね、京太郎くん」

京太郎「えへへ~、そうでしょう?」

小蒔「はい、何も問題がなくて良かったです」

京太郎「で、次は何をしたらいいかな?」

小蒔「うん、それじゃあ今度は火にかけてあるお鍋の中に入れてもらってくれる?」

京太郎「は~い、よいっしょ」ポトン

小蒔「私もっと」ポトン

小蒔「後は私がやっておくから、他の方のお手伝いに行ってくれる?」

京太郎「分かったよ、小蒔お姉ちゃん」

ハギヨシ「では京太郎くん、今からタコスを作るのでこちらを手伝ってください」

京太郎「は~い!それじゃあ小蒔お姉ちゃん、何かあったら言ってね」

小蒔「うん、分かった。それじゃあ執事さんのお手伝い、頑張ってね」

京太郎「うん、じゃあ行ってきま~す!」テクテク



ハギヨシ「では今からタコスの作り方をお教えしますので、よく覚えてくださいね」

京太郎「は~い、ハギヨシさん!」

ハギヨシ「それではまずサルサを作りましょうか」

京太郎「ハギヨシさん、サルサってなんですか?」

ハギヨシ「サルサとはスペイン語でソースという意味なんですよ」

京太郎「なるほど、つまり今からソースを作るんだね」

ハギヨシ「そういう事です。では今から材料の野菜をみじん切りにしていきます」

京太郎「みじん切りって、どういう風にやるんですか?」

ハギヨシ「今から見本を見せてやりますから。基本的には細かく切っていく感じです」

ハギヨシ「それでは、よ~く見ておいてくださいね。それっ」サクサクサク

京太郎「ほぉ~、この前教えてもらった切り方より細かく切れてる~!」

ハギヨシ「とまあこんな感じです。では京太郎くん、私が今やったみじん切りをやってみてください」

京太郎「あ、はい!え~と、まずはとりあえず材料を半分に切って」トントン

ハギヨシ「しっかり猫の手になっていますね。焦らずに切ってくださいね、ゆっくりでいいですから」

京太郎「はい、ハギヨシさん。せ~の」サックサックサックサック

ハギヨシ「そうそう、そんな感じです。ちょっとテンポをあげてみましょうか」

京太郎「うん!」サクサクサク

京太郎「ハギヨシさん、こんな感じで良いかな?」

ハギヨシ「はい、とても上手に出来ていましたよ。この調子で他の材料を切っていきましょうか」

京太郎「は~い、頑張るよ~!」

  ~~数分後~~

ハギヨシ「ふう、サルサはこれで完成ですね。あとは少しの間、冷蔵庫に入れておきましょう」

京太郎「わ~い、サルサが出来たぞ!ハギヨシさん、今度は何をしたらいいかな?」

ハギヨシ「今度は二手に分かれましょう。私はタコスソース作りますので、京太郎くんはトルティーヤを作ってください」

京太郎「トルティーヤ?」

ハギヨシ「トルティーヤとは、サルサやタコスソースなどを挟む所謂パンのようなものですよ」

京太郎「おお~」

ハギヨシ「材料はすでにスタンバイしてるので取り掛かってください」

ハギヨシ「流れはまずボールにマサというトルティーヤ専用の粉と塩をよく混ぜてサラダ油を加えて手で混ぜます」

ハギヨシ「そして水を少しずつ加えて混ぜ、ひとまとまりの生地になりましたら手の付け根に体重をかけてよく練ってください」

ハギヨシ「手に生地がつかなくなって、耳たぶ位の柔らかさになればOKです。大体の流れは分かりましたか?」

京太郎「うん、多分わかったと思うよ、ハギヨシさん」

ハギヨシ「それは何よりです。それではお互いの作業に取り掛かりましょう」テクテク

京太郎「分かりました!え~と、ボールに粉と塩をよく混ぜてそれからサラダ油を加えて手で混ぜる」コネコネ

京太郎「それから、少しずつお水を加えて混ぜていくっと」ジョジョ コネコネ

小蒔「京太郎くんも頑張っているんですから、皆さんに美味しいと言ってもらえるお味噌汁を作りませんと!」ゴッ

巴「え~と、鮭の焼け具合はっと。うん、いい感じですね」

京太郎「うんっしょ、こらっしょっと!」コネコネ

京太郎「大変だけど、優希お姉ちゃんのために頑張らなくちゃ!」コネコネ

ハギヨシ(京太郎くん、頑張っていますね。その頑張った分、作っている料理は美味しくなりますよ)

ハギヨシ「京太郎くんは本当に良い人。いえ、今は子供にままですから良い子ですね」ジュー

~~それから数十分後 朝食が完成~~

京太郎「出来た~!優希お姉ちゃんが持って行くタコスと優希お姉ちゃんが食べるタコスの完成だ!」

ハギヨシ「よく頑張りましたね、京太郎くん」

小蒔「こちらもお味噌汁と鮭の方も完成しました!」

巴「我ながらいい出来です」

ハギヨシ「お疲れ様です、神代様に狩宿様。ではワゴンに乗せて皆さんのお部屋に参りましょうか」

小蒔「はい、分かりました。こぼさないように慎重にっと」

巴「よいっしょっと」

ハギヨシ「京太郎くんはこのランチボックスに入ったタコスを持っておいてください」

京太郎「は~い!って言うか、いつの間にランチボックスにタコスを入れたの?」

ハギヨシ「それは秘密です」ニコ

京太郎「え~」

ハギヨシ「それと、もう料理が終わったので小さくなってもいいと思いますよ?」

京太郎「あ、そういえばそうだったね。よいしょっと」ヒョイ

京太郎「うわ~(子供の声)」ヒュー チンマリ

小蒔「これで最後です。ってうわ!京太郎くん、いつの間に小さくなったの?」

京太郎「えっ?さっきだよ~」

ハギヨシ「それでは皆様のところに参りましょうか」

 ~~そして清澄メンバーの部屋へ~~

小蒔「皆さん、お待たせしました。朝食が出来ました」

久「お、完成したのね」

まこ「ほほう、和食か。しかも定番中の品じゃのぉ」

和「でもすごく美味しそうですね」

巴「それでは皆さんに配っていきますね」

咲「あ、それくらい私もやりますよ」

京太郎「はい、優希お姉ちゃん!優希お姉ちゃんの知り合いに渡すタコスだよ」

優希「おお、ありがとうだじぇ、京太郎!京太郎が作ってくれたのか?」

京太郎「ううん、ハギヨシさんに手伝ってもらったんだ。でもハギヨシさんに分かりやすく教えてもらったから、いつでもタコスを作れるよ!」

優希「くう~、お前は良いやつだじぇ!」ナデナデ

京太郎「ウヒヒ、どういたしまして」

透華「それにしてハギヨシ、よく今の京太郎少年に覚えれるように教えましたわね」

ハギヨシ「いえいえ、京太郎くんが覚えるのが早かっただけです。それに子供の姿になる前の時でも、京太郎くんはメモをしてきちんと出来ていましたから」

透華「そうだったのですの。あ、ついでですし、これを返して差し上げませんと。ちょっと、京太郎少年」

京太郎「ふえ、なに?」

透華「この縫いぐるみ、お返しますわ」スッ

京太郎「あ、スガペンさん!ありがとう、ずっと見ていてくれて!」ギュウ

透華「別にそれくらいの事、どうってことはありませんわ」

和「須賀くん、準備ができましたから席についてください」

京太郎「は~い」テクテク オッチン

久「皆、ちゃんと席に着いたわね。それじゃあ、頂きます」

一同「いただきます」

まこ「さてと、とりあえず味噌汁から飲んでみようかのぉ。どれどれ」ズズ

まこ(こ、これは!?)

まこ「心がなんか、ほっとするの~」

和「このお味噌汁、とても優しい味がしますね。なんというか、心が落ち着く様な感じで」

小蒔「そ、そうですか?私は皆さんに美味しい物を作ろうと思って作っただけなんですけど」

久「でも本当に美味しいわよ、このお味噌汁」

小蒔「えへへ、ありがとうございます」

巴「ふふ、なんだか姫様が一瞬京太郎くんみたいな感じになっていましたね」

小蒔「へ!?そ、そうでしたか?」

京太郎「う?何か呼んだ?」モグモグ

小蒔「あ、なんでもなよ、京太郎くん!」アセアセ

和「あ、須賀くん。ちょっとじっとしていてください」ヒョイ

京太郎「ふえ?」

和「頬っぺたにお米がついていましたよ」

京太郎「そうだったの?ありがとう、和お姉ちゃん!」

和「ふふ、どういたしまして」

咲「あ、この鮭のも美味しい!」モグモグ

巴「ありがとうございます。適度な温度で焼いてよ~く見ていましたから」

京太郎(えへへ、なんだか楽しいな~。ご飯を皆で食べているだけなのに)

  ~~それから十分後~~

一同「ご馳走様でした」パチン

久「いや~、なかなかおいしい朝食だったわ」

小蒔「お粗末さまでした」

まこ「さってと、じゃあ今度はわしらが食器の洗いもんをしておこうかのぉ」スク

小蒔「あ、それなら私達もやりますから」

まこ「ええからええから、朝食を作ってくれたお礼じゃあ」

咲「あ、私もやります」

久「まあ、私もやるのも妥当だわね」

まこ「当たり前じゃ。和と優希は会場にそろそろ向かっときんしゃい」

和「えっ、でも」

久「いいから。須賀くんが作ってくれた差し入れを渡してきなさいな」

和「分かりました。ではお言葉に甘えさせてもらいます」

優希「とりあえず一旦、制服に着替えおうじぇ」

和「それもそうですね。すいませんけど、須賀君のお部屋でお着替えしていいですか?」

京太郎「へっ、僕のお部屋で?別にいいよ!」

優希「ありがとうだじぇ、京太郎!じゃあ京太郎の部屋の鍵を少し借りるじょ」

 ~~数分後~~

優希「これでよしっと。それじゃあ、行ってくるじぇ!」テクテク

和「では、行ってきますね」テクテク

京太郎「行ってらっしゃ~い」フリフリ

小蒔「気を付けてくださいね~」














透華「それでは私たちも戻りましょうか、ハギヨシ」

ハギヨシ「はっ、分かりました。それでは京太郎くん、何か困ったことがあったらいつでも呼んでくださいね」

京太郎「分かったよ、ハギヨシさん」

透華「それでは皆さん、ごきげんよう」テクテク

ハギヨシ「では皆さん、また」ペコリ テクテク

まこ「さてと、朝食も食べたことやしどうしようかのぉ」

久「私は運動がてら、ちょっとそこら辺を散歩しておくわ」

咲「私はちょっとゆっくりして本を読んでいます」

まこ「ほいな。して永水のお二人さんは?」

巴「いえ、私達は京太郎くんの面倒をしないといけないので」

小蒔「京太郎くんがどこかに行くんでしたら、私達はついて行くんですけど」

まこ「なるほどな。じゃあその京太郎は何かしたい事はあるんか?」

京太郎「ふえ、したい事?」

まこ「そうじゃ、したい事じゃあ」

京太郎「う~ん、したい事か~。あ、そうだ!」

小蒔「何か思いついたの、京太郎くん」

京太郎「うん!僕ね、麻雀の大会のところに行きたい!」

巴「えっ、麻雀の会場にですか?」

京太郎「そうだよ、なんだか面白そうだから見てみたいなって思ったんだ」

久「どうして面白うそうだなって思ったのか聞いていいかしら、須賀くん」

京太郎「うんとね、昨日の温泉で皆が時より麻雀の話をしていたのを聞いて興味がわいたの!」

まこ「そういえば、話しておったのぉ」

京太郎「だから、僕も麻雀をしてる所を実際に見てみたいから会場に生きたんだけど、だめかな?」

久「別に駄目なんかじゃあないわよ。麻雀に興味を持つのは良い事だもの。良いわよ、行って来て」

京太郎「本当に?わ~い!」バンザーイ

小蒔「良かったね、京太郎くん」

久「というわけで、須賀くんの事を見ておいてくださいね」

巴「はい、分かっております」

京太郎「あ、ついでにスガペンさんも持って行こうっと」

小蒔「それじゃあ京太郎くん、私達が会場まで案内してあげるからね」

京太郎「うん、よろしくね、小蒔お姉ちゃん!」

咲「京ちゃん、車とかには気を付けるんだよ」

京太郎「は~い」

京太郎「それじゃあ、行ってくるね~!」テクテク

巴「では行って参ります」テクテク

小蒔「京太郎くんをしっかり見ておきますので安心してください。では、行ってきます」テクテク

まこ「気を付けるんじゃぞ~」

久「須賀くんの事をお願いね~」

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最終更新:2026年01月04日 19:59