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ハオ「さすがにそこまでひどいとドン引きだよ……」


絵に描いたようなドン引きだ


京太郎「ごめんなさい……」


ただただ謝るしかない


ハオ「そんなに興味あるの?」


京太郎「……え?」


言われたことの意味がわからない


ハオ「私の裸に興味あるのか聞いてるの」


ユーちゃんはこちらを向いて立ち上がり俺を見下ろしている


しっかりとバスタオルで体の前面は隠してこそいる


だけどシャワーを吸ったせいでぴったりと貼り付いている


そのせいで膨らみはかえって強調されている


京太郎「……はい」


ハオ「ふーん……」


ユーちゃんの文字通り見下ろすような視線に思わずゾクゾクしてしまう


……あのマゾヒストとは違うはずなのに






ハオ「まったく……」


そういってわざとらしくため息を吐くユーちゃん


ハオ「私じゃなかったら犯罪だからね?」


京太郎「……はい」


ぐうの音も出ない正論だ


うなだれている俺を尻目にユーちゃんはバスタオルを体に巻き直しているみたいだ


ハオ「せっかくもっと洗ってもらおうと思ったのに……」


京太郎「……え?」


聞き間違い……だよな……?


京太郎「ユーちゃん、今のって……」


ハオ「えっちな人には教えてあげないもん!」


そういって舌を出す


……かわいい


そういって背中を向けて歩き出す


ハオ「ひゃう!?」


京太郎「危ない!」


残っていたユーちゃんを必死に抱きかかえる


思った以上の軽さに戸惑いつつもなんとか支えることができた


京太郎「大丈夫?」


ハオ「う、うん……」


怪我もないみたいで何よりだ






ハオ「あ、あの……そろそろ恥ずかしいです……」


京太郎「ご、ごめん!」


あわててユーちゃんを離す


ハオ「い、いえ……」


後ろから俺に抱きかかえられていたユーちゃんはこちらを向いて頭を下げている


京太郎「ゆ、ユーちゃん!?」


ハオ「はい……?」


京太郎「ま、前!」


ハオ「……え?」


足元に広がるバスタオル


全てを察したらしい


ハオ「み、見ないで……」


京太郎「ご、ごめん!」


その豊満なおもちの先端よりさらに赤くなったユーちゃんにバツが悪くなってあわてて振り返る


……それにしてもきれいだったな


衣擦れの音を聞きながら先ほどの光景を想起していたのだった……






ハオ「見た……よね?」


背中越しにユーちゃんが尋ねてくる


京太郎「……はい」


偽らざる真実だ


ハオ「私の裸……どうだった……?」


京太郎「すっげぇきれいだった」


たわわに実ったおもち


しっかりと秘部を覆い隠す黒々とした茂み


とても同い年とは思えないほどエロティックなものだった


ハオ「ふふ、ありがとう」


京太郎「ゆ、ユーちゃん!?」


背中に柔らかいものが押し当てられ俺の前で小さな手が組まれる


ハオ「さ、さっきのお礼……」


その声は震えている


京太郎「そっか……」


ハオ「こ、こんなことするのは京くんが初めてだから……」


京太郎「……そっか」


幸せってこういうことをいうんだな









京太郎「あのさ、ユーちゃん」


ハオ「な、なに……?」


京太郎「……当たってる」


ハオ「……当ててるもん」


京太郎「そっか」


ハオ「そんなこという京くんはここまでだもん!」


京太郎「……え?」


ハオ「その代わりね?」


京太郎「うん」


ハオ「今度来たら……別のところも洗ってほしいな……」


京太郎「ああ、おまかせあれ」


それが俺の本業だからな


ハオ「じゃあね」


嬉しそうに出口で頭をさげるユーちゃん


京太郎「またお待ちしております」


俺もそれに倣ってお辞儀をする


ハオ「また来るからね」


京太郎「ああ、おまかせあれ」


嬉しそうに出て行くユーちゃん


さて、トイレに行って休憩してくるか



カンッ



ふぅ……


誰もいない脱衣所で一息吐く


ピークを過ぎているので脱衣所には誰もいない


自分くらいの有名人になると風呂にすら満足に入れないこともあるのだ


そういう意味では特に詮索しようとしないフロントのスタッフの教育は行き届いているといえるだろう


さすがに貸切にしてほしいとまでわがままをいえばバチが当たりそうだ


以前他のプロと来た時に結構気に入ったので今日みたいに利用したいしな


着物をたたんでロッカーにしまい誰もいないのを確認して大きく伸びをする


さすがに解説する学校の牌譜を確認していると肩も凝るのだ


少しでも早く体を温めてやりたいところだ


鏡に映る残酷な現実から目を逸らすと『三助』の張り紙が目の端に映る


以前体験した友人はとても気持ちよさそうにしていた


せっかくなら体験してみたい


昔から親の方針もあって大和撫子らしく振舞ってきた


だけど三助の体験はなかったのだ


それに今日は疲れからか自分の体を洗うのも億劫だ


なんだったら三助をからかうのもまた一興だ


そんな愉快な企みごとをしながらタオルを手に誰もいない広い浴室へとむかったのだった……







「邪魔するぜい」


「いらっしゃいませ」


入ってきた女性に挨拶をして礼をする


「ほう……お前さんが三助かい?」


「ええ、須賀京太郎ともうします」


名乗るのはマナーだろう


「ほう……なかなかいい男じゃねえか」


「ありがとうございます」


お世辞だろうと褒められると嬉しいものだ


「あの……一ついいですか?」


「お?もしかしてお姉さんに惚れちゃったのかい?」


バスタオルを体に巻いた女性がケラケラと笑う


とてもではないがお姉さんとは言えない


……色々と平坦だもんな


「いえ……もしかして……三尋木咏プロですか?」


「お、私のことを知ってるのかい?」


「ええ、まあ……」


色々と個性的なプロを知らない人はいないだろう


あの高火力麻雀は男なら誰もが魅了されるものでもあるしな


「こんなところでも知られてるなんて人気者はつらいねい」


そういってまたケラケラと笑う


「あはは……」


ただ乾いた笑いで返すしかできないのだった……






「それよりいつまで突っ立っていればいいのかねい?」


「す、すいません、こちらにどうぞ」


「はいよー」


そういって椅子に腰掛ける三尋木プロ


小さいせいでいかにもちょこんといった感じだ


……何がとは言わないが


「さて、何かすることはあるかねい?」


背後に正座をした俺に振り向いて尋ねてくる三尋木プロ


「いえ、三尋木プロは座っていてくださるだけで大丈夫ですよ」


「ちょい待ち」


「はい?」


なにか不手際でもあったのだろうか?


「一応今オフな訳、わかる?」


「え、ええ……」


「さすがにオフのときくらいはプロでいたいないの」


「は、はあ……」


わかるようなわからないような……


「だからさ、三尋木プロって呼ぶのは禁止な」


「あの……ではなんと御呼びすればいいでしょうか?」


「そうだねい……うたたんとか?」


「うたたん?」


「……ないな」


「……ないですね」


どうやら気持ちは同じらしい






「ま、無難に咏さんくらいでいいんじゃね?」


「三尋木さんではなくてですか?」


「呼びやすいのはどっちだ?」


「咏さんです」


「だろ?だったらそれでいいんだよ、京太郎」


「わ、わかりました、咏さん」


「じゃあ改めて頼もうかねい」


「ええ、かしこまりました」


再び前に向き直った咏さん


そんな咏さんの背中を見つめる


……綺麗だ


そんな言葉がふと脳裡に浮かぶ


普段テレビの中で見る姿は着物姿だ


そんな咏さんがバスタオルを体に巻いて座っているのだ


……アリだな


しばらくは堪能するとしよう


「おいおい、私に見とれるのはいいけど日が暮れるぜい?」


咏さんのからかうような声にはっと我に返る


思わず言葉を失ってしまったくらいだ


「……もしかして図星?」


「…………ノーコメントです」


「あ、ありがとうな……」


「い、いえ……」


テレビで見せる飄々な姿ではなく照れて顔を真っ赤にしている


……アリだな!


「ニヤニヤしてないでさっさとしろ!」


そういって俺を小突くがまったく痛くない


むしろ微笑ましいくらいだ


……すばらだな!


「いい加減にしろ!」


「……はい」


強烈なデコピンをもらってようやく我に返ったのだった……









「あの……御髪を解いてもよろしいですか?」


「ああ、構わないよ」


「ありがとうございます」


お許しがでたので咏さんの髪留めをゆっくり引っ張る


普段は体の前の方でまとめられている髪の毛のボリュームは想像以上のものでバスタオルよりもさらに垂れているくらいだ


そしてそんな長い髪の毛から覗く白いうなじ


その白さは人工的なバスタオルとはまた違った白さだ


……ごくり


思わず生唾を飲み込んでしまうくらいの艶やかさだ


美術の資料集で見た見返り美人図のよさが実物を目にしてようやくわかった


……すばらだ


ただそれだけだ


「……まだかねい」


そんな催促の声でさえもこの色気を増幅させるのに十分だった……






いつまでもそうしていたい


だけどそういうわけにもいかない


ささやかな抵抗にゆっくりと両手にシャンプーを泡立てていったのだった


「御髪を失礼しますね」


「はいよー」


見るだけでもわかるすばらな髪質


そんなものを一時的とはいえ俺の手で白く染め上げるのだ


……アリだな!


考えてみると結構楽しくなってきた


そんなそぶりを必死に隠しながら根元から毛先へとゆっくりと時間をかけて撫でていく


「お、上手いじゃん」


「ありがとうございます」


もちろんお礼は褒められたことに対してだけではない


見るのもいいが触るのもいいな!


楽しくなってくるのを必死に抑えながら咏さんの髪の毛を洗い上げていくのだった







「いやー、いいもんだねい」


髪の毛を洗っている途中に咏さんがポツリという


「気持ちいいですか?」


「気持ちいいのもあるけどさ」


なんだか含みのある言い方だ


「贅沢だなって思ったんだよねい」


「贅沢……ですか……?」


「そう、贅沢」


「はあ……」


言葉の意味はわかるが言おうとしていることの意味はわからない


「たとえばさ、京太郎は自分で髪の毛を洗えるよね?」


「ええ、できます」


「もちろん私だってできるけどさ、それを『あえて』人に任せるって贅沢だと思わないかい?」


「はあ……」


「ふふ、よくわからないかい?」


「すいません……」


「ま、続けていくうちにわかるかもしれないねい」


そういってケラケラ笑う姿は着物ではないがいつもの咏さんだった


「さて、背中も頼もうかねい」


「え?」


「お?三助ってのはそういうものじゃないのかい?」


振り返った咏さんが小首を傾げる


「そ、そうですけど……」


「だったら頼むよ」


いうが早いか立ち上がりバスタオルで覆われた真っ白な背中が露わになる


もちろんその下もだが……


……ボリューム不足なのは否めないな


美しさという観点においては申し分ない


「ジロジロ見るなよ、変態」


「……すいません」


否定できないのが辛いところだ


「ま、さっさと頼むよ」


「ええ、かしこまりました」


返事をした俺はタオルを手に取ったのだった







「お背中失礼します」


「はいよー」


たっぷり石鹸を泡立てたタオルで背中をゆっくりと撫でていく


背中の白さとは違った白い泡が軌跡を描いている


やっぱり小さいな……


その背中は体つき相応に狭い


だけど誰かさんと違って日焼けもしていないし誰か様とは違ってかなり長い髪に覆われている


そのちょっとしたちがいが面白い


「ふう……極楽極楽」


鏡に映る咏さんの顔はその言葉に偽りがないことを雄弁に物語っている


「えと……終わりましたけど……」


そんな幸せに水を差すような気がして恐る恐る声をかける


「お、もう終わりかい」


咏さんもがっかりしていてほしいと思うのは俺の傲慢だろうか


そんな考えと一緒に背中の泡を流していったのだった……







「終わりましたよ」


背中を流れていたシャワーのつまみをひねっていう


「お、サンキューな」


振り向いた笑顔は本当に満足そうだ


「いえ、気持ち良くなっていただけて何よりです」


これは俺の偽らざる本音だ


「そういえばさ、ここって背中以外も洗うって本当かい?」


「……え?」


突然のことに思わず素っ頓狂な返事をしてしまう


「なんでも足やそれ以上のところまで洗ってもらったって知り合いのプロに聞いたけど?」


その目は『嘘を吐いても見破れるぞ』と言っているみたいだ


「え、ええ、まあ……」


正確に言えば洗う以上のことをしたプロもいるんだけど……


さすがにそこまで話す義務はないはずだ


ない……よな……?






「じゃあさ、私が頼んだら洗ってくれるわけ?」


「……え?」


言っていることの意味がわからない


「だから……足とか……胸……とか……とかさ……」


「咏さんがいいとおっしゃるのならですが……」


「そ、そうか……」


俺の方へ向けていた首を前に戻している咏さん


顔は考え込んでいるからか俯いているが長い髪の間から覗く耳は真っ赤だ


……かわいいな


これがギャップ萌えというやつだろうか?


「よ、よし……!」


どうやら咏さんの考えがまとまったみたいだ


「いいっていうまで目を開けるなよ?」


「え?」


「いいから!」


「わ、わかりました……」


要領を得ないままに目を閉じる


やけに敏感になった聴覚が俺の妄想を捗らせるのだった










「い、いいぞ……」


咏さんの震える声が聞こえてきた


恐る恐る目を開ける


「あ、あまりジロジロ見るなよ……」


「すいません……」


先ほどまで咏さんの華奢な体を覆っていたバスタオルは傍に丁寧にたたんで置かれている


先ほどまで隠されていた肢体はというと……


長い髪の毛で覆われた薄い胸板


細い指で隠されている股間の膨らみ


だけどあまりに細いせいで黒い茂みがはみ出してしまっている


あの日焼けした人のときも思ったがロリ体型の人に生えていると妙に興奮してしまうのはなぜだろう


まったくロリコンではないはずなのに……


「さ、さっさと洗えよ……」


そういって椅子に腰掛けた咏さんは右足を差し出してきたのだった……






「お、おみ足失礼します……」


足を洗ったことはないわけではないがこんな体勢でするのは初めてだ


髪の毛をわずかながら持ち上げる乳房


細い指からはみ出す黒い茂み


バスタオルで覆われていないせいで見える小さなへそ


今にも暴発しそうな逸物を隠すために正座をした太ももで必死に挟み込む


その膝に咏さんの小さな足を乗せる


恐る恐る泡立てたタオルで撫でる


「痛くないですか……?」


「ちょっとくすぐったいねい……」


真っ赤な顔には普段の飄々さは完全になりを潜めている


くすぐったそうに体をよじらせるせいで色々と隠しているものがちらついてしまう


普段ならもっとくすぐったがらせようと思うのだろうが、そんな考えはまったくといっていいほど浮かんでこない


ただこの気まずい状況をどうやってやり過ごすかを必死に考えていたのだった……










「お、終わりましたよ……」


色々なものをすり減らしながら咏さんの細い両足を洗い終えた


「お、おう……」


咏さんは軽口すら叩いてくれないのでかなり気まずい


「な、なあ……」


「は、はい!?」


突然破られた静寂に思わず声が大きくなってしまった


「次は……ここ……だよな……?」


かき分けた髪の毛の下からは慎ましい胸が露わになる


お尻と同じくボリュームには乏しいが美しさという観点ではパーフェクトに近い


「誰かに触られるのは初めてだからさ……素手で優しく触ってほしい……」


「わ、わかりました……」


咏さんの表情は決して否定を許さないものだ


もとより断るつもりもなかったのは否定できないんだけどさ……






雑念を振り払うように無言で、そして無心で両手に石鹸を泡立てる


俺の手はあっという間に石鹸まみれになった


「本当にいいんですか……?」


「何度も言わせんな、バカ……」


「すいません……」


今更断られたらどうしようという不安はあっさり払拭された


覚悟を決めたということだろう


だったら俺も覚悟を決めなきゃな


腹をくくるために息を大きく吸い込む


よし、俺も覚悟を決めるか


「失礼します」


両手で慎ましやかな膨らみを撫でる


背徳感がすさまじい


「ひゃう!?」


そのかわいらしい悲鳴に思わず暴発してしまいそうなのを必死にこらえたのだった……









「だ、大丈夫ですか……?」


「あ、ああ……」


上気して息を吐く咏さんはたまらなく色っぽい


「やっぱり……」


「い、いいから続けろ……!」


とろけきった目で俺を睨めつける


「わ、わかりました……」


そういって再開するとやはり声は漏れる


以前物の本で読んだ小さい方が感度がいいというのもあながち間違いではないのかもしれない


勃起してかろうじてつまめるようになった乳首を軽くつまんでみると甘い声を漏らすのだ


「ば、バカ……」


快楽のせいか目の端に涙を浮かべている咏さん


思わず夢中になってしまう


咏さんが潮を噴いて絶頂するまで夢中になってしまったのだった……









「だ、大丈夫ですか……?」


恐る恐る尋ねてみる


「あ、ああ……」


股間を覆っていた細い指からはまだ滴っている


「綺麗にするのが仕事なのに汚しちゃダメだろ……」


呆れているも当然だろう


「すいません……」


「まあ……気持ちよかったけどさ……」


「……え?」


「……忘れろ」


「…………え?」


「いいから忘れろ」


「は、はい……」


その目は有無を言わせないものだった


俺も咏さんのあられもない姿を見られたという事実を独占したいしな






「ったく……自分でしてもこんなになったことないのに……」


唇というには薄いほんのり開いたそこは完全に濡れそぼっている


シャワーのせいだけではないだろう


「咏さんもそういうことをするんですか?」


単純に疑問に思って尋ねてみる


「ま、まあな……って言わせんなバカ!」


顔を真っ赤にした咏さんが反応してくれる


「そ、そういうおまえはどうなんだよ!」


「……たまには」


「ま、そういうことにしておくかねい」


納得しかねるという表情だったが納得してくれたみたいだ


正直言えば今からでもしたいくらいだけど……


「よし、最後はここもきれいにしてもらおうか!」


指差す先には広げられた股間の間の割れ目があった


「もちろんやってくれるよねい?」


「……はい」


開き直った咏さんに勝てるわけなどないのだった……







「あのさ……せっかくだから舐めてくれない……?」


「……え?」


「その……実際にしてもらったことはなくてさ……ダメかい……?」


「……わかりました」


もはや隠そうとしていない咏さんが不安げに尋ねてくるのだ


断ったら男ではないだろう


「どうぞ」


「し、失礼するよ……」


仰向けになった俺の顔の上にゆっくりと腰を下ろしてくる


愛液で濡れそぼった秘裂はなんだか美味しそうだ


舌先でゆっくりと舐めてみると咏さんが気持ちよさそうな声を上げる


「じ、自分で触るのとはぜんぜん違うねい……」


その言葉に気をよくした俺はさらに緩急をつけてなめあげる


ほんのりしょっぱいが決して不快ではない


小さいながらも勃起しているクリトリスを吸うと先ほど以上の勢いで咏さんが噴き出して絶頂した


そのまま倒れそうな咏さんを必死に抱きかかえしばらく顔を濡らす愛液を堪能したのだった……






「ったく……色々ときれいにしすぎじゃないかねい」


「あ、あはは……」


呆れたようにいう咏さんにただ乾いた笑いしかかえせなかった


「ま、気持ちよかったからよしとするかねい」


「は、はあ……」


「あ、ただ今日のことは二人だけの内緒な?」


「……え?」


「ま、有名人にはイメージってものがあるからねい」


「わ、わかりました……」


よくわからないがそうなのだろう


「ま、今度はそっちもすっきりさせてあげようかねい」


もはや隠しようのない俺の股間を見て笑う


「あ、あはは……」


「ま、また来るからそのときはよろしくねい」


「ええ、お待ちしております」


しっかりとバスタオルを巻き直して出て行く姿はテレビでみる三尋木プロの姿だった……


さて、トイレに行って休憩するか……




カンッ


ふぅ……


顔を洗って一息つく


昨夜は色々あって眠れなかった


さて、今日はどうしようか……


今日はインターハイの中日ということで何も予定がない


ハギヨシさんも幸か不幸かおやすみにしてくれた


せっかくなので誰かデートに誘おうかとも思ったんだけど……


つい先日まで女性経験のまったくと言っていいほどなかった俺には高すぎるハードルだ


せめて部員を誘おうかとも思ったんだけど


曰く「今日はあの子と出かけるの」


曰く「本場に偵察に行かねばのう」


曰く「タコス巡りに決まってるじぇ!」


曰く「お姉ちゃんと会うことになってるけど来る?」


曰く「昔の友人と会う約束があるので……」


とてもじゃないが俺が入り込めそうにない


しかたない、色々とぶらついてみるか







「じゃあ、行ってくるね、和ちゃん」


「ええ、いってらっしゃい」


今日はインターハイの中日ということで試合はありません


本来なら調整に当てるべきなのでしょうけど……


「休むときに休むのも大切よ?」


部長のその一言で牌に触ることが禁止されました


せっかくなら彼とデートを……


でも私から誘うなんてはしたなくないでしょうか……?


さりげなく夕食の後のミーティングのときに……


そんなことを考えていると昔の友人から連絡が来ました


『せっかくなら明日会わない?』


きっかけをつかめずにいた私はもちろん快諾しました


せっかくなら彼も……


でも……


女子校に通う彼女たちと会うのに彼氏を連れて行くというのも……


と、とにかく出かけましょう!






「シズ、そろそろ出掛けるわよー」


「はーい!」


同じ部屋の友人は元気に声を出す


「さすがにジャージはどうなのよ……」


「えー、だって動きやすいじゃん!」


「そ、そう……」


とても同い年とは思えないセリフだ


彼氏ができて少しは変わるかと思ったけどそんなことはなかった


あれから彼女を増やしたなんてことはないわよね……?


本来ならあいつも誘いたかったところだ


だけど私たちはいいけどあの子は……


引っ越していった友人のことを思い返す


さすがに気まずいわよね……


「せっかくなら玄さんも行けばよかったのにねー」


「宥ねぇとお出かけするみたいだし、私たちは和と楽しみましょう?」


「うん、そうだね!」


「じゃあ行きますか」


「うん!」


……着替えの乏しくなってる下着も買わなきゃね


「あれ?」


あてもなくぶらついているとどこかで見たことのある女の子が目に入った


特徴的な長いピンクの髪の毛


やけにフリフリの服


そして……服の上からでもわかるすばらなおもち


「……和?」


「……須賀くん?」


そこにいたのは俺と同じ麻雀部員でありそして俺の彼女でもある和だった


「どうして和はここに?」


「いえ、この後昔の友人と会う約束がありまして……」


「そうなのか……」


「そういう須賀くんはどうしたんですか?」


「いや、せっかくの東京だからぶらぶらしてみようかと思ってさ」


「……もしかしておひまですか?」


「……ああ」


「せっかくですので私の友人に会ってみませんか?」


「いいのか?」


「ええ、私のか、彼氏を紹介したいですし……」


顔を真っ赤にしていう和


……かわいいな










「あ、和だ!」


「ごめん、もしかして待たせちゃった?」


和の待ち合わせ相手が来たみたいだ


「あれ?」


「え?どういうこと?」


「……穏乃?憧?」


「もしかしてみなさんはお知り合いですか?」


お互いに目を合わせて戸惑っている


それもそうだろう


友達の知り合いが自分の知り合いでもあることはある


だけど……


まさか彼女の昔の友人に会ってみれば二人とも知り合いだった


さらに二人とも彼女でもある


どんな確率だよ……


「とりあえず色々説明してほしいからそこの喫茶店に入りましょう?」


「……はい」


憧の含みのある笑顔の提案にただただ頷くしかできなかった……






「まさか和にまで手を出すなんてね……」


「初めてだったのは私だけだったんですね……」


「ごめんなさい……」


なじるような視線の憧


ひどく落胆した和


ただただ謝ることしかできない


「ま、まあまあ……」


宥めてくれる穏乃が天使に見える


「悪いのは京太郎だから……ね?」


「……はい」


「もう……よし、決めた!」


わざとらしく両手を叩く憧


「今日1日私たちみんなでデートをして楽しませてくれたら許してあげるわ!」


思いがけない提案に思考が停止しかける


「だって……せっかく彼女になったのにデートもしたことないなんて……」


「憧ってばこないだ読んでた漫画のせいでデートに憧れてるんだよねー」


「わ、私だってせっかくなら須賀くんとすてきなデートをしたいです!」


「ああ、わかった、それぐらいならおまかせあれ!」


「とてつもなく不安なのは私だけかしら……」


「私も……」


「どういう意味だよ……」






「そうと決まったら早く行こうよ!」


目の前のメロンソーダを一息に飲み干した穏乃がいう


「ええ、そうですね」


あくまでも上品にアイスティーを飲み干した和


「……そうね」


アイスコーヒーを飲み干しつつも気が逸るのを堪えられない憧


「ああ、お会計を済ませてくるから待っててくれ」


「え?私たちの分はちゃんと出すわよ?」


憧の言葉に穏乃も和も頷く


「いや、せっかくのデートだからさ」


「でも……」


「ここは俺にかっこつけさせてくれよ」


「……ありがとう」


「もしかして照れてるの?」


「ち、違うわよ!」


穏乃の軽口に顔を真っ赤にして反論しても説得力ないぞ、憧


「わかりました、ごちそうになりますね」


「ああ、おまかせあれ」


幸い破格ともいえるバイト代が財布の中にはあるから大丈夫だ


やっぱりデートならかっこつけたいしな






「そういえばどこに行くんだ?」


「え?そういうのってあんたが決めるんじゃないの?」


「……すまん」


「ねーねー、せっかくならそこのデパートに行ってみようよ!」


「賛成です」


「そこなら憧のほしいものもあると思うよ?」


「なにかほしいものでもあるのか?」


「ま、まあ……」


俺の質問に言葉を濁す憧


「憧ってばパンツとブラを……」


「はいはい、シズはちょっと黙ってましょうねー」


強引に口を塞ぐ憧


「と、とりあえず暑いですし移動しませんか……?」


「あ、ああ、そうだな」


「むー!」


穏乃が必死に抗議を試みるが憧が許さない


「ええ、行くわよ」


俺たちは平日のデパートへと足を踏み入れたのだった






「へえ……」


夏らしく入ってすぐに水着の特集をしている


さすが女子高生ということか3人とも目を留めている


熱の入りようは違うみたいだけど……


早々に飽きたらしい穏乃


自分にあうサイズを必死に探している和


そして……新作に心を奪われている憧


その温度差は見ていてとても興味深い


水着には興味ないが3人を見ているだけで面白い


「買っても着ることなんてないんだけどね……」


ようやく諦めがついたらしい憧がつぶやく


「たしかに長野にも奈良にも海はありませんしね……」


同調する和


「川くらいなら裸で泳いだほうが早いもんねー」


それはどうなんだよ、穏乃……


誰ともなく歩き出したので俺もついて行った


そのほうが色々よさそうだもんな






特に目的のない俺たちはとりあえず最上階を目指すことにした


エレベーターを降りてみると目の前にはレストラン街とゲームセンターが見える


「どっちから行く?」


「お昼ご飯にはまだ早いわよね……」


左手の腕時計は11時過ぎだ


「じゃあさ、少しゲームセンターで遊んで行こうよ!」


「あ、あの……」


穏乃の提案におそるおそる手を挙げる和


「ゲームセンターははじめてなので……」


「そうなの?」


「はい……」


「じゃあさ、まずは簡単なものから慣らしていこうよ!」


「そうね、そのほうがいいわね」


「お、お願いします……」


おずおずと頭をさげる和


……谷間ってすばらだな!






モグラ叩きやエアホッケー


初心者にも簡単にわかるだろうというチョイスは当たったみたいだ


現に和はとても楽しそうだ


エアホッケーで俺とのチームで勝った時は嬉しさのあまり飛び上がって喜んだくらいだ


俺も色々な意味で嬉しかった


……揺れるってすばらだな!


他にも4人でお揃いのストラップをクレーンゲームでゲットして……


無邪気に抱きついてきてくれた穏乃


嬉しそうにお辞儀をしてくれた和


いかにもツンデレな反応をしてくれた憧


……みんなかわいい


そんな3人を観れたのだからいくらかかったかなんてささいな問題だ


「そろそろご飯を食べに行かないか?」


時間はいい感じだ


「最後に……あれを撮ってみたいです……」


和がある筐体を指差す


「私も賛成!」


「ま、せっかくの記念だしね」


いわゆるプリクラというやつだ


「ああ、そうだな」


もちろん俺だって賛成だ







「へえ……プリクラってこうなってるんだな」


「京太郎も知らないの?」


「ヤロー一人では入れないからな……」


「ああ……」


「は、早く撮りませんか!」


和が目に見えてワクワクしている


尻尾が生えていれば嬉しそうに振っているだろう


和のケモミミか……


アリだな!


なんとなく和は猫で穏乃は犬っぽい


憧は……女豹?


「人の顔をジロジロみてどうしたの?」


「……なんでもない」


「ならいいけど……」


「早く始めましょう!」


嬉しそうにお金を投入する和に倣って俺たちもお金を投入したのだった







「あ、エトペンフレームがありますよ!」


期間限定と書かれたフレームに和のテンションはかなり高い


「じゃあそれで撮ろうかしら」


「はい!」


凄まじくいい返事だ


そこから先は手馴れた憧が捜査を引き継ぐ


「せっかくだからチューしたいからしゃがんで」


引っ張られるままにしゃがむとほっぺたにあたたかい感触


それに気づいた二人が俺たちを見た瞬間


……ブースが光りシャッターが切られたらしい


加工する前の写真には一人を除いて驚いた表情をしている


だけどたった一人だけ満面の笑みなのだ


「一生の宝物にしよっと♪」


俺の頬に口づけをできた穏乃は嬉しそうだ


「と、とりあえず飯に行こうぜ!」


「……ええ」


「……そうね」


……怖い


「そういえば何を食べる?」


嬉しそうにしている穏乃


反面後ろの二人は……


「あんたが決めればいいんじゃない?」


「須賀くんが選ぶところに文句なんてあるわけないですからね」


とびきりの笑顔


だけどどことなく殺気めいているのはなぜだろう……


「こ、こことかどうだ……?」


気まずい空気から一刻も早く脱出したくて一つの店を指差す


「パスタの専門店?」


「ふーん……」


「いいんじゃないんですか?」


「じゃ、じゃあここにするからな!」


幸いすぐに座ることができ案内された席に座る


憧  穏乃
       通
       路
俺  和


あれ?


逃げ場なくね?









「と、とりあえず俺はこれを……」


店のオススメというランチセットを指差す


パンとスープバーとサラダバーがついてなんとなくお得だしな


「私はナポリタンにしようかな」


「私はジェノベーゼ」


「では私はカルボナーラにします」


ちなみに俺のはアーリオオーリオというやつらしい


物の見事にばらけたな……


店員さんに注文を告げると執事然としたその店員さんはサムズアップをしてきた


どういう意味だよ……


いたたまれなくなって立ち上がろうにもそれすらできない


八方塞がりじゃねえか……


八方美人な俺への天罰だろうか?


だったら受け入れざるをえないか……


そんな針のむしろは料理が揃うまで続いたのだった……






「さ、冷める前に食べない……?」


「そ、そうだな」


穏乃の提案に従う


そうするしか逃げ出す方法がないのも事実だしな


「ええ」


「そうですね」


『いただきます』


4人で声をそろえて挨拶をして一口口に運ぶ


「……美味い」


ニンニクの味がするが香ばしく火が通っているおかげでかなり美味しい


「そうなの?」


「ああ、結構美味いぞ」


「ねえ、一口もらってもいい?」


「ああ、いいぞ」


「じゃあ……」


そういって口を開ける穏乃


そこにパスタを入れてやると美味しそうに食べている


「本当に美味しいね!」


「だろう?」


「私のもどうぞ」


「ああ、もらうよ」


開けた口に入れてもらったパスタをかむとトマトの甘みがきいていてかなり美味い


「美味いな」


「でしょう?」


穏乃は誇らしげだ


かわいい






「あ、あんたたち何してるのよ!」


「そ、そうですよ!」


「え?京太郎と交換しただけだよ?」


「そうだぞ?」


立ち上がらんばかりの勢いの二人に気圧されそうになるが俺たちがしたのはただそれだけだ


「そ、そうじゃなくて……か、関節キスじゃない!」


「そうですよ!」


「え?えっちもしたのに今更気にするの?」


「そ、それは……」


「そ、その……」


穏乃のセリフに口ごもってしまう


「ほら、あーん」


「あ、あーん……?」


「和もあーん」


「あ、あーん……?」


憧と和にも穏乃と同じようにしてやると美味そうに食べている


「美味いか?」


「う、うん……」


「そ、そうですね……」


「二人とも京太郎と関節キスしてね♪」


みるみる赤くなっていく二人の顔を見るのは正直いって面白かった






「せっかくのデートなんだから楽しもうぜ」


真っ赤な顔の二人にそう提案してみる


「そ、そうね……」


「初めてのデートは楽しい思い出にしたいですし……」


「これで仲直りだね♪」


嬉しそうな穏乃


「どうして撫でるの?」


「……気にしないでくれ」


ただ無性に撫でたくなったのだ


「ほら、私のも食べてみなさい」


「私のもどうぞ」


そういって差し出してくれる二人


あれ?ここって天国じゃね?


「……?」


ポニテではあるが天使もいるしな!









『ごちそうさまでした』


食事を終えた俺たち


なぜかサービスでデザートがついたけど美味しかったのでよしとしよう


4人分の会計をすませると先ほどの執事みたいな店員さんに再びサムズアップされた


どういう意味だ?


「お昼ご飯までおごってもらってごめんね?」


申し訳なさそうにしているみんな


「気にしなくていいのに……」


「おごってもらって当然みたいな女になりたくないの」


「憧……」


「な、なによ……?」


「いい女だな、おまえ」


「は!?ななななにを言い出すのよ!?」


「いや、本音だ」


「も、もう……」


「憧、照れてるね」


「顔が真っ赤ですよ、憧」


「い、いいからさっさと行くの!」


さっさと歩いっていってしまう憧を追いかける


……かわいいな


そのあとは特に予定もないのでぶらぶら歩いた


それにしてもないものはないんじゃないのか?


そう思えるくらいにはすごい品揃えだ


「あ、そういえば憧のほしいものが売ってるじゃん」


そういって穏乃が指差す


だけどそこはどう見ても……


「……下着売り場?」


「うん!憧が……」


「はいはい、シズは少し黙ってようねー」


「むー!」


口を塞がれた穏乃が必死に抗議しようとするがうまくいかない


「私も寄ってもいいですか?」


様子を見ているだけだった和が口を開く


「和も何か買うの?」


「ええ、最近サイズがきつくなってきて……」


穏乃の口を塞いだままの憧の質問に和が答える


「……ああ」


「ど、どこ見てるんですか!」


3人の視線に顔を赤くした和が慌てて両手で覆おうとする


その大きさが大きくなるのは俺だけじゃなくて憧や穏乃もみたいだ


……やっぱりでかいな






「まだ大きくなるなんてすごいねー」


ようやく解放された穏乃がひとりごちる


「ちなみに今どれくらいなの?」


「実は……」


質問した憧に和が耳打ちする


「嘘!?JからKになったの!?」


「大きな声で言わないでください!」


真っ赤にした和が起こる


たしかにあのボリュームなら納得だ


俺の知っている人でそれ以上ありそうなのははやりさんと霞ちゃんくらいだらう


「へえ……和ってこんなのしてるんだ……」


おもむろに穏乃がKカップと書かれたブラを胸に当てる


「……ドンマイ」


「どういう意味さ!」


「た、たぶんまだシズも大きくなるわよ?」


「え?……え!?」


ま、まあ人それぞれだな






「でも普段つけてないからよくわかんないや」


そういって笑う穏乃


「……え?」


その言葉に俺たちは驚きの声を上げる


「ちょ、ちょっと来なさい!」


「な、なに!?」


憧が穏乃の手を引いて試着室へと入っていく


残された俺と和はただ顔を見合わせるしかできない


「……うう、汚されたよ」


「人聞きが悪いこと言わないで!」


「それで憧、まさか本当に……」


「……着けてなかったわ」


「……痛くないんですか?」


「たまにこすれてちょっと痛いけど大丈夫だよ?」


「そ、そうですか……」


これが持つものと持たざるものの格差というやつだろうか……


「と、とにかく!選んであげるからちゃんと着けなさい!」


「えー」


「いいから!」


「……はい」


凄まじい憧の気迫に穏乃は観念したらしい






「それにしてもいろいろあるんだなぁ」


「見えないところにも気を遣わなきゃいけないんだから当然でしょ!」


誰にも聞こえないようにつぶやいたと思ったが憧にはしっかり聞こえていたらしい


「そ、そうか……」


色や大きさだけでなく、形にも違いがあるらしい


透華様の着けていたような後ろにホックの付いているタイプだけでなく前についているタイプ


小さめのサイズに多いホックすら付いていないタイプ


大きめのサイズに多いボタンで留めるタイプ


いつかお笑い芸人が着けていたヌーブラというやつ


穏乃や憧、さらには和で使うタイプが違うらしい


さらには材質なども違っていてさっぱりわからない


中には本当に支えられるのかというような代物だってある


だけど上着をはだければダイレクトに見られるわけか……


それもそれでいいかもしれないな


特に和のあの大きなおもちが……


そんな妄想をしていると試着室から穏乃の声が聞こえる


憧が選んだ下着の試着をしているらしい






「お、おかしくない……?」


おそるおそる開かれたカーテンの向こうには当然のことながら穏乃がいた


だけど……


先ほどまで身にまとっていたらしいジャージは丁寧にたたんで傍に置かれ


淡い水色のいわゆるスポーツブラとショーツで体を覆っているだけだった


「ああ、すっげえ似合ってる」


「ま、私が見繕ったんだから当然よね!」


嬉しそうにしている憧


「も、もう着替えてもいい……?」


「ダーメ♪」


「憧の意地悪……」


「とてもよく似合っていますよ、穏乃」


「えっちまでしたから平気なんじゃないのかなー?」


「そ、それは……」


楽しそうに笑っている憧と和


それとは対照的に照れている穏乃


これがギャップ萌えというやつか……


……アリだな!






「さて、どんどん着替えましょうね~♪」


「うう……」


恥ずかしいからか顔を真っ赤にしている穏乃


……こうして見ると穏乃もちゃんと女の子なんだなぁとしみじみ思う


紛れもない女の子なのは知ってるけどさ


結局穏乃のファッションショーは4回着替えるまで続いた


印象はどれも違ったがどれもとてもよく似合っていた


さすが憧といったところだろうか?


まあ穏乃自体がかわいいというのもあるだろうが……


「憧だって探さないとダメだろ!」


ようやく着せ替え人形から解放された穏乃はご立腹のようだ


「わ、私は……」


「もともと憧のために来たんじゃん!」


「そ、それはそうだけど……」


「だったら京太郎に選んでもらおう!」


「え?」


「え?」


「どういうことでしょう?」


本当にどういうことだろう?






「京太郎は憧にどんな下着を着て欲しい?」


「それは……」


あたりを見渡してみる


当然だけど女性用の下着がたくさんある


その中で憧に似合いそうなものはといえば……


「こ、これとか……?」


目に付いたライムグリーンの下着を指差す


「ふーん……じゃあさっそく着てみよっか♪」


「ちょ、ちょっとシズ!?こ、こら!引っ張るな!」


「私だけなんて不公平だよねー」


先ほどとは正反対だ


「私も試着してきてもいいですか?」


「あ、ああ……」


3人が出てくるまでの間、世間からの刺すような視線に耐えなければいけないのだった……

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最終更新:2026年01月05日 09:31