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セーラ「銭湯来たでー」


泉「二日続けてってどうなんです?」


雅枝「気持ちええからええやろ」


怜「体をまさぐられたし……」


竜華「誤解を招く言い方やめ」


浩子「でも先輩調子良さそうですね」


怜「お、わかるか?」


泉「ほんなら今日もあるみたいですし行ってみます?」


怜「せやな」


セーラ「ちょい待ち、さすがに今日は俺が……」


竜華「いや、昨日のお礼も言いたいから私が……」


雅枝「ほんなら私が行くで?」


竜華「やっぱり私が行ってくるわ」


セーラ「お、おう……」


怜「目が怖いで、竜華」


竜華「気のせいや!」


雅枝「ま、大将の竜華が万全なら心強いしええんちゃう?」


浩子「今日もレポートお願いしますわ」


泉「でも清水谷先輩まで夢中になったら……」


怜「竜華は結構抜けとるところがあるからなあ」


竜華「どういう意味や!」


セーラ「ええからはよ行ってき」


竜華「もー……行ってくるで」


竜華「お邪魔するで」


京太郎「いらっしゃいませ」


入ってきた女性は長い黒髪が特徴でおもちがすばらだ


なんとなく玄さんに似ているような似てないような……


竜華「昨日は怜が世話になったみたいやな」


京太郎「怜ちゃん?」


竜華「なんや馴れ馴れしいなあ」


京太郎「すいません、そう呼ばれるように言われたので……」


竜華「ほんなら私のことは竜華ちゃんでええよ」


京太郎「りゅ、竜華ちゃん?」


竜華「ほんで怜は君のことをなんて呼んでたんや?」


京太郎「京くんって呼んでましたけど……」


竜華「ほんならよろしくな、京くん♪」


京太郎「ええ、こちらこそ、竜華ちゃん」


なんだかムズムズするな……


京太郎「ではこちらへどうぞ」


そういって手で鏡の前に置かれた椅子に座るように促す


竜華「ちょい待ち」


座る前に竜華ちゃんがいう


竜華「敬語もなしや」


京太郎「え?」


竜華「せっかく竜華ちゃんって呼んでくれるのに敬語を使われたら堅苦しくてあかんわ」


京太郎「なるほど……」


竜華ちゃんのいうことには一理ある


竜華「せやから敬語はなしやで、京くん」


京太郎「わかりま……わかったよ、竜華ちゃん」


竜華「それでええんや」


そういってニコリと笑いかける竜華ちゃんはかわいい


京太郎「じゃあここへ座ってくれる?」


竜華「ええよ」


そういって座ってくれる


たしかにこのほうが気楽でいいな






京太郎「じゃあ髪の毛を洗うよ」


竜華「よろしゅう頼むで」


怜ちゃんのときも思ったことがある


俺はあまり関西弁が好きではない


もちろんテレビでお笑い芸人が話しているのは面白いと思う


それをテレビの中ではなく実生活で使われるのはなれなれしい気がしてなんとなく苦手だったのだ


だけど実際にしゃべる人と会ってみるとなんとなく親しみやすい気がする


……別にしゃべっている人がかわいいからではない


さて、竜華ちゃんの長い髪を綺麗にしないとな


京太郎「かゆいところはございませんか?」


竜華「ございませんよ~」


本当に気持ちいいのかご機嫌だ


俺が洗っているときにこうして思ってもらえるのはやっぱり嬉しい


女が喜ぶと書いて嬉しいなのだからある意味当然なのかもしれないが


かわいい女の子の前でかっこつけたっていいじゃないか






京太郎「終わったよ」


竜華「気持ちよかったで~」


昨日から何人もの女性を見てきたが濡れた長い髪がしっとりと張り付くのはやっぱり色っぽい


胡桃様や憧とあんなことをした


染谷先輩や小蒔ちゃんたちとそんなこともした


エロさという点ではもちろん言うまでもない


だけど色っぽさや艶っぽさという点ではこれ以上のものはないと思う


そしてこのときの女性はかわいいというよりも美しいという言葉のほうがふさわしいのだ


竜華「私をまじまじ見つめてどないしたの?」


竜華さんに耽美している俺を不審に思ったのか声をかけてくる


京太郎「竜華ちゃんが綺麗で思わず見惚れてたんだ」


竜華「わ、私が!?」


驚いたのか素っ頓狂な声を上げている


京太郎「そう、竜華ちゃんが」


これは事実だし100人中99人は同意するだろう


同意しない一人はホモだ


竜華「もう、褒めてもなんにも出んよ~」


そういっているが顔はまんざらでもなく嬉しそうだ


無邪気な笑顔がかわいらしい






京太郎「背中を流したいから肩紐を外してもいい?」


竜華「そうやって私のおっぱいを見るつもりやろ~」


そういって振り向きざまになじるような視線を送る


京太郎「ち、違うって!」


もちろんそのすばらなおもちが見れたらすばらなのは事実だけどな!


竜華「ほんまにー?」


視線がさらに鋭くなる


京太郎「いやならいいけど……」


仲が良くてもお客様だ


いやがるようなことを強制することはできないしな


竜華「じょ、冗談やって!」


慌てて否定する


コロコロと表情がかわるのが面白いしどの表情も違ったかわいさがある


竜華「これでええ?」


京太郎「うん、いいよ」


肩紐を外し下に落ちないように胸元を水着の上から押さえている


潰れているせいでかえって柔らかさが強調されているのがすばらだ


京太郎「背中を流すよ」


竜華「ちょい待ち」


また止められる


何か不手際があっただろうか


竜華「ムードがあらへん」


京太郎「ムード?」


竜華「せっかく三助に体を洗ってもらうのにこれやとつまらん」


京太郎「なるほど?」


一理あるようなないような……


竜華「せやからもっとムードを出して!」


そういって振り返っていたずらっぽい笑顔を向ける


ここまで言われたら乗らないとな


京太郎「お背中失礼いたします、お嬢様」


竜華「ああ、頼む」


口調は真面目だが顔は嬉しそうに笑っているのだから満足なのだろう






京太郎「お嬢様の背中はたいへんすばらしいですね」


竜華「どういうことや?」


京太郎「まず色白で綺麗です」


竜華「普段は室内におるからな」


京太郎「そしてこの触り心地」


そういって指を背中にスライドさせていく


竜華「ひゃん!」


京太郎「どうかなさいましたか、お嬢様?」


竜華「急にされたらびっくりするやんか!」


京太郎「それはたいへん失礼致しました」


竜華「ちゃんと洗ってや」


京太郎「はい」


思った以上にこの喋り方のほうがしっくりくるな





京太郎「でも本当に綺麗ですよ」


竜華「そろそろ敬語やめてええで」


京太郎「わかりました」


竜華ちゃんがいうのなら従おう


竜華「そんなに私の背中は綺麗なん?」


京太郎「ええ、ものすごく」


竜華「自分で見たことないからイマイチしっくりこんわ」


そういってケラケラ笑っている


京太郎「それもそうか……」


俺だって自分の背中をまじまじと見つめたことなんてないしな


竜華「でも京くん背中洗うの上手やな」


京太郎「そう?」


竜華「といっても誰かに洗ってもらうのなって初めてやから比べようがないんやけどな」


そういってまたケラケラと笑う


よく笑うけどそれがまたかわいらしい






京太郎「背中終わったよ」


竜華「ありがとうな」


慣れた手つきで水着を着直す


竜華「そんなにジロジロ見るなんて京くんはえっちやなぁ」


京太郎「……すいません」


男だからチラリとかポロリとか期待したっていいじゃないか!


まったくなかったんだけどさ……


竜華「そんなに私のおっぱいを見たいん?」


京太郎「はい」


竜華「ほんなら……」


胸元に手をかける水着を徐々にずらしていく


綺麗なおもちの全容が徐々にあらわになっていく


竜華「ここまでやな」


水着をずらしていた指を戻す


竜華「そないに残念な顔せんでもええやん」


からかうように笑っている


しかたないじゃないか、男だもの






竜華「じゃあ今度は足も洗ってくれる?」


京太郎「わかりました」


真っ赤になっていただろう顔が元に戻った頃に竜華ちゃんに言われる


もちろんお受けするさ


俺は三助だからな


京太郎「じゃあ足を出してくれる?」


竜華「こうでええ?」


京太郎「ええ、構いませんよ、お嬢様」


竜華「ほな頼むで」


竜華ちゃんの前に正座をした俺の膝に足を差し出してくる


鏡ごしにみるおもちもいいがやっぱり生で見る方が断然いい


いや、どちらにもそれぞれの魅力があるんだけどな


京太郎「……うん?」


竜華「どないしたん?」


京太郎「な、なんでもないよ!?」


竜華「変なの……」


おもちの先端が尖っているのは内緒にしておこう……






竜華「なんやこうしてると芸能人みたいやな」


京太郎「え?」


竜華「ほら、罰ゲームで足ツボマッサージとかあるやん」


京太郎「ああ、なるほど……」


竜華「まさにこんな感じやん?」


京太郎「そうですね」


そういえばはやりさんもマッサージの罰ゲームを受けてたのを見たことがある


本当に痛そうだったな……


せっかくなら昨日試してみればよかった


それ以上のことをしてしまったわけだけどさ


京太郎「せっかくなら試してみます?」


竜華「できるん?」


京太郎「うん、一応師匠の手ほどきは受けてるよ」


竜華「うーん……パス」


京太郎「え?」


竜華「私がアイドルなんて無理やからな」


京太郎「竜華ちゃんはそこらへんのアイドルよりよっぽどアイドルっぽいと思うけどなぁ」


竜華「お世辞はええよ~」


京太郎「じゃあ俺がアイドル竜華ちゃんのファン1号になってもいい?」


竜華「う、うん……」


恥ずかしいのか目をそらして赤面している


かわいいから大丈夫だ






竜華「そ、それより足洗ってや!」


京太郎「うん、わかったよ」


俺は三助だからな


竜華「そないところを触られるなんて初めてや」


京太郎「そう?」


竜華「京くんは誰かに触られたことあるん?」


京太郎「いや、ないよ」


昨日から何人か洗ったけどな


竜華「見てみて、こないに指開くんよ?」


京太郎「おお」


まるで手のひらを大きく広げるように足の指を開いている


ハンドボールをやっていたころにステップに指先を意識するように言われたがこんな風には開かない


京太郎「じゃあ指の間も綺麗に洗えるね」


竜華「ふぇ?」


京太郎「せっかく広げてくれたんだからないかさないとね」


竜華「きょ、京くん……?なんか目が怖いで……?」


京太郎「ソンナコトナイヨ」


キレイニシナイトナ






竜華「京くんのいじわる……」


京太郎「綺麗にするのが俺の仕事だからね」


竜華「あれはやりすぎやもん……」


竜華ちゃんの指の間を丁寧に洗った


よっぽどくすぐったかったのだろう


いやがっていたが気にしない


あくまで俺の仕事だからな


洗い終えた竜華さんは笑いすぎたのか目に涙を浮かべてほおを膨らませている


怒っているんだろうけどかわいいとしか思えない


無表情でもかわいい春と違い豊かな表情がかわいいのが竜華ちゃんだ


どっちもすばらなおもちのうえにかわいいなんてすばらじゃないか


京太郎「かかとの方も洗っていくよ?」


竜華「くすぐったくせえへん……?」


京太郎「うん」


竜華「ほんならよろしゅう頼むわ……」


まだ回復していないらしい


俺は意図しなくてもくすぐったくなってしまうことはあるよな!






かかとからふくらはぎを洗う


そして次は太ももだ


だが太ももを洗おうとした瞬間俺の頭に電流が走った


竜華「どないしたん?」


京太郎「竜華ちゃんの太ももの柔らかさに驚いて……」


竜華「これでも自慢の太ももやからな!」


そういって胸を張る


あ、揺れた


京太郎「どういうこと?」


竜華「毎日のように怜を膝枕して鍛えてるからな!」


京太郎「なるほど……」


それなら脂肪だけでなくほどよく筋肉がついているのも納得だ


竜華ちゃんに膝枕される怜ちゃんも怜ちゃんを膝枕できる竜華ちゃんも羨ましいぞ……


竜華「京くんもしてあげようか?」


京太郎「いいの!?」


竜華「ダメや」


京太郎「そっか……」


竜華「私の膝枕は本当に好きになった人にしかせえへんって決めてるんや」


京太郎「なるほど……」


つまり彼氏は竜華ちゃんに膝枕してもらえるわけか……


羨ましいぞ!


京太郎「足も洗い終わったよ」


竜華「ふふ、ありがとう」


竜華ちゃんが満足そうで俺も嬉しい


竜華「ところでいつまで私の太ももを撫でてるんや?」


京太郎「……え?」


竜華「ほら」


竜華ちゃんの指差す先にある俺の手はたしかに竜華ちゃんの太ももを撫でていた


無意識に撫でたくなるなんて……


竜華「これセクハラやで?」


京太郎「……すいません」


竜華「さて、どうしようかなぁ」


何を言われるんだろう……


麻雀部のみんなにこれ以上迷惑をかけたくないしなあ……


竜華「決めた、もっと綺麗にしてもらおうかな」


京太郎「え?」


イマイチ要領をえない俺を尻目に竜華ちゃんは水着を上にずらしていた


竜華「ほんなら綺麗にしてや?」


京太郎「はい……」


綺麗なおもちに触りたいという欲求には勝てなかったよ……






竜華「私のおっぱいはどうや?」


京太郎「綺麗です……」


本当にそれしか言いようがない


ずり上げた水着と同じく桃色の乳首


しっかりとしたおもちの上にある乳首の周りはそれほど大きくない


小蒔ちゃんやはやりさんには及ばなくとも十分に大きい


胡桃様や憧にはないものだ


竜華「こないに見せつけられるんやいややなかったん?」


京太郎「それは……」


見てしまうのが男というものだ


竜華「でもおっぱいなんてみて楽しいの?」


そういって胸の下で腕を組んでいる


おかげで大きさが強調されてすばらだ


京太郎「おもちは男のロマンですよ!」


竜華「そ、そうか……」


京太郎「はい!」


竜華「ほ、ほんなら綺麗にしてくれる?」


京太郎「わかりました!」


あのおもちに触れると思うと興奮したって仕方ないじゃないか






京太郎「失礼します」


竜華「なんか怖いで……?」


おもちに向き合うのだから真剣になるのも当然だ


生半可な気持ちでおもちに向き合うなんて失礼だ


竜華「きゃう!?」


竜華ちゃんが初めて聞く高い声を上げる


京太郎「大丈夫?」


竜華「他の人におっぱい触られるのなんて初めてやもん……」


京太郎「じゃあ竜華ちゃんの初めては俺のものだね」


竜華「言い方がなんや卑猥や……」


竜華ちゃんのおもちを触れるなんて嬉しくないわけがない


ましてや初めてなんて光栄だ





竜華「うん……ひゃう……」


竜華ちゃんの喘ぎ声が大きくなる


掌底で乳首を押し込むように胸をこねていく


一度家庭科の授業で体験したうどんを作るような感覚だ


柔らかさは比べ物にならないがな


京太郎「痛くない?」


竜華「うん……」


竜華ちゃんの目はトロンと垂れている


気持ちいいのだろう


その証拠に掌底に当たる乳首が硬さを増している


そろそろ頃合いだろう


竜華「なんでやめるん……?」


手を離した俺に抗議するような視線を向けている


尤も気持ちよさのためかとろけきっていて説得力はまったくない


快楽を求めるだけだ






京太郎「こうするためさ」


竜華「ちょ、ちょっと!?」


少し強めに両方の乳首を親指と中指で挟む


思わずあげる嬌声は俺の嗜虐心を駆り立てるだけだ


竜華「お、おっぱいひっぱらんで……」


ほとんど呂律もまわっていない


そんな竜華ちゃんの乳首を人差し指で撫でてやる


竜華「…………!?」


言葉に表せられないような喘ぎ声が上がる


竜華「そ、そないにちくびせめちゃや……」


涙目になりながら訴えてくる


もちろん乳首を撫でる指を止めることはしない


竜華「そ、そないにされたら……」


京太郎「……え?」


竜華「み、みんといて……」


唯一まともに身につけていた水着を突き破るような勢いで噴水が上がったていたのだった






京太郎「竜華ちゃん、これって……」


竜華「おしっこやないもん……」


必死に赤くなった顔をそらしている


ポタポタと垂れる水滴がその言葉を否定している


竜華「きょうくんのせいやもん……」


京太郎「とにかく脱がすよ?」


このままではかぶれてしまうかもしれないからな


竜華「うん……」


竜華ちゃんの同意を得られたので上とお揃いのピンクの水着をずり下げていく


京太郎「おお……」


竜華「じろじろみんといて……」


糸を引きながら下げられた水着に隠されていたところがあらわになった


京太郎「竜華ちゃんって結構毛深いんだね」


竜華「ちゃうもん……」


今まで見た中で誰よりも濃い茂みが湿った割れ目を隠していたのだった……






椅子に座ったままの竜華ちゃんは力なく足を広げている


そのかかとのあたりに俺がずり下げた水着がある


上も完全に脱がしきっていないので水着は残っている


脱ぎかけの水着がこんなに色っぽいなんて……


いつまでも竜華ちゃんをこのままにしておくわけにもいかないしな……


竜華「ここもあらって……」


京太郎「……いいの?」


竜華「きょうくんやないといや……」


京太郎「わかった」


ここまで言われたら断れない


俺自身触ってみたいと思っていたのは事実だ


これはあくまで仕事の一環だ


だから胡桃様や憧を裏切ることにはならないんだ……!


心の中でそう必死に言い訳をした






京太郎「じゃあいくよ」


竜華「うん……」


そうはいっても躊躇してしまう


さすがにここはまずいという理性もあるしな


そんな葛藤をしていると竜華ちゃんの手が俺の腕をつかみ導いていく


竜華「きょうくんにさわってほしいんや……」


女の子にここまで言わせてなにもしないのは失礼だろう


京太郎「わかりました」


大きく頷いて指を動かして割れ目を擦っていく


濃い茂みと擦れるのが気持ちいい


竜華「じぶんでするよりきもちええ……」


京太郎「……え?」


竜華「わたしかてえっちなきぶんになったらおなにいくらいするもん……」


プイと目を背けてしまう


竜華「でもこっちにきてからはがまんしてたもん……」


京太郎「そっか」


これは気持ち良くしてあげないとな


体だけでなく心もすっきりさせてあげたい


竜華「は、はげしくせんといて……!」


先ほど以上に大きな水音を出しながら竜華ちゃんの割れ目を擦っていく


竜華「そ、そないにされたらわたしまた……」


がっくりと後ろに倒れそうな竜華ちゃんを必死に抱きとめる


俺の襦袢はあたたかい噴水がかかっていたのだったが満足そうな竜華ちゃんを見ると大して気にならなかった……





京太郎「そろそろ大丈夫?」


竜華「う、うん……」


竜華ちゃんは回復したみたいだ


京太郎「でも二回もおもらしするなんて竜華ちゃんもはしたないね」


竜華「ちゃうもん、はしたなくないもん……」


先ほどのかっこうや出来事を思い起こすと説得力は皆無だ


竜華「そんな京くんなんて嫌いや!」


京太郎「りゅ、竜華ちゃん!?」


急に立ち上がろうとした竜華ちゃん


しかし水着はちゃんと着ていない


そのせいで水着はかかとまでずり下げられたままだ


急に立ち上がったせいでバランスを崩している


倒れそうになる竜華ちゃんを慌てて抱きとめる


しかし今度は俺がバランスを崩して後ろに倒れ込んでしまう


でも、竜華ちゃんが怪我をしなかったからよかったな……


ごめん、胡桃様、憧


ゆっくり崩れていく俺の体勢の中でただただ胡桃様と憧に謝っていたのだった……






……うん?


ようやく目が覚めた俺は横になっているみたいだ


体勢を整えるために寝返りを打つとそこにあったのは柔らかい白い壁だった


??「目が覚めた!?」


誰の声だろう


??「京くん、わかる!?」


声が聞こえてくるらしい上を向くと白い天井が動いていた


やけに近いので払いのけようと手を伸ばす


??「お、おっぱいを揉まんといて!」


もしてして……


京太郎「竜華ちゃん?」


竜華「やっと気付いたんやね……」


目の前でおもちがしゃべっていたのだった






京太郎「えと……」


とりあえず体を起こそう


竜華「まだ動かさんほうがええよ」


竜華ちゃんが俺を撫でて制する


素直に従おう


京太郎「でもなんでこんなことに?」


竜華「こけそうになった私を助けてくれたときに倒れたんや」


京太郎「なるほど……」


なんとなく記憶が蘇ってきた


竜華「私を助けてくれてありがとうな」


京太郎「いえ、怪我がなかったならなによりです」


まぎれもない本心だ


竜華「それより私の膝枕はどうや?」


京太郎「え?」


たしかに床の割には柔らかいとは思っていた


まさか竜華ちゃんの膝枕とは……


京太郎「すばらです!」


竜華「すばら……?」


本人が言う通りすばらしい柔らかさだ






竜華「怜以外に膝枕したのは京くんが初めてや」


京太郎「そういえば……」


先ほどそんなことを言っていたなぁ


京太郎「あれ?でも膝枕は本当に……」


竜華「それ以上はメッや」


京太郎「はい……」


竜華ちゃんの柔らかい手にふさがれたので黙ろう


でもそれってそういうことだよな?


そう思うと嬉しくなってきた


体勢を直すために寝返りを打つ


竜華「ちょ、ちょっと!?」


白い壁の下には黒い茂みがあった


竜華「お股なんてみんといて!」


京太郎「はい……」


竜華ちゃんの手でむりやり上を向かされたので素直に従おう……






京太郎「そろそろ大丈夫ですよ」


竜華「うん」


体を起こすとそこには俺が倒れたときと同じかっこうの竜華ちゃんがいた


京太郎「りゅ、竜華ちゃん……?」


竜華「京くんを助けなと思たから……」


顔を赤くして背けている


おもちも正座の股間も隠されていないが


京太郎「ありがとうございます」


竜華「うん♪」


竜華ちゃんが顔は赤いままだが笑ってくれている


その笑顔がかわいい


竜華「足がしびれてしもたから水着を着せてくれへん?」


京太郎「わかりました」


椅子に座り直した竜華ちゃんの水着を着せてあげる


竜華「また来たら洗うてくれる?」


京太郎「ええ、それが俺の仕事ですから」


竜華「ほんならえっちぃ気分になったらまたくるわ」


真っ赤な顔でそういって出て行く竜華ちゃん


さて、俺も襦袢を着替えてトイレに行ってくるか……






竜華「ただいま~」


セーラ「おかえり」


雅枝「えらいご機嫌やな」


泉「そないに気持ちよかったんですか?」


竜華「せやね」


浩子「ほほう……これは詳しく調査が必要ですね」


竜華「黒い顔やめ」


怜「もしかして女にされたんとちゃうん?」


竜華「ちゃちゃちゃちゃうよ!?」


怜「怪しいなー」


竜華(で、でも……倒れてるときにチラッと見たけど今度は京くんも……)



カンッ


はやり「今日もお仕事疲れたね☆」


健夜「解説は結構気を遣うからね」


靖子「そのわりには結構言いたいことを言ってませんでした?」


理沙「直球!」


健夜「そ、そんなことないよ……」


咏「ま、解説なんて気楽にやればいいんじゃねーの、知らんけど」


良子「意外にそれがディフィカルトですね」


はやり「あ、今日も三助があるみたいだね☆」


良子「ふむ、せっかくですし……」


靖子「お二人ともそんなにはまったんですか?」


咏「ふーん、だったら私が行ってみるのもいいかもしれんねぇ」


理沙「私!」


健夜「だったら私が……」


健夜「今日は私が行くよ」


靖子「健夜さんが積極的なんて珍しいですね」


咏「まさかアンチエイジングに惹かれたんじゃ……」


健夜「ちちちち違うよ!」


理沙「怪しい!」


はやり「むう……」


良子「残念です……」


健夜「そんなに気持ち良かったの?」


はやり「うん☆」


良子「イエス」


健夜「じゃあ楽しみだなぁ」


健夜「お邪魔します」


京太郎「いらっしゃいませ」


トイレから戻ってくると次のお客様が来られていた


長い黒髪に一瞬竜華ちゃんかと思った


しかしこのお客様には竜華ちゃんのおもちがなかったのだ


でもこの人どこかで見たことあるような……


京太郎「あれ?失礼ですけど麻雀プロの小鍛治健夜さんですか?」


健夜「う、うん……」


京太郎「俺の憧れです!握手してください!」


健夜「い、いいよ……?」


京太郎「ありがとうございます!」


憧れの人に握手してもらえるなんてついてるな


京太郎「あの……ひとついいですか……?」


健夜「な、なに……?」


明らかに目を引くものがある


俺が小鍛治プロだと確信できた理由でもある


だが気にならずにはいられないものだ


京太郎「なんでスク水なんですか……?」


そう


小鍛治プロの水着についてだ


小蒔ちゃんならまだわかるが小蒔ちゃんより年上だろう小鍛治プロが来ているのはどうなのだろう


ご丁寧に胸元にはひらがなで『すこや』とかいてある


そのおかげで小鍛治プロだと確信できたんだけどさ


健夜「や、やっぱりアラサーのスク水なんておかしいよね……?」


京太郎「…………いいえ」


健夜「その間は何!?」


童顔にあいまって意外にいけるのか……?








京太郎「と、とりあえずこちらへどうぞ、小鍛治プロ」


健夜「う、うん……」


座った小鍛治プロは小さくなっている


いや、沈んでいると言った方がいいのか?


この人が世界2位と言われても貫禄もなさすぎるような気がする


京太郎「そ、そういえばその水着は自前ですか?」


健夜「ふぇ!?」


会話の続かない気まずさをなんとかしようとして俺の口をついて出た言葉は考えうる中で最悪に近いものだろう


健夜「えと、その……」


なにやら言いにくそうにしている


ただでさえ重かった空気がさらに重くなったみたいだ


健夜「こーこちゃんがこれを着て行けって……」


京太郎「こーこちゃん……ですか……?」


健夜「うん、ラジオの相方なんだけどね……」


そういってため息をついている


これ以上は触れないほうが賢明な気がする








健夜「こーこちゃんって知ってる?」


京太郎「ラジオの相方の人ですよね?」


健夜「そうそう」


俺が切り上げようとした話題を健夜さんは続けるみたいだ


健夜「こーこちゃんって結構ひどいんだよ」


京太郎「そ、そうなんですか……?」


健夜「私のことすこやんって呼ぶしファミレスに行くとよくわからないジュースを作ってくるし」


健夜「他にも『水着とネコミミが似合うアラサー実家暮らしだよ』って音声編集で作るし!」


京太郎「そ、そうなんですか……」


小鍛治プロにネコミミか……


黒い長い髪に黒いネコミミが結構合う……かもしれない……


というかアラサー実家暮らしって……


健夜「何か失礼なことを考えてないかな?」


京太郎「な、なんでもないですよすこやんさん!』


健夜「うん?」


京太郎「すいません……」


健夜「小鍛治プロって呼ばれるより堅苦しくないから君さえよければそれでいいよ」


京太郎「はあ……」


健夜「えと……」


京太郎「須賀京太郎です」


健夜「改めてよろしくね、京太郎くん」


京太郎「ええ、よろしくお願いします、すこやんさん」


そういって微笑みかけてくれるけどぎこちない笑顔のせいで逆に怖い


京太郎「御髪を失礼しますね」


すこやんさんの長い黒髪を指先でかき分けていく


京太郎「かゆいところはございませんか?」


健夜「う、うん……」


妙に浮かない表情だけどもしかして気持ち良くないのだろうか?


京太郎「俺の洗い方はダメですか?」


健夜「う、ううん、そうじゃないんだけど……」


何か言いにくそうだ


京太郎「そうなんですか?」


健夜「お母さん以外の人に髪の毛触られるのなんて初めてだから……」


京太郎「……え?」


健夜「え?」


不思議そうな表情をしていたのが気になったのだろう


振り向いたすこやんさんが不思議そうな表情を浮かべている


さすがに冗談だよな……?








京太郎「普段髪を切るときはどうしてるんですか?」


健夜「お母さんに切ってもらってるよ」


事も無げに答える


健夜「一回自分で切ろうとして失敗して以来お母さんがハサミを触らせてくれないんだよねー」


京太郎「そ、そうですか……」


ぷくりとほおを膨らませている


子供っぽくてかわいい


健夜「今笑ったでしょ?」


京太郎「そ、そんなことないですよ……?」


健夜「ふーん……」


京太郎「でもそこまで色々お母さんにしてもらうと家事とかたいへんじゃないですか?」


健夜「あはは、家事はお母さんがしてくれるから私はしないよ」


京太郎「え?」


健夜「え?」


たしかすこやんさんってアラサーだよな……?






京太郎「だったら一人暮らしとかたいへんじゃないんですか?」


健夜「実家に住んでるからそんな必要ないよ」


京太郎「そ、そうですか……」


健夜「うん♪」


すこやんさんは俺の洗い方になれたのか嬉しそうに鼻歌を口ずさんでいる


気持ち良くなってくれているのはたしかに嬉しいんだけど妙にモヤモヤしているのはなぜだろう……


京太郎「でも彼氏とかできたら困りませんか?」


健夜「あはは……できたらね……」


露骨にすこやんさんの顔が暗くなる


健夜「私に声をかけてくれる男の人なんていないし……」


完全に空気が重い


俺のせいだけど責任を感じてしまう


なんとかしないと……


健夜「そういえば京太郎くんに彼女はいるのかな?」


京太郎「え、えぇ……」


健夜「そっか……そうだよね……」


かなり空気が重くなった


助けて、胡桃様、憧……






京太郎「な、流しますよ……?」


健夜「うん……」


若干猫背気味なのがさらに丸まっているせいで余計に小さく見える


京太郎「あの……お背中をお流ししてもよろしいですか……?」


恐る恐る尋ねる


空気が悪くてもあくまで俺の仕事はそれだ


健夜「うん……いいよ……」


消え入りそうな声で答える


京太郎「あの……水着をずらしてもいいですか……?」


健夜「ふぇ!?」


急に背筋が伸びる


健夜「そ、それって私に水着を脱げってこと……?」


京太郎「え、ええ……」


健夜「は、はじめてだからやさしくしてね……?」


なにやら大きな勘違いをしているらしい







京太郎「あの……すこやんさんの考えてることはたぶん勘違いです」


健夜「……え?裸になった私にあんなことやこんなことを……」


京太郎「しません」


健夜「そっか……し、知ってたからね!?」


京太郎「そ、そうですか……」


その割には声が震えているのは気のせいだろうか


健夜「じゃあ見えないようにしっかり押さえてるからずらしてくれるかな……?」


京太郎「ええ、わかりました」


がっちりと胸元を押さえている


京太郎「失礼します」


肩紐を外してずり下げていく


京太郎「もう少しずらしたいので手を離してもらえますか?」


健夜「う、うん……」


胸元を押さえていた手が離れる


わずかに見えたその膨らみは思った以上に大きかった


どうやら着痩せするタイプらしい






京太郎「お背中失礼します」


すこやんさんの背中にタオルを這わせるとピクリと震えた


京太郎「寒くないですか?」


健夜「お母さん以外の人に背中を流してもらうのははじめてだから……」


京太郎「そ、そうですか……」


ある意味小蒔ちゃんと同じ箱入り娘なのかもしれない


でもアラサーなのにこれでいいのか……?


健夜「失礼なこと考えてるでしょ?」


京太郎「…………いいえ」


健夜「その間が怪しいなー」


京太郎「それにしても肌白いですね」


健夜「お仕事がないときは家でゴロゴロ……ち、違うからね!?」


京太郎「……え?」


健夜「お休みの日はおしゃれなカフェで本を読んでるからね!?」


京太郎「そ、そうですか……」


これ以上追求しないようにしよう……








京太郎「シャワーかけますね」


健夜「はーい」


かなりリラックスしてくれているのか間延びした返事をしている


気持ちよくなってくれたのはありがたい


京太郎「では今日は……」


水着を着なおしている健夜さんから目を逸らしながら終了を告げようとしたときだった


健夜「まだ洗ってくれるんだよね……?」


京太郎「……え?」


健夜「はやりちゃんや良子ちゃんはおっぱいまで洗ったんでしょ……?」


京太郎「…………はい」


まぎれもない事実だ


健夜「さすがにおっぱいは恥ずかしいから……足を洗ってもらってもいいかな?」


京太郎「かしこまりました」


断るわけにもいかないな






京太郎「足を出していただけますか?」


健夜「なんだか恥ずかしいね……」


正面に正座をした俺に足を差し出したすこやんさんが言う


京太郎「くすぐったくはないですか?」


健夜「うん、大丈夫だよ」


普通の人ならくすぐったがる指の間もそんなにくすぐったくないようだ


ある意味グランドマスターの力なのだろうか……?


健夜「そんなところまで洗ってもらうなんてはじめてだよ」


京太郎「そうですか……」


髪の毛を自分の母親に切ってもらう人なのだからある意味当然なのかもしれない


京太郎「太もも柔らかいですね」


健夜「ふ、太ってないからね!?」


京太郎「ええ、そうですね」


なんとなくだがすこやんさんと俺の太っているの感覚は違っている気がする


ちなみに健夜さんはスレンダーだ






京太郎「終わりましたよ」


健夜「ありがとう」


座っていて疲れたのか伸びをしている


脇の手入れはおろそかかと思ったがそんなことはなかった


京太郎「お手入れはちゃんとしてるんですか?」


健夜「え?」


京太郎「なんでもないです」


いくらなんでも失礼だろう……


健夜「元々私には生えてないんだよ」


京太郎「そ、そうですか……」


健夜「ねえ、気持ちよかったからまた来てもいいかな?」


京太郎「ええ、お待ちしております」


健夜「じゃあね、バイバイ」


そういって手を振って出て行く健夜さん


その笑顔は自然でとてもかわいらしかった







健夜「ただいま」


はやり「おかえりなさい☆」


咏「で?どうだった?」


健夜「うん、気持ちよかったよ」


靖子「でもその格好にひかれませんでした?」


健夜「た、多分……」


理沙「感想!」


健夜「思った以上に気持ち良くてびっくりしたよ」


良子「京太郎くんは上手ですしね」


はやり「なかなかのイケメンだし☆」


健夜「でも水着を脱がされて体をまさぐられちゃったから責任をとってもらわなきゃだめだよね……」


「「「「「え!?」」」」」



カンッ


爽「さて、今日は勝ててよかったな」


揺杏「初出場で初戦突破だし話題になったんじゃねーの?」


誓子「でもはしゃぎすぎちゃダメよ?」


成香「が、頑張ります……」


由暉子「勝って兜の緒を締めるのも大切ですが気を張り詰め過ぎないのも大切ですよ」


揺杏「たしかにユキの場合は力を抜くと大変そうだもんな」


成香「どういうことでしょう?」


誓子「さ、さあ……」


爽「お、今日も三助のサービスはあるみたいだし誰か行ってみるか?」


揺杏「なら私が……」


誓子「まあまあ」


成香「せっかくなので私が行ってみます」


誓子「大丈夫?」


揺杏「あー……なるかならとって食われるかも……」


成香「ふぇ!?」


由暉子「そんな非現実的な……」


成香「だ、大丈夫でしょうか……?」


爽「まあいざとなったら助けを呼んでくれれば行くさ」


揺杏「やっぱりそんな心配のない私が……」


成香「いえ、行ってきます」


成香「失礼します……」


京太郎「いらっしゃいませ」


次に来たお客様はビクビクとして小動物みたいなところがある


まるでトイレを探してもじもじしている咲みたいだ


成香「あの……ここで体を洗っていただけると聞いたんですが……」


京太郎「ええ、そうですよ」


成香「はじめてなのでやさしくしてくださいね……?」


京太郎「わ、わかりました」


先ほどのすこやんさんといい今日は勘違いをしているお客様が多い気がする


京太郎「御髪を失礼しますね」


成香「はい」


紫がかった薄いピンク色の髪は後ろでリボンで束ねられている


京太郎「リボンを解いてもいいですか?」


成香「はい……」



ゆったりとリボン結びになった髪の毛は大きく広がる


胡桃様より背は高いがどうにも小動物っぽい印象が抜けない


ちょこんと腰掛けて小さくなっている様子がそれに拍車をかける


京太郎「そういえば目が隠れてますが……」


前髪で右目が隠れているのだ


成香「えと……おかしいですか……?」


京太郎「いえ、そんなことないですよ」


成香「そうですか……」


前髪を払って両目を見てみたいと思うのは俺だけじゃないはずだ






京太郎「かゆいところはございませんか?」


成香「えと……大丈夫です」


京太郎「かしこまりました」


敬語で話すお客様につられてついつい俺も敬語になってしまう


成香「あの……どうかしました?」


京太郎「いえ、大丈夫です」


言えるわけない


胡桃様みたいに膝に乗せてみたいなんてな


成香「気持ちいいです」


お客様の長い髪を指でかき分けていくと気持ちよさそうにしている


京太郎「すいません、お名前を伺ってもよろしいですか?」


成香「えと……本内成香と申します」


京太郎「俺は須賀京太郎といいます」


成香「よろしくお願いします、京太郎さん」


京太郎「いえ、こちらこそ、成香さん」


名前にさん付けされるなんて珍しい経験だけど案外しっくりくるな






京太郎「お背中を流したいので肩紐を外していただいてもよろしいですか?」


成香「ふぇ……?」


あまりのことに気が動転しているみたいだ


たしかに聞く人によってはただの変態だからな……


京太郎「あの、無理に……」


成香「いえ」


無理にしなくてもいいといいかけたところを遮られる


成香「自分ではうまく外せないので外してくれるとありがたいんですが……」


京太郎「わ、わかりました」


成香「よろしくお願いします……」


背中を流すために肩紐を外す


ただそれだけのことなのに妙に罪悪感にかられてしまう


小動物っぽいからか?


京太郎「失礼します」


そう言って背中の結び目を一息に引っ張る


京太郎「外れました」


成香「ありがとうございます」


外れた水着を丁寧にたたむ時にチラリと見えた胸はおせじにも大きいといえないがなぜかきれいだった






京太郎「では改めてお背中を失礼しますね」


成香「お願いします」


胸元を軽く隠した成香さんの背中を流していく


小さい背中を流すのはそれほど苦ではない


ただきれいな背中を傷つけないように細心の注意の払う


成香「すてきです」


左目を細めてうっとりした表情をしているところからかなり満足しているのだろう


そんな表情もかわいらしい


傷つけてはならないな


京太郎「終わりましたよ」


成香「ありがとうございます」


成香さんは水着を着直そうとしているみたいだ


京太郎「どうかしました?」


成香「あの……紐を結んでいいただいてもよろしいですか?」


京太郎「わ、分かりました」


成香「わ、笑わないでください……」


プクリと頬を膨らませているのがリスみたいでかわいらしい


京太郎「本日はご利用ありがとうございました」


成香「あの……また来たら洗ってもらえますか?」


京太郎「ええ、おまかせください」


ぺこりと頭を下げた成香さんは最後まで小動物みたいでかわいかった








成香「ただいま戻りました」


爽「お、おかえり」


誓子「捕って食われなかった!?」


成香「だ、大丈夫です」


揺杏「で、あいつの洗い心地はどうだった?」


成香「すてきでした」


由暉子「そんなにいいなら私も一度お願いしたいですね」


爽「だったらまた来られるように頑張らなくちゃな」


成香「はい」


成香(すてきに頑張ります)



カンッ

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最終更新:2026年01月05日 00:18