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「ふぅ……やっぱり気持ちええなあ」


「同感や」


二人並んで座っている少女


「せやけど竜華がこないにはまるとはなぁ」


「それやったら怜かて」


かたや長い黒髪


かたや黒いショートカット


どちらも喋るのは関西弁だ


「ま、なんもかんも誰かさんが洗うのが上手いからやな」


「それもそうやな」


そういって後ろでシャンプーを泡立てる俺に笑いかける


少ない方が園城寺怜さんで多い方が清水谷竜華さん


もちろん髪の毛がだが


お互いに最初は別々に来たがそれ以来一緒に来るようになりいつしか常連となっていた







「御髪を失礼します」


泡立て終わった俺に期待の眼差しをよこす二人


ちょっとした緊張が場を支配する


「ほほう……今日は私なんやな♪」


「京くんのえっちー」


「あ、あはは……」


長い竜華さんの黒髪を撫でると不満げな声が上がる


とはいえ本当に不満に思ってはいない


現に二人とも楽しげな顔をしているしな……


ただ二人して俺をからかっている


俺より年上に二人がかりでからかわれるのだ


勝てるわけもないし勝とうとすら思わなくなってきた


それに……


お姉さんにいいようにされるのもアリだしな







「おかげんいかがですか?」


「うん、ちょうどええで」


「ほんなら次は私やな」


「ええ、かしこまりました」


竜華さんの長い髪を洗い終えると今度は怜さんの番だ


長い黒髪に苦労したのでかなり楽に感じる


とはいえ二人の目が光っているので手を抜けないのだが


「いつものことながら気持ちええなあ」


「ありがとうございます」


怜さんの言葉に頭を下げる


「たしかに自分で洗うよりずっと気持ちええもんなぁ」


竜華さんも頷いている


「ありがとうございます」


褒められることは多々あるがそれでもやっぱり嬉しい


「流すので目を閉じてくださいね」


「「はーい」」


楽しげに声をそろえて返事をして同時に目を閉じる


両手にもったシャワーで二人の泡を流していく


体に巻いたバスタオルがしっとりと張り付く


……ごくり


その色っぽさに言葉を漏らさないように唾を飲み込んだ







「じゃあ今度は背中やな」


二人がどちらからともなくバスタオルを外す


そのゆったりした動作から目をそらすことはできない


外したバスタオルを丁寧にたたんで傍に置く


「ジロジロ見んといてや」


「えっち~」


「……すいません」


文字通り一糸まとわぬ姿だ


せめてもの抵抗に胸元を細い腕が覆う


……尤も完全に隠そうとはしてないけどな


そのせいでちらちらと覗く二人の膨らみはかなりエロい


「それにしても竜華、また大きくなったんちゃうの?」


「そ、そないなことないもん……」


真っ赤な顔で竜華さんが答える


たしかに大きさに格差がある


だけどそこに貴賎はない


大きいのも小さいのもどちらもいいものだ



「やっぱり気持ちええなあ」


先ほどは竜華さんからだったので今度は怜さんからだ


「ええなあ、京くんに手で洗おてもらえて……」


「竜華が洗うてくれるんも気持ちええで?」


「怜……」


「ま、京くんの手の安心感には及ばんけどな!」


「知っとるだけになんも言い返せへん……」


「あはは……」


二人の会話に精一杯の苦笑いを返す


褒められるのは嬉しい


だけど面と向かってだと照れ臭い


ごまかすための精一杯の苦笑いだ


とあるプロ野球の名将といわれる人は褒めるときはメディアを通してだったららしいがわかる気がする


今だってにやけるのを鏡越しに見られないようにごまかすのに必死だしな






怜さんの広いとはいえない背中が泡まみれになったのを確認して竜華さんの背中にも手を伸ばす


「やっぱり気持ちええわ」


「京くんの手やからな!」


なぜか怜さんが得意げだ


「そう言いたくなるんもわかるわ」


俺にはよくわからないけど悪い気はしないな


「で?どっちの背中が好みなんや?」


「……え?」


「たしかに興味あるなぁ」


怜さんの質問に呆気に取られていると竜華さんが追撃してくる


『どっちもいいですよ?』


そう答えるのが模範回答だろう


『そないな回答は許さへんよ?』


振り向いた二人の視線はそう告げている


「えっと……」


少しでも時間稼ぎをするが明暗は浮かばない


しかたない


腹を括るか……






「えっと……」


俺に期待の眼差しをよこす二人


「柔らかさなら竜華さんの方が上です」


二人の視線のメッセージが変わる


「でもすべすべさなら怜さんの方が上です」


また二人の視線が変わる


結論を言えと催促してくる


「だから……どっちがいいか甲乙つけがたいです」


俺の答えを聞いた二人はお互いに顔を見合わせる


二人とも気に入らなかったのだろうか……?


さすがに不安になってくるぞ……


「ま、及第点やな」


「悪くない答えやな」


そういって微笑みかけてくれる二人


思わず大きく息を吐き出した俺を二人は楽しげに笑いながら見つめていた







「せやけど竜華が柔らかいのはわかる気がするわ」


怜さんが口を開く


「どうしてや?」


竜華さんが質問する


「やって……色々肉が……」


「ああ……」


思わず納得してしまう


「ふ、二人してどこ見てるんやえっち!」


真っ赤な顔の竜華さんが叫ぶ


「うん?太もものこと言うただけやで?」


「ええ、一度膝枕してもらいましたけどすっげぇ気持ちよかったですよ」


「……え?」


「何を想像したんやろうなぁ」


「ええ、そうですね」


「えと……その……」


竜華さんはしどろもどろだ


「知らんもん……」


顔を赤くしたまま俯いてしまう


「まあまあ、今度は前やから機嫌なおし」


「…………ぅん」


そういって二人がこちらに向き直る


言葉をもらさないように生唾と一緒に飲み込んだ


「やっぱり大きいなあ」


「ええ」


怜さんの言葉に頷く


「ふふん、今度は騙せれへんからな!」


そういって張ったせいでまた大きく揺れた


「ほんまに竜華のおっぱいは大きいなぁ」


「ええ、本当に」


全く異論はない


「ふ、二人して何言うてるんや!」


顔を真っ赤にして両手で覆う


「柔らかさもなかなかやな」


「ええ」


「うぅ……」


どうすればいいかわからず俯いている


本当に竜華さんはからかいがいがある


とはいえいつまでもこうしているわけにもいかない


両手に再び石鹸を泡立てた







「ほら竜華、そのままやと洗ってもらえへんよ?」


俺が泡立てている間に怜さんが竜華さんを慰める


「知らんもん」


そういってほっぺたを膨らませるのはまさしく子供だ


体つきは全然子供じゃないけどな……


「しゃあないなぁ……」


怜さんがわざとらしくため息を吐く


「私が洗うてもろうとるんを黙って見とってな」


「え?」


「だってそのままやと洗うてもらえんからな」


「ええ、たしかにそのままでは洗えませんね」


怜さんの狙いに俺も同調する


「せやから竜華、見とってな」


「よろしくお願いしますね」


お互いに底意地の悪い笑顔を浮かべていることだろう


「そ、そんなのあかん!ちゃんと洗って!」


「ええ、かしこまりました」


恥ずかしさのせいか真っ赤な竜華さんを見ながら怜さんと笑った







「じゃあ洗っていきますね」


「…………ぅん」


か細い声で返事しながら竜華さんが頷く


その声を聞きこれから洗う竜華さんの体を観察する


先ほどまで胸を覆っていた腕は柔らかい太ももへと垂らされている


足は開かれているせいでしっかりと秘部の上部を覆う陰毛が丸見えだ


その茂みに守られるような最もデリケートで敏感なそこはぴったり閉じている


そして何よりも目を引く胸


たわわという表現がふさわしい膨らみの先端でツンと上を向いた淡い桃色の乳首


女性の胸を見るのは初めてではないがかなり上位に入る胸だ


思い切り揉みしだいたり吸い付いたり舐めまわしたいのを必死でこらえる


「あ、あまり見られると恥ずかしい……」


乳首と同じように桃色に染まった頬


全てがとても魅力的でいつまでも見ていたいほど芸術的だ


気持ちを落ち着けるため何度生唾を飲み込んだかもう覚えていない






「竜華だけやないで?」


怜さんは不満げだ


「ま、見とれるんもわかるけどな」


すぐに機嫌を直してくれるのでありがたい


「で?こっちはどうや?」


「そうですね……」


怜さんの体を竜華さんと同じように見てみる


はっきりいって色々とボリューム不足だ


胸の下で腕を組んで持ち上げてみても竜華さんには及ばない


それでも竜華さんのよりさらに小さく色の薄い乳首は思わず舌先で転がしたくなるくらいかわいらしい


スレンダーという言葉がぴったりな体つきはシュッとしたくびれが素晴らしい


デリケートな部分を守るはずの陰毛はまだ揃っていない


さすがに両手でも足りないくらいには生えているがな


ただ竜華さんと同じく最もデリケートなそこはぴったり閉じている


二人とも男性経験がないという言葉を何より雄弁に語っている


「とても綺麗です」


「さよか」


そっけない返事とは裏腹に顔はにやけている


やっぱり喜んでもらえると嬉しい






「じゃあ竜華さんから……」


そういって手を伸ばした時だった


「ちょい待ち」


「はい?」


竜華さんの言葉に手を止める


「せっかくなら二人同時に洗うてくれへん?」


「「え?」」


竜華さんの言葉に怜さんと声が重なる


「どうせなら怜も一緒に気持ち良くなりたいんや」


「は、はあ……」


「手は2本あるやろ?」


「なるほど……」


言おうとしていることはわかる


「でも竜華はそれでええんか?」


「怜はいやなん?」


「そないなことはないけど……」


「やったら決まりやな」


ええな?と視線が尋ねてくる


「かしこまりました」


そう答えるしかないだろう







右手で竜華さんを


左手で怜さんのお腹を撫でる


「おお……」


新鮮な感触に思わず声に出してしまう


「どないかしたん?」


くすぐったそうな顔を俺に向けてくる


「いえ……お腹を洗うのでも違いがあるんだなぁと思いまして……」


「やっぱり……」


何かに納得いった様子の怜さん


「どういうことや、竜華?」


「……全裸で体重計」


「ななななんのことや!?」


ごまかそうとしているが明らかに隠しきれていない


「どうかしたんか、竜華?」


悪い顔とはこんな顔のことだろう


「……2キロだけやもん」


「ほーん……」


触れないほうがいいことも世の中にはあるらしい







お腹のあたりはだいぶ白くなってきた


片手ずつということで時間はかかるがそれでも終わらないわけではない


「もうちょっと上を洗ってもええよ?」


竜華さんのことばに怜さんも頷く


「わ、わかりました……」


心を落ち着けるために大きく息を吸い込む


そして両手を上のほうへと移動させていく


二人のそれぞれ最も膨らんだところを撫でる


「「ひゃう!?」」


おお


二人の声が重なったことに軽い感動を覚える


「二人とも、大丈夫ですか?」


「「大丈夫や!」」


「わ、わかりました……」


そこまで重なると圧倒されてしまう







二人の胸を洗っていく


そして面白いことに気づいた


竜華さんの弱点は乳首


かたや怜さんの弱点は乳房


竜華さんの乳首を強めにつねる


怜さんの乳房を強めに揉み込む


それだけで二人の喘ぎ声が大きくなる


二人の体を洗うのは初めてではない


だけどここまでの反応は初めてだ


二人同時というのもあるかもしれないけど


お互いがお互いにばれないように


それがかえって快感を高めるらしい


「……終わりましたよ?」


一応二人に声をかける


しかし返事は来ない


肩で必死に息をする二人からはおおよそ胸をもらっていただけとは信じられない


……その反応に生唾を飲み込んだのはいうまでもない







あとは……


しっとりと湿っているそこだけだ


二人もそこを洗うのを懇願するように俺を見ている


いや哀願というほうが正しいだろうか?


もちろん洗うのにやぶさかではない


ただ……


「どこを洗って欲しいんですか?」


少しくらい意地悪したっていいじゃないか


「そ、それは……」


「言わさんといて……」


真っ赤な顔を二人


もちろんわかっている


わかってはいるが……


「ちゃんと言ってくれなきゃわかりませんね」


ここは俺の我慢のしどころでもあるな……


「「お、おめこもお願いします……」」


「ええ、かしこまりました」


震えながらハモった二人の声に思わず暴発しそうになったのは内緒だ






開いた足のおかげで丸見えだ


湿っているというより滴り落ちるというほうが正しいくらいだ


割れ目を下からゆっくりと指先で撫でていく


たったそれだけのことなのに二人にはかなり刺激的らしい


必死に声を押し殺そうとしているが全くの無駄だしな


先ほどは二人の声だけだった


今度はさらに卑猥な水音まで加わる


卑猥な四重奏が狭い部屋によく反響する


割れ目ばかりを洗うわけにもいかない


茂みのほうを指先で撫でるとかたやチクチクとした刺激


かたやふんわりとした羽毛のような柔らかさ


その感触を楽しみながら二人の秘部を責めていく


「ア、アカン……!」


「ちょ、ちょい待ち……!」


二人のことばはもちろん無視だ


今日一番甲高い喘ぎ声と凄まじい勢いの2本の噴水とともに二人は同時に、そして盛大に絶頂に達した……






おおぅ……


二人の美少女はまだ絶頂の余韻に浸っている


肩を大きく揺らせながら呼吸している


まだ滴る水滴に口の端から漏れる唾液


とてもじゃないが人様に見せられるような姿ではない


それを独占しているわけだが……


「……意地悪」


「……鬼畜」


回復したらしい二人から白い眼差しを向けられる


「つ、つい出来心で……」


精一杯の言い訳だ


「ま、今日は許したるわ」


「気持ちよかったのは事実やしな」


「ありがとうございます……」


快楽を噛み締めるかのように二人揃って伸びをする


その快楽のほどは俺のふやけた指が証人だ







「「不合格や」」


完全に戻ったらしい二人が声をそろえて満面の笑みでいう


「……はい」


「意地悪なんも悪くはないんやけどなぁ」


「ただせっかくやから優しいほうがええなぁ」


「……はい」


「ま、また次の機会ちゅうことや」


「あの……厳しすぎませんか……?」


思わず聞いてしまう


「一生に一度しかない初体験やで?」


「どうせなら二人とも同時に気持ち良くしてもらいたいしな」


「はぁ……」


「じゃ、またな」


「またくるで」


「ええ、お待ちしております」


俺の頬に両サイドからキスをして楽しげに出て行く二人


「……着替えるか」


そんな二人とは対照的に一人寂しくトイレへと向かった……




カンッ



「いらっしゃいませ」


ドアを開けて入ってきたお客様に挨拶をする


「今日はよろしくお願いします」


そういって礼儀正しく頭を下げる


「い、いえ、こちらこそ!」


慌ててお客様に倣う


さすがにお客様より礼を失するのは論外だろう


「えと……高校1年生ですけど問題ないですか?」


俺が示した椅子に座りながらお客様がおずおずと尋ねてくる


「ええ、問題ないですよ」


「そうですか……お兄さんみたいな大人の方なので相手も大人じゃないとダメなのかと……」


「いえいえ、そんなことないですよ」


「よかったです……」


そういって安堵のため息を吐いた


「そもそも私も高校1年生ですからね」


「ふーん……」


な、なんだ……?


さっきとは大きく空気がかわったぞ……?







「だったら敬語もいらないね」


「……え?」


「ちなみにアンタ何月生まれ?」


「2月ですけど……」


「だったら12月生まれの私のほうが年上じゃん!」


「ええ、まあ……」


といってもたった2カ月くらいだけどな


「つまりさ……敬うってことだよねー」


「……え?」


「ま、高校100年生のこの淡ちゃんの体を洗えるだけでも光栄に思ってよね!」


「は、はあ……」


そういって俺に背中を向ける自分を淡ちゃんと呼んだ少女


少なくともお嬢様という印象は間違いだったらしい


そして……


おそらくだけど……


バカだ







「御髪を失礼します」


「うむ、苦しゅうないぞ♪」


そういって笑っている


俺のほうとしてはあくまでもお客様に対する礼儀としてそういっただけだ


決して高校100年生に敬意を表したわけではない


そもそも高校100年生って何歳だよ……


それにしても長い金髪だな……


「おお」


思わず声を出してしまった


「ふーん……淡ちゃんの髪の毛にびっくりしたんだ」


「え、ええ……」


悔しいけど事実だ


「サロンS・I・Dのオリジナルで毎日ちゃんとお手入れしているからね!」


「そ、そうですか……」


よくわからないけどすごそうだということはわかった


「そんな淡ちゃんを満足させるなんて並大抵のことでは無理だからね!」


「そ、そうですか……」


そういわれて引き下がるわけにはいかない


俺にだって三助としての矜持ってやつがあるからな!









長い髪の毛を手を櫛のようにして梳るように


決して手櫛みたいに乱暴になってはいけない


ひっかかってしまうと痛いからな


「かゆいところはござませんか?」


「ございませーん♪」


楽しげな様子を見るに満足してくれてるみたいだ


繊細な毛先は両手で包み込むように


そうやって少しずつだけど確実に綺麗にしていく


それにしても多いな……


ウネウネと蛇みたいに動き出したら怖いぞ


ちょっとしたホラー映画よりずっとホラーだ


……ないよな?


「流すので目を閉じててくださいね」


「はーい」


目を閉じてるのを確認してシャワーでシャンプーを洗い流していく


よし、きれいになったな


しっとりと張り付いた長い金髪を見てほっとした息を吐き出した







「いかがでしたか?」


俺の出来を確認してみる


ちなみにかなり自信ありだ


「うーん……惜しいね!」


「……え?」


「いい線いってるけど高校100年生の淡ちゃんを完璧に満足させるにはもうちょっと修行が足りないね!」


「そ、そうですか……」


予想外の反応にがっくり落ち込みそうになるのを必死にこらえる


「でも……すっごく気持ち良かった、ありがとう!」


「お、おう……」


不意打ちの笑顔に思わずどきりとしてしまう


こいつ……黙って笑ってたらかなりモテるんじゃないか?







「そういえばここって背中とかも洗ってくれるんだよね?」


「ええ、そうですね」


「せっかくだからお願いしようかな」


「かしこまりました」


「ストップ」


「はい?」


「堅苦しいから敬語禁止!」


「……え?」


「ほら、同級生なんだし……えっと……」


「須賀京太郎です」


「キョータロー……呼びやすくていいね!」


「あ、ありがとうございます?」


褒められてるのか、これ?


「じゃあ私のこともト・ク・ベ・ツ・ニ淡様でいいよ!」


「……淡」


「ま、キョータローが呼びやすいならそっちでもいいや」


「じゃあ改めてよろしくな、淡」


「こっちこそ」


そういって歯を見せて笑う


うん、こっちのほうが淡っぽい感じがする


「じゃあ背中を流すからバスタオルを外してくれるか?」


「うわぁ……」


「な、なんだよ……」


訝しげな視線を俺に向けてくる


「キョータローはさ……淡ちゃんの裸を見たいの?」


「は!?」


思わず間の抜けた声を出してしまう


「どうなのさ」


どことなく楽しげに見えるのは気のせいではないはずだ


「……別に」


なんだか淡のいいようにされるのは癪だ


「ふーん……淡ちゃんのナイスバディに興味ないんだー」


バスタオル越しでもはっきりわかる体の凹凸


和にはおよばないまでも憧と同じかそれ以上はありそうだ


「どうなの?」


「…………見たい」


……悔しいが欲望には勝てなかった


「最初から素直にいえばいいのにー」


そういって楽しげにバスタオルを外していく淡


「……え?」


「ざーんねんでした♪」


下には水着がしっかり着てあった


なんだよこの裏切り……







「で?淡ちゃんの水着の感想はないの?」


真っ白な水着はいわゆるビキニタイプというやつだ


程よく膨らんだ胸


キュッとくびれた腰周り


そして丸みを帯びたお尻


まさに理想的な体型といれるだろう


「……まあまあだな」


先ほどのちょっとした復讐だ


「ふーん……」


あからさまにつまらさなそうだ


不機嫌なのを隠そうという意思がまったく見えない


「あ」


あることに気づいた


「なになに!?」


褒められるかもという期待からか目が輝いている


「背中を流すんなら上を外さないとな」


我ながら悪い笑顔だろうという自覚はある


「も、もちろん知ってるもん!」


そのわりには声が震えている


「外すからいいっていうまで目を閉じててよ?」


「ああ、もちろんだ」


困惑しているだろう淡を直接見られないのは残念だけど武士の情けってやつだ







「い、いいよ……」


衣擦れの音に妄想を炸裂させていると淡の震える声に中断させられた


どんな顔をしているのだろうか


そんなことを楽しみにしながら目を開けた


「おお……」


「あ、淡ちゃんのナイスバディにメロメロになっちゃった?」


声を震わせながらでもそんな軽口が叩けるなんてさすがだ


「ああ」


「ま、まあ!淡ちゃんだから当然だよね!」


あの淡が耳まで真っ赤にしながら必死に両手で胸を覆い隠しているのだ


大いにアリだ


「ほら、背中流してやるから座れよ」


「う、うん……」


最初の傍若無人な態度はどこにいったのか


しおらしく上品に座る


ギャップって素晴らしいな!


いつまでもそんな淡を堪能していたい


だけどそうもいかないのでタオルに石鹸を泡立てる


……なるべく時間をかけてな









「流していくぞ?」


「うん」


さすがに慣れたのか開き直ったのかいつもの調子だ


それでもさすがに胸をさらけ出すのは恥ずかしいのか両手で懸命にガードしている


形の良さそうな胸は潰れていて柔らかさを想像するのは難くない


「気持ちいいか?」


「うん!」

楽しそうに大きく首を縦に振ってくれる


これほどまでに喜んでもらえるとこっちも嬉しい


「先輩を洗うことはあっても洗ってもらうことはないからね」


「そうか……」


運動部とかのしきたりなのだろう


「せっかくならテルーも洗ってもらえばいいのに……」


「そのテルーって人は先輩か?」


「うん!すっごく強いんだよ!なにせ日本一だからね!」


「そうなのか……」


そんなすごい人もいるんだな


その人はなんの競技かはわからないが仮にも日本一なのだ


ハンドボールで全国大会を知っている身としては本当にすごい人だということがよくわかる


会ってみたいな……






長かった髪の毛とは違いそれほど広くない背中は洗うのにそんなに時間はかからない


あっという間に白い泡に覆われた


「ほら、流すぞ」


「うん」


シャワーで流してやると白い水着の方へと溜まっていく


石鹸の白


水着の白


そして柔肌の白


どれも同じ白のはずなのにどれも違う白だ


「終わったぞ」


「……ありがと」


「お礼はちゃんと言えるんだな」


「当たり前でしょ!」


振り返ったその顔はまったく怒っていない






「ねえ、ここって髪の毛と背中以外も洗うって先輩に聞いたんだけど本当?」


「……まあ」


「それっておっぱいとかも?」


「…………ああ」


先輩というのが誰かはわからないがまぎれもない事実だ


「じゃあさ、私も洗ってよ」


「……え?」


「私の体を洗うのはいや?」


「いやじゃないけどさ……」


「でも一つだけ条件ね」


「条件?」


「そう、私が洗うときキョータローもそれを脱ぐこと!いいね!」


「あ、ああ……」


あまりの勢いに気圧されて流されるままにそう返事してしまった……


「なあ……本当に脱がないとダメか……?」


「淡ちゃんだけが裸なんて許されるわけないでしょ!」


「そ、そうか……」


互いに背中を向けあっているのに声の迫力は十分だ


しかたない……


覚悟を決めるか……


女性の前で服を脱ぐのは初めてではない


その相手も一人や二人でもない


とはいえ……


やっぱり初対面の女性に肌をさらすというのは恥ずかしい


……せめてもの俺の抵抗だ


「よし、大丈夫だぞ」


バスタオルを巻くのは許されるだろう……


そういって振り向いた







「「え?」」


お互いに声が重なる


「どうしてバスタオルなんて巻いてるのさ!」


「そっちだって手で隠してるじゃん!」


「女の子なんだから当たり前でしょ!」


「だったら俺も男だからな!」


「意味わかんない!」


「こっちのセリフだ!」


お互いに応酬で大きく息が上がっている


普段ここまで口論しないぞ……


「あのさ……」


「おう」


絶え絶えの息の淡の言葉に頷く


「せーので気をつけしよう?」


「……え?」


「そうしたらお互いに隠せないでしょ?」


「たしかに……」


「じゃあ……」


「「いっせーのーで!」」


お互いに体を隠すものを取り払った







おお……


声が出そうになるのを必死に飲み込んだ


膨らみの十分な乳房


しっかりとくびれた腰周り


そして……


「……え?」


「やっぱりおかしいと思ったんだ……」


「そ、そんなことないぞ……?」


「うそつき……」


黒々と茂るはずの茂み


なんだけど……


「そっちも金髪なんだな」


「し、知らないもんバカ!」


ちょっとしたカルチャーショックだ







「やっぱりおかしいんだ……」


淡がつぶやく


「小学校の修学旅行でバカにされたから見せたくなかったのに……」


「お、おう……」


なにやらトラウマが甦っているらしい


「キョータローもそう思うでしょ?」


「そんなことないぞ」


「……え?」


「それはそれできれいじゃないか」


「……本当?」


「ああ、本当だ」


「…………ありがとう」


「おう」


照れ臭そうにお礼を言った淡に笑いかけてやる


やっぱり淡はこっちのほうがかわいいと思う





お互い全裸だけどな






「そういえばさ」


「なんだ?」


「それってさ……『ボッキ』ってやつだよね……?」


「は、はあ!?」


何を言ってるんだこいつ!?


「性的興奮を覚えると男性器は『ボッキ』するって保健の教科書に書かれてたもん」


そういって楽しげに笑う


「生で見るのは初めてだけどそうなんでしょ!?」


子供みたいに無邪気に目を輝かせながら聞いてくる


「ま、まあ……」


適当にごまかすという選択肢は瞬く間に奪われてしまった


「ふーん……今性的興奮を覚えてるんだ~」


楽しげに笑っている


悔しいが事実だ


死んでも認めたくない事実だけどな!









「じゃあさじゃあさ!」


俺の沈黙に気を良くしたのかさらに元気になる淡


「『ジイ』ってやつをすれば『シャセイ』ってやつが見れるの!?」


「ま、まあ……」


ぐいぐいくる淡にタジタジだ


「見たいな♪」


「淡、おまえは一つ誤解している」


「誤解?」


「そう、『自慰』ってやつはいつでもはできないんだ」


「そうなの?」


「ああ、『オカズ』が必要なんだ」


「そうなんだ~」


何言ってんだ俺……


そんな俺とは対照的にしきりに頷いている淡


「『オカズ』ってなんなの?」


「そうだな……えっちぃ気分になれるものだな」


「たとえば?」


「……淡の……えっちぃ姿とか」


「そんなのでいいの?」


「え!?」


「キョータローが『シャセイ』を見せてくれるんならなんでもするよ!」


「そ、そうか……」


本当大丈夫か……?


俺のほうが不安になってきた……


せっかくだし甘えるとしよう









「本当にこんなのでいいの?」


「……ああ」


「ふーん……私のこんなのを見たいなんてキョータローって変なのー」


俺は正座をしている


淡はといえば……


足を広げて椅子に腰掛けている


おかげで髪の毛とお揃いの茂みの間の割れ目が丸見えだ


「えっと……こうすればいいんだっけ?」


「ああ」


「こんなのくすぐったいだけなのに……」


片手で自らの乳房を弄ぶ


もう片方の手は自らの割れ目を弄ぶ


憧のいっていたやり方だ


「ちなみに淡は普段は『自慰』はしないのか?」


「え?男の子しかしないんじゃないの?」


その言葉を裏付けるかのように動きはぎこちない


……まじでウブだな


このやり方を披露していた誰かさんとは大違いだ






「ねーまだー?」


ぎこちない動きの淡が催促してくる


俺自身も手を動かしてこそいるがまだだ


さすがに機械的に手を動かしてるだけじゃな……


「なあ、淡、一つ提案なんだけど……」


「なに?今更見せられないなんて言ってもダメだからね?」


「いや、そうじゃなくてな」


「じゃあなに?」


「せっかくだからさ、淡も射精してみたいか?」


「え!?私もできるの!?」


予想以上の食いつきだ


「ああ、厳密には違うけどな」


「うん、やる!」


即答かよ……


「じゃあさ、二人で協力しないとできないけど協力してくれるか?」


「もちろん!」


本当に大丈夫か……?


ただこんな乗り気の淡のやる気をくじくのはあれだろう


「じゃあさ……」


そういって淡に指示を出していった







「重くない?」


「ああ、大丈夫だ」


今淡は俺のお腹の上にいる


それもお尻を俺に突き出してだ


「それにしても男性器って近くで見ると結構グロいね」


「……そっちもな」


「そんなことないもーん!」


いわゆるシックスナインという体勢だ


「それでさっきキョータローがしてたみたいに男性器をこすればいいの?」


「ああ」


お腹に押し付けられる程よく潰れたおもちが気持ち良い


「じゃあ……」


たどたどしい手つきで扱き始める淡


「でもこんな格好する必要なくない?」


そんな淡の疑問は尤もだ


ちゃんと意味があるぞ


それを体に教えてやらないとな……!







それにしても……


凄い眺めだな


しっかりと丸みを帯びたお尻


覆うものがまったくなくて小さな穴まで丸見えだ


さらに普段なら決して見せないだろう割れ目も丸見えだ


黒い茂みに守られたり茂みすらなかったりするのは見たことはある


だけど……


金色もいいな


まったく触ることすらないらしく綺麗に閉じている


ここを無理やりこじ開けるのだ


罪悪感もだがその達成感はすさまじいだろう


ほとんど即決といっても差し支えのない時間考えてそこに舌を這わせた








「な、なにしてるの!?」


「淡の射精の準備だ」


「そ、そこはおしっこの出る穴だよ!?」


「おまえがいじってるのだって一緒じゃないか」


「たしかに……」


「それにこの方法が一番確実だからな」


「じゃあ……私もそうするとキョータローも早く『シャセイ』を見せてくれるの?」


「淡が気持ち良くできたらな」


「できるもん!」


「ふーん……」


「高校100年生の実力見せてやるんだから!」


「へっ、返り討ちにしてやるよ!」


奇妙なきっかけから始まったくだらない意地の張り合い


だけど俺のツボを的確についてくる


この成長速度はたしかに高校100年生といっても過言ではなさそうだ


そして……


勝負は引き分けに終わった……







「大丈夫か?」


「……うん」


力なく横たわっていた淡が体を起こす


「で?どうだった?」


「ただのおしっこじゃん……」


「ほう……あんな風な感じなのか?」


「ううん……いつものよりずっと気持ち良かった!」


「だったらいいじゃん」


「そうだね!」


こいつがこんな性格でよかった!


「ねえ、また私に『シャセイ』させてくれる!?」


「いいけど……誰にでも頼むなよ?」


「こんなのキョータローにしか頼まないよ!」


「そ、そうか……」


満面の笑みで言われたら返す言葉もない


体をシャワーで流してやると淡は楽しそうに出て行った


本当に大丈夫なんだろうか……


そんな不安が大きく残った……




カンッ


「いらっしゃいませ」


扉を開いて一人の少女が入ってくる


「あれ?今日は憧一人か?」


「なに?私一人で来ちゃダメなの?」


「いや、そんなことはないけどさ」


あからさまに不機嫌だ


「ま、いいわ、さっさとしてくれる?」


「あ、ああ……」


勝手知ったる他人の家


俺の家じゃないけどさ……


常連といっても差し支えのないその少女は不機嫌さを隠そうともせずにバスタオルで隠した肢体を椅子へと下ろしていく


親しき仲にも礼儀あり


むしろ親しいからこそ礼儀正しくいかないとな


ましてや彼女なのだから尚更だ


何より憧のこんな顔は見ていたくない


いつも以上に頑張らないとな!


そんな決心をしながらシャワーで憧の髪を濡らした








さて……


濡れた髪の毛がしっとりと張り付く


まったく話しかけようとしてくれない憧の顔色を伺いつつシャンプーを泡立てる


大抵誰かと一緒にいるからごまかせるが一対一ともなればごまかしがきかない


さらに憧のことだ


いつも以上にチェックは厳しいだろう


大きく息を吸い込んで精神を集中させて憧の髪の毛を撫でる


「……ぅん」


くぐもった声があがる


少なくとも不快さからくるものではないみたいで一安心だ


そのまま憧の髪の毛をいつも以上に丁寧に洗っていく


ようやく洗い終えたときに必死に隠そうとはしているが機嫌がいいのは隠しきれていない


……よかった


ほっと胸を撫で下ろした







「気持ちよかったか?」


先ほど以上に水分を含んで髪の毛が張り付く憧の尋ねる


「…………まあまあかな」


「さいですか」


憧がいうのならそうなのだろう


それを追求するのは野暮というやつだ


「背中を流していくからバスタオルを外してくれるか?」


「いいけど……いいっていうまでちゃんと目を閉じててよ?」


「あ、ああ……」


憧らしくない発言に違和感を覚えつつも言われた通りにする


「……いいわよ」


憧の声を合図に目を開ける


……え?


「なによ」


顔に出ていたのだろう


「な、なんでもない……」


どうしてバスタオルで前半身を覆っているんだ……?


いつもとは違う憧に違和感を覚えずにはいられなかった







少しでも違和感を払おう


そう思い両手に石鹸を泡立てる


「……何してるの?」


憧から質問がぶつけられる


「いつも手で洗ってるじゃないか」


「ちゃんとタオルを使いなさい」


「でも……」


「わかった?」


「……はい」


そんな口調で言われれば断れるわけもない


ただ言われるがままにタオルで憧の背中を流したのだった


…………もしかして嫌われた?


心当たりがありすぎるばかりに否定しがたい現実に思わず胸が張り裂けそうになった



どうすればいいんだ……


相変わらず話しかけようとすらしてくれない憧


そんな憧にかけられる言葉なんて咄嗟に浮かばない


そんなときに俺にできることといえば……


「ごめんなさい!」


「な、なに!?」


頭を下げているせいで見えないが憧が動揺しているのは声から明らかだ


「心当たりがありすぎてどれかわからないけど憧を怒らせてるんならごめん!」


頭を下げたまま半ばやけくそに叫ぶ


「な、なんのこと!?と、とにかく頭を上げなさいよ!」


「いや、憧が許してくれるまで上げない!」


「ゆ、許すもなにも私は怒ってないから!」


「…………え?…………まじ?」


「………………うん」


気まずくなりつつも顔を上げる


「……ごめん」


「……こっちこそ」


どうすんだよこの空気……








「でも本当に怒ってないのか……?」


「たしかに怒ってないといえば嘘になるかも……」


「……え?」


「穏乃だけじゃなくて和にも手を出してるじゃない」


「……う”」


「どうせ他にも手を出してるんでしょ?」


「ま、まあ……」


「人間としてどうなの、それって」


「返す言葉もありません……」


「でもね?それ以上に私に腹が立ってるの」


「……え?」


どういうことだ


「穏乃よりおっぱい大きいとか……和とは違ってちゃんと生えてるとか……胡桃様には勝ってるとか……」


たしかにと言いたくなるのを必死に飲み込む


「そうやって……誰かを貶しながら優越感に浸ってる自分に腹が立つの」


「憧……」


「こんな私……京太郎に好きになってもらう資格もないようないやな女なの……」


最後の声は震えている


はっきりと顔は見えないが泣いているみたいだ







そんな憧にできること


あいにく俺に取れる選択肢は一つしかない


選択肢ですらないけどさ


「……ふぇ?」


ただ抱きしめてやる


バスタオル越しでもなんども見た裸体の柔らかさは十分伝わってくる


「は、離してよ!」


「いいや、離さない」


「どうして優しくするのよ!」


「憧が好きだからな」


「そ、そんなことされたら……京太郎のこと嫌いになれないじゃない……」


「そもそもさ、お互いに好き同士なのに嫌いになる必要があるのか?」


「だって……」


「……たく」


昔から唇を塞ぐにはこの方法に限るよな






「強引すぎるのよバカ……」


糸を引かせつつも顔はまんざらでもなさそうだ


「嫌いじゃないだろ?」


「知ってるくせに……」


「憧の彼氏だからな」


「……バカ」


照れているのか顔は真っ赤だ


でも俺はこんな顔の方が好きだ


「なあ、憧」


「……なによ」


「憧の体……もっと見せてくれよ」


「……えっち」


「お互い様だろ」


「否定できないのが悔しいわね……わかったわ、見せてやるわよ」


そういって立ち上がり振り向いた憧がバスタオルを勢い良く投げ捨てた







「ほほう……」


「すっごくいやらしい視線……」


「憧がいやらしい体をしてるからな」


「和よりおっぱいちっちゃいのに?」


「ああ」


「穏乃よりお股が毛深いのに?」


「ああ」


「胡桃様みたいな体型じゃないのに?」


「さすがにそれは失礼じゃないか?」


「……ごめん」


「そんなことをいう憧は……」


「い、いきなり触らないでよ!」


「これはお仕置きだからな!」


そういって胸や茂みを責める


憧の弱点はよくわかっているからな!


「そ、そんなにされたらぁ!」


情けない声とともに黄色い噴水を噴き出せながら憧が座り込んだ

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最終更新:2026年01月05日 09:41